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【妻の浮気発覚】離婚・許す・制裁…どうするべき?

【妻の浮気発覚】離婚・許す・制裁…どうするべき?

最近、「昼顔」やNHK放送の「さよなら私」などの不倫をテーマにしたドラマが話題になりました。
その影響か、妻の浮気が増えている気がします。
実際に妻の浮気が発覚した場合、他の人たちはどのような行動を取っているのでしょうか。また、妻の浮気発覚後にはどのような選択肢があり、何に気をつけるべきなのでしょうか。

目次

妻の浮気が発覚したエピソード

妻の浮気発覚1

妻の浮気はどのように発覚し、そのあとはどんな結末が待っているのでしょうか。
妻の浮気が発覚した男性たちの様々な体験談を集めてみました。

スマホの使い方が変わったので注意して見ていたら…(28歳会社員・男性)

1ヶ月ほど前から妻のスマホの使い方が変わったように思えた。
今までは友達のメッセージや写真をよく見せてきたのに、自分の前では開かなくなったのだ。

妻の就寝中に、通知が光っているのが見えた。名前はヒロコとの表示だったが、内容は「また水曜に〇〇(妻)とチュッチュしたいよ〜〜」とのラブラブなメッセージだった。明らかに男とのやり取りである。

水曜は出張だったが日程変更で延期になった。しかしそれは妻に言わずに尾行することにした。信じたくなかったが、ヒロコの正体はPTAの役員だった。なんとW不倫をしていたのだ。

絶望的だったが、その時に撮影したラブホテルに出入りする写真が決定的な証拠となり、相手に慰謝料請求をすることができた。息子のことを考え離婚をすることはしなかったが、今もあの時のショックがフラッシュバックする。

外出が増えたので観察していたら…(52歳会社員・男性)

今年に入ってから、妻の友達との外出が増えたように思います。
大学時代のサークルの友達や、高校のバレー部の友達など、お洒落をして外出をする回数が増えました。そこまでは何も思わなかったのですが、夜拒まれることが多いのに下着が前より派手になったのです。

これはおかしいと思い、妻に問い詰めたところ、「だったら何?!離婚する?!私はその方が嬉しいわ」と逆ギレされてしまいました。
結局それ以上問い詰めることもできず、妻のことは愛していたので離婚にも踏み切れませんでした。
その後はカウンセラーに相談し、結局人生をやり直すために離婚をすることを決意。
スムーズに持ち込むためには証拠が必要と聞いたので、探偵にも相談してみました。

結局妻は「離婚したくない、慰謝料払いたくない」の一点張りでしたが、探偵が収集してくれた証拠で観念したのか、その後離婚に進みことができました。

知人が浮気を教えてくれたことで発覚(42歳経営者・男性)

料理上手で、家事もきちんとこなす妻は私の自慢でした。彼女のことは信頼しきっていたため、妻にも自由な時間を楽しんで欲しく、パートや習いごとも自由にさせていました。

しかし、ある日ママ友に「奥さんが男の人と2人で繁華街にいたのを見ました」と浮気かもしれないことを告げられます。

まさか人違いだろうと思いましたが、その日妻のパート先に行ったところ、不在でした。そのあと、偶然とも言えますが、繁華街に行って見たところ、私が見間違うはずもない妻と若い男の姿が。
スマホで撮影し、あとで妻に浮気をているのかと聞いた。
最初は否定しましたが、写真を見せると「ごめんなさい」と謝られました。

そのあとは離婚も考えましたが、妻をもう一度信じることにし、今やり直しています。

浮気が発覚したら、まず証拠を掴む

妻の浮気発覚2

妻の浮気が発覚した時は、冷静でいられないでしょう。また、信じられないかもしれません。しかし、男性に比べて女性は心で浮気をするため浮気相手にのめり込みやすく、放置するとますます妻の浮気に歯止めがかからなくなってしまいます。

そこで、浮気をされたと思ったら、まず証拠を手に入れましょう。
浮気の証拠を集めることで、夫のあなた自身も妻の浮気を事実として受け入れることができます。

大切なのは、浮気が発覚した後にどのような選択肢を取るかです。
離婚や慰謝料請求をするためには、決定的な浮気の証拠を手に入れることで、スムーズな手続きを踏むことができます。

探偵事務所に依頼する方法

浮気の証拠集めは、プロの探偵に依頼することが一番の策です。
浮気の調査を自分でするとなると当人たちに気づかれてしまい、今後浮気の証拠を掴むことが難しくなってしまいます。

