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不倫と浮気に関する大全集!不倫と浮気について徹底解剖!

不倫と浮気に関する大全集!不倫と浮気について徹底解剖!

不倫・浮気は、日本国内だけでなく、世界も含め、古今東西で存在しています。
日本人は浮気や不倫をする確率は、世界的に見て多いのか、どうして不倫や浮気をしてしまうのか、そこにメカニズムはあるのか、もしパートナーの不倫や浮気に気が付いてしまった時はどうすればよいのか、もしも離婚問題に発展してしまったらどうすれば良いのか、と気になっている人は多いかと思います。
そういった浮気や不倫に関する様々な情報をまとめました。

目次

日本の不倫・浮気について

日本の不倫・浮気について

世界で見てみると、不倫をする人が多い国はノルウェー人がトップで70%、続いてフィンランド人、ニュージーランド人、スウェーデン人が64%、そしてトルコ人が58%です。
浮気の確率は、トップがタイで54%、マレーシア、ロシア、香港が続いています。
女性だけに絞ると、浮気率1位はナイジェリア、さらにタイ、マレーシア、ロシアとなっています。デンマークでは、パートナーがいる人の約70%が過去に浮気を経験したという数字もあります。

日本では男女1000人を対象に調査した結果、夫婦の28.3%、浮気が発生していることが、2004年のデータでわかっています。
最も浮気をする確率が高い年代は30代~40代の男女で、10~20代の女性に絞ると、浮気をしたことがあると人は64%、浮気をしたいと思ったことがあると人は71%と、高い数字が出ています。
2005年の世界の統計によると、日本の離婚率は世界で22位で、不倫をしたことがある主婦は14.8%でした。

不倫と浮気の違いって?

不倫と浮気の違いって?

そもそも不倫、浮気の違いとは何でしょうか。
この2つの言葉は、なんとなく使ってしまっていますが、それぞれの言葉にはちゃんと明確な違いがあります。

不倫とは?

一般的に、不倫とは、配偶者、パートナー以外の異性と恋愛をして、性交渉を行う行為のことです。基本的には、婚姻関係にある男女に限り使用されるものです。民法上では「特定の相手と不貞行為を繰り返すこと」とされています。
問題が表面に浮かび上がると、裁判に発展する、慰謝料を請求されるなど、深刻な問題となる可能性が高くなっています。

本来は道徳から外れる行為全般に使用されていた用語です。それが戦前から、道徳的に許されない恋愛という意味でも使用されるようになり、現在のように使われるようになりました。

浮気とは?

一方、浮気とは一般的に、特定の恋人、パートナーがいるにも関わらず、無断で他の異性と交際をすることを指します。性行為を伴わない男女会の密会は、一般的には浮気には含まれないことが多いですが、ボーダーラインは人それぞれです。

パートナーとは違う異性を好きになった時点で、手をつないだ辞典で、キスをした時点で、肉体関係を持った時点で、などその人の主観によってバラつきがあります。
時折、どこからが浮気か、と議論になることもあります。不倫との違いとして、どちらかに婚姻関係がなくてもあっても使われます。
また、浮気とは心が浮ついて移りやすいことを意味しています。好意よりも気持ちの動きに着目しています。

結論

不倫、浮気ともに、既に異性のパートナーがいるにも関わらず、パートナー以外の異性に惹かれて関係をもつという意味では、不倫も浮気も言葉の意味には、あまり違いがないように感じます。
しかし不倫はどちらか一方、あるいは両方が既婚者であった時に、浮気は既婚者であってもなくても、パートナー以外の異性と関係を持った時に使われます。

また、不倫という言葉が使われるのは範囲が限定的ですが、浮気はより広い意味で使われていて、定義づけもより難しくなっています。浮気は恋愛の要素だけでなく、「他の物に浮気をしていた」といったように使われることもあります。法律の中では、不倫、浮気といった言葉は存在しません。裁判において重要なのは、不貞行為(性交渉)があったかどうかです。
しかし、不貞行為がもしなかった場合でも、離婚が成立するなどの可能性はあります。

不倫・浮気をしてしまう理由

不倫・浮気をしてしまう理由

全ての人が不倫や浮気をするわけではありません。浮気や不倫は良くないことだ、パートナーを傷つけてしまうことだ、ということは多くの人が理解しています。

それでも日本では約30%の人が浮気の経験があると答えています。どうして不倫・浮気をしてしまうのか、そこにはどんな理由があるのでしょうか。

夫・彼氏の場合

夫、彼氏が不倫や浮気をしてしまう理由で、最も多いものは3つです。
1つは性的欲求の解消、次にストレスの解消、そして最後は子孫を残すという本能という理由があります。
性的欲求を解消というのは、要は遊び、体目当ての浮気で、割り切った大人の関係となっているケースが、ほとんどを占めています。

男性はストレスや悩みを外側へと発散する傾向があり、家庭内で悩みを相談するなど、内側に発散するという方法を好む人は、少ない傾向にあります。これには、家庭内ではカッコイイ旦那でいたい、パートナーだからこそ自分が弱っている、頼りないところを見せたくない、という思いがあるのです。そうして、外に遊びに出かけたり、趣味に熱中したりすることで、男性はストレスの解消をします。
その行動が活発的になると、友人、会社の仲間などと合コンや遊びの誘いに積極手に参加し、異性と出会う機会が増え、不倫や浮気に発展することがあります。

子孫を残す本能は科学的な証明がされており、古くから、男性は一族存続のために子孫を反映させなくてはならないという本能が、遺伝子レベルで存在していると言われています。といっても、旦那や彼氏が不倫、浮気をするのは仕方がない、という理由にはなりません。

妻・彼女の場合

女性が不倫や浮気をする理由としては、寂しさを紛らわしたい、刺激的な時間がほしい、家庭、パートナーに不満がある、など、体よりも心を満たすためにすることが多いです。
また、女性は心理と体が結びつきやすく、一度体を許してしまうと、情が芽生えて、本気になってしまいやすい傾向があります。

パートナーに不満がなくても、安定した結婚生活は平凡で毎日に刺激がない、と感じてしまう女性もいます。
そういった女性は退屈な日々が過ぎていくことに嫌気がさして、不倫や浮気をしてしまうことがあります。女性はたとえ結婚をしても、愛されていたい、トキメいていたいという思いが少なからずあるからです。

未婚の女性の場合は、交際している彼より、より魅力的で優れた男性と出会った時に、浮気をしてしまうことがあります。これは、遺伝子レベルで組み込まれている本能が、より優れた異性を選ぶようプログラムされているからだと言われています。

その他にも、不倫、浮気をするという背徳感から味わうことのできるスリル、不倫、浮気相手がパートナーよりも自分を選んでくれたという優越感からくる快感によって、不倫や浮気が続くこともあります。女性は独占欲、略奪欲が強い傾向にあるからです。

不倫・浮気をしてしまう人の特徴

不倫・浮気をしてしまう人の特徴

不倫や浮気をしてしまう人が持っている特徴というものがあります。

給料が高い人

女性、後輩、部下などに気前よく奢る、細かいところによく気が付く男性は、女性が好意を持ちやすいポイントをおさえた男性といえます。
キャバクラや風俗などの夜遊びが好きな男性にも、遊び息抜き、会社の人との付き合いだと割り切っている人もいますが、ついのめり込んでしまう人もいます
そして、こういったことは、給料が高く、遊びの選択肢が広い人にある傾向があります。遊び方の選択肢が広いと、それだけ女性と出会うことができる機会も増える傾向にあるからです。
お小遣い制を導入して対策したいところです。

仕事での立場が偉い人

仕事での立場が偉い人は、人付き合いの機会が増えます。人付き合いの機会が増えると、異性と会う機会が多くなり、必然的に不倫や浮気ができるタイミングが増えます。
また、女性からみた場合、魅力的な男性として見えるので、アプローチされる機会も増えます。
そして「英雄、色を好む」ということわざがあるように、社会的な地位が高い人は、もともと不倫や浮気をしやすいタイプが多い、と言われています。

寂しがり屋の人

注目を浴びたい、愛情に飢えていて寂しい、その場が楽しければそれで良い、愛されていると感じたい、といったことを強く意識している女性は、不倫や浮気をしやすい傾向にあります。それは男性からの注目を集めたい、男性からモテたいという気持ちからきているだけでなく、恋愛や自分自身に対して常に不安を抱えていたり、自分に自信がない、自己評価の低い女性も、根底には寂しいという感情を抱えていることが多いです。
また、男性であっても、自信を失っている時は、家庭内ではなく、外の女性に癒しを求めて不倫や浮気をしてしまうことがあります。パートナーが自信をなくしている、寂しさを感じていると気づいた時には、優しくフォローすることが重要です。