自分でも証拠集めはできる

もちろん自分でも証拠集めはできますが、その際には、法的に有効な証拠を手に入れることが大切です。
離婚や慰謝料請求をスムーズに行うには、妻に不貞行為があったことを証明する必要があります。不貞行為とは性行為並びに性交類似行為(オーラルセックスや同性愛行為など)を指し、誰が見てもそれら不貞行為があったとわかる証拠が必要なのです。

ラブホテルに2人で出入りする写真は一番強力

不貞行為があったことを証明するものとしては、ラブホテルに2人で出入りする写真が一番有効でしょう。

また、撮影回数やそれぞれの滞在時間にもよりますが、互いの部屋に出入りする写真手を繋いで歩く写真なども、証拠としては有効です。

妻の浮気発覚から離婚をする場合

妻の浮気発覚3

妻の浮気が発覚した場合、真っ先に考えるのは離婚だと思います。
実際に離婚をするにはどのような手順を踏み、また何に気をつけなければならないのでしょうか。

専門家に相談する

相談する内容によって、相談相手は変わってきます。離婚するかどうかを迷っているのならカウンセラーに、証拠収集なら探偵に、法律のことは弁護士に、調停や訴訟のことなら家庭裁判所の相談室に相談をするとよいでしょう。

離婚カウンセラー

そもそも離婚をするかどうか迷っている場合、夫婦関係全般についての相談をすることができます。
相談料としては、1時間で数万円程度が多いようです。

探偵・興信所

妻が本当に浮気をしているのか、誰と浮気をしているのかなどの調査や証拠の収集を依頼できます。不貞行為があったという証拠を手に入れられれば、離婚や慰謝料請求を支障なく行うことができるでしょう。
調査費用は、内容にもよりますが、平均は60万円ほどします。

弁護士

法律の専門家である弁護士には、離婚に関する手続きや条件の適否などについての相談をすることができます。
相談料は、無料の場合と1時間で1万円ほどする場合が多いようです。

家庭裁判所の相談室

離婚に関する調停や訴訟の手続きに関しては、家庭裁判所の調査官や書記官に無料相談をすることができます。
しかし、相談時間は短く、あくまで手続きに関する相談のみになります。

慰謝料の金額を決める

妻の浮気が発覚した場合、離婚する/しないとは関係なく妻に慰謝料を請求することができます。

慰謝料の相場は大体200万円

慰謝料の相場は大体200万円ですが、請求するためには不貞行為や暴力行為などの有責行為を示す決定的な証拠が必要です。

精神的苦痛が大きいほど慰謝料は増額する

離婚や別居をしない場合、または不倫の期間や結婚期間などが短いなど、精神的苦痛が軽いと見られる場合の慰謝料は50万〜100万円に収まります。

他にも慰謝料請求額を変動させる要素がある

例えば、責任の大きさ結婚期間子どもの有無有権者の社会的地位・悪意・性別や年齢・経済状況支払い能力などの要素が慰謝料として請求できる金額を左右します。

したがって、相手が高額な財産を持っている場合や、また子どもの前で不貞行為をするなどの子どもに悪影響が及ぶと想定される場合にも慰謝料の増額が見込めるでしょう。

財産は基本的に折半する

離婚をする時に決めなければならないのが財産分与についてです。
浮気をされた夫側は「なぜ自分を裏切った妻に財産を与えなければならないのか」と思うかもしれませんが、財産は基本的に折半をする必要があります。

財産分与の対象となる財産とならない財産

夫婦の協力により形成・維持されてきた財産であれば、名義を問わずしても、共有財産として見なされ、財産分与の対象となります。

また、「婚姻前から片方が有していた財産」や「婚姻中であっても夫婦の協力とは無関係に取得した財産」は、特有財産と見なされ、財産分与の対象となりません。

例えば、独身時代に貯めた定期預金や、婚姻中に発生した相続によって得た不動産などは特有の財産にはならないのです。

マイナスの財産(債務)も財産分与の対象になる

支払い未完了の住宅ローンがあれば、それもマイナスの財産として、財産分与の対象となります。
夫婦の共同生活を営むために生じた借金であれば、夫婦共同の債務として財産分与において考慮されるべきですが、個人的な借金(パチンコのための借り入れ)は対象外になります。

浮気をしても親権は妻になることが多い

離婚する際には、子どもとは離れたくないと思うでしょう。しかし、残念ながら親権は母親側に渡ることが圧倒的に多いのです。

親権を決める際は子どもの福祉がいちばん重要

離婚後も子どもを育てるための経済力・環境・愛情などが十分に見込めるかどうかが家庭裁判所の判断基準になるのです。
浮気をしたからと言って子どもへの愛情がないとは言えないとの考えから、浮気をしたことは親権の渡りやすさに関係ないのです。