押しに弱く流されやすい人

押しに弱く流されやすい人は、異性から「好き」だと告白されると、ついその気になってしまうことがあります。
押しに弱く、流されやすい人の特徴として、自分に自信がない、悩みに対して自分で答えを出すことができず、たくさんの人に意見を求めてしまう(結果的に決定権を人にゆだねる傾向がある)、主体性がない、自分の意見を持たない、人に依存してしまう、ルーズな性格といった人が多いです。
相手をグイグイと引っ張ってリードしていくことが大切です。

愛情に満たされていない人

愛情に満たされていない人というのは、愛情の少ない環境で育ったことが関係していることも多いです。
そういった環境で育った人は、常に愛を欲する傾向にあり、寂しさを埋めてくれるなら、誰でも構わない、といった考え方になることもあります。
そうすると不倫や浮気をしてしまいやすい傾向にあります。

自由な性格の人

不特定多数の女性と交際したい、といった動物的本能が強い男性や、相手のせいで自分に責任はないと考えがちの人、自分だけじゃない、周りのみんなもやっていると、自分に都合よく解釈して開き直る人、パートナーからのやきもちや束縛を嫌う人などが含まれます。
常識やルールといったものにとらわれず、自分の好きなことだけを好きなだけやりたいという人は、道徳観が薄く、不倫や浮気を軽く考え、平気で行ってしまう傾向があります。

パートナーに不倫・浮気されないためにできること

パートナーに不倫・浮気されないためにできること

不倫、浮気を100%防ぐという方法はありませんが、不倫や浮気をされないためにできることはあります。

愛情を伝える

パートナーが好き、大きな存在であれば、多くの異性と出会うきっかけがあっても、他の異性に目が行くということは少なくなります。
そして愛情を言葉にして伝えるということには、大きな威力があります。人は誰しも、人に認められたい、愛されたいという欲求がありますので、言葉にして表現することが苦手であっても、シンプルに「好き」「愛している」といった言葉でかまわないので、自分の言葉で伝えましょう。

感謝を伝える

パートナーと共に長い時を過ごすようになると、相手がいることが当たり前になり、感謝をするという気持ちを忘れがちになります。家事や育児で忙しくしている、仕事で忙しくしているなど、現代の社会では時間的余裕がないことが多く、疲れやすい環境にあります。
そういった時に、「いつも頑張ってくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えると、心の疲れが癒され、満たされます。精神的な余裕がある人は不倫や浮気をしにくい傾向があります。

定期的に異性として接する

パートナーと共に長い間いるようになると、お互いに相手に対して新鮮味を失う、異性として接する機会が減っていく傾向にあります。
しかし、女性であれば、いつまでも異性として見られたいという気持ちが強いということがわかっています。一方、男性では性交渉がなくても男女の関係は成立すると考えている人の方が不倫や浮気をしない傾向があります。
定期的にパートナーを異性として接することで、刺激を与え、不倫や浮気がされにくくなります。記念日や誕生日にちょっとしたサプライズを用意する、女性の身だしなみなどを褒めるのも良いでしょう。

ストレス発散出来るようにする

不倫や浮気は、ストレスも大きな要因となっています、仕事のストレス、人間関係のストレスなど様々です。気分転換が上手な人は、不倫や浮気をする傾向が低いです。また、打ち込むものがある人、目標がある人は、自分の時間を不倫相手、浮気相手などに使わず、自分の為に使うことができます。
逆にストレスの発散が下手な人は、自暴自棄になって理性を失い、道徳から外れた行為に及ぶことがあります。 パートナーが気分転換をすることが苦手な人であれば、一緒に打ち込める趣味を提案するのも良いです。

不倫・浮気の証拠を掴む方法

不倫・浮気の証拠を掴む方法

パートナーが不倫や浮気をしているのではないか、と不安になった時、怪しいけれど証拠が掴めない」といった時に、チェックするポイントです。

カーナビの履歴を確認する

カーナビには、車で行った場所の履歴が残っているということがあります。
パートナーが普段行かないような場所や、仕事で行くと言っていた場所と違う場所の履歴が残っているなどがあれば、不倫や浮気をしている可能性もあります。
その他に、車のダッシュボードの中の高速道路やガソリン給油、食事、買い物のレシート、助手席、後部座席のスペースが以前車に乗った時と違っているといったことでも推測できます。
しかし、これらの方法だけで不倫、浮気をしていると断定することはできないので、いきなり怒りを露わにして、問い詰めるといったような行動は避けた方が良いでしょう。