また、子どもが小さいほど、母親の存在が重要と判断されるので、親権を獲得するのは困難になります。

父親が親権を獲得するには

  • 父親が専業主婦である場合
  • 夫婦が別居状態で父親が子どもと暮らしている場合
  • 虐待や育児放棄など、母親の子育てに問題がある場合
  • 子どもが15歳以上で父親と暮らしたがっている場合

などの、父親の方が子どもといる時間が長く、今後も父親の存在が不可欠だと判断された場合、父親が親権を獲得する可能性が高いです。

また、自分の方が父親としてふさわしいことを調停委員にアピールすることも必要でしょう。

離婚をするメリット

離婚をするメリットとしては、精神的に楽になれる点が大きいでしょう。
子どもがいない夫婦であれば、自分の時間が多く持てますし、自分を苦しめるパートナーから解放され、自分で時間やお金を好きに使うことができます。

離婚をするデメリット

離婚をする場合のデメリットとしては、経済的な部分が大きいでしょう。
特に子どもがいる夫婦であれば、片親で子どもを育てなければならなかったり、子どもの養育費を負担しなければいけません。

妻の浮気相手に慰謝料を請求する

慰謝料の請求対象は、浮気をした妻だけではありません。妻の浮気相手にも慰謝料を請求することができます。その場合、以下の2つの条件を満たす必要があります。

不貞行為の「故意・過失」があった場合

「妻が既婚者であると知りながら肉体関係を持ってしまったケース」また「普通なら結婚していることに気づくはずなのに、注意を払わなかったために既婚者と肉体関係を持ってしまったケース」などがげられます。

不貞行為によって「権利の侵害」があった場合

浮気相手の不貞行為により、夫婦の「平穏・円満な共同生活を送る権利」が侵害された場合には慰謝料を請求することができます。

もしも不貞行為がない場合にも、行き過ぎた親密な交際をしていた場合には慰謝料を請求できる可能性があります。

ただ、夫婦の関係が既に破綻していた場合は、慰謝料請求が認められないことがあります。

妻の浮気発覚も乗り越えてやり直す方法

妻の浮気発覚4

ここまで、妻の浮気発覚後の離婚や慰謝料請求の際の手順や気をつけることについて述べてきましたが、離婚をすることは本当に大変です。精神的にも負担がかかりますし、時間もそれなりにかかります。

しかし、もちろん離婚や慰謝料請求以外に、「やり直す」という選択肢もあります。
その際には浮気という事実があったことを受け入れ、許すところから始まります。

叱るべきことは叱る

妻に浮気をされて嫌だったことや、自分が傷ついた気持ちを真剣に伝えましょう。
それに対し、妻にきちんと浮気をしたことを反省させ、「もう二度と浮気はしない」と思わせることが大切です。

今後浮気のことは持ち出さない

今後もし何か言い合いがあった時に、「浮気するような女だからな」「前はあんなことされたからな」などと過去のことを掘り返されてしまうと、お互いに不信感が募ってしまいます。

相手を信じる

浮気を許しやり直すためには、次の浮気を疑わずに相手を信じることが必要です。
「また裏切られたら…」と考えると怖い気持ちもあるでしょう。
しかし、勇気を持って相手を信じることが、夫婦関係を修復するための第一歩です。

浮気の原因は何か考える

まず、何が原因で浮気に至ったのかを考えることが重要です。
夫婦間のコミュニケーションはきちんと取れていたか、妻を女性として扱っていたかどうかなどの浮気の原因を突き止めることで、それらを解決しより良い夫婦関係を築くことができるようになります。

自分磨きを怠らない

妻側も、夫にはいつまでも元気で若々しくいてほしいはずです。
結婚前の気分を思い出してお洒落体型に気を使ったり、たまにはサプライズを行う演出力を磨いたりすることで、お互いに魅力を感じ合い浮気の防止に繋がります。

まとめ

浮気はなかったことにできません。妻の浮気が発覚した時は、気が気でいられないでしょう。
しかし、そのような時こそ冷静な判断をすることが必要です。
離婚をするということは本当に大変で、大変な労力を要します.
勢いで離婚してしまったり、妻を怒鳴り散らしたりすると後で後悔をすることになるでしょう。

離婚をするということだけが妻の浮気発覚後の選択肢ではないことを考慮に入れ、話し合うべきか、証拠を集めるべきかそれとも慰謝料請求や離婚に持ち込むべきか、自分にとってのメリット・デメリットを考えてから行動に移しましょう。

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