携帯を確認する

不倫や浮気をしているのではないか、と思った時にチェックする典型的なアイテムです。いきなり中身を確認することはリスクが高いですが、携帯電話の使い方で怪しいかどうか判断可能です。例えば、一緒にいる時は電話がかかってきても出ようとしない、携帯電話を肌身離さず持っている、携帯電話にロックをかけているなどの行為が挙げられます。
しかし証拠を掴む、ということに関しては、浮気相手とのメールのやりとり、写真、動画などが挙げられます。それらを掴むには、やはりパートナーの携帯電話を覗かなければ、なかなか難しいことです。 現在、パートナーの携帯電話のロックを解除し、中身を覗くことは、犯罪とされていませんが、パートナーの携帯を操作し、無断でメールなどを自分の携帯に転送するなどの行為は、不正アクセス禁止法違反罪に該当します。
また、浮気がばれにくいようにするアプリも出回っているので、そういったアプリが存在することを頭に入れておくことも重要です。
携帯電話のロックを外すには、パートナーが操作している時に盗み見る方法、自分の携帯電話が切れてしまったがどうしても今使わなければいけない、といった理由を作って相手の携帯電のパスワードを聞き出す方法、指紋認証であれば、パートナーが眠っている時にパートナーの指を押し付けて解除する方法があります。また、クローンiPhoneといって、iTunesのバックアップ機能を使用し、iPhoneを複製することができます。

探偵に依頼する

不倫や浮気の証拠を掴むための、究極の方法です。
パートナーが隙を見せない、証拠が掴めない時には、探偵に依頼をすることで、まず間違いなく証拠を掴むことができるでしょう。
プロの手によって掴んだ証拠は、裁判でも心強い味方になること間違いなしです。

不倫・浮気が理由で離婚してしまう場合

不倫・浮気が理由で離婚してしまう場合

不倫・浮気が相手や自分のパートナーに発覚した場合、離婚になることがあります。
その場合、不倫をしたパートナーだけでなく、不倫相手にも慰謝料を請求することができます。

協議離婚で離婚するケース

協議離婚とは、最も一般的な離婚方法で、夫婦2名での話し合いにより、離婚に合意することを言います。日本国内では、全体の離婚の約9割が協議離婚で離婚しています。
協議離婚のメリットは、当事者の話し合いで解決するので、柔軟に、素早い解決が可能であり、費用があまりかからないこと、離婚が成立した時に必要な手続きに手間がかかりません。一方デメリットは、当事者同士なので、冷静に話し合うことが難しくなり、場合によっては、まとまらなくなり、より深刻な問題へと発展してしまう危険があることです。
離婚には慰謝料だけでなく、財産分与、年金分割、養育費などの金銭的な問題と、親権、面接交渉などの子どもに関係する問題も発生するので、最初に正しく取り決めをしておかなければ、後々のトラブルの原因となります。子どもの親権以外については、離婚をした後でも話し合いをすることが可能だからです。また、公正証書を作成する場合は、公正証書作成の費用がかかります。さらに、離婚届を提出する時には、証人2名の署名、捺印が必要になります。

離婚調停で離婚するケース

協議離婚を勧める人の約7%が、当事者同士での話し合いがまとまらず、離婚調停を申し立てることがあります。
離婚調停とは、調停員が離婚の話し合いに立ち会います。基本的に、離婚の際に決められるべきことを決めてから離婚に至ります。離婚調停では、調整調書というものが裁判所によって作成され、調停調書と離婚届を提出することで離婚が成立するので。離婚調停をした場合には、証人を一切必要としません。
離婚調停のメリットは、調停員が間に入ることで、冷静な話合いをすることができ、話し合いがまとまりやすいこと、当事者同士の話し合いではなくなるので、相手と顔を合わせることなく話し合いを進めることができること、決めるべきことを決めておけるので、慰謝料、養育費の支払いが滞った場合でも回収が簡単になること、費用が安く済むことなどが挙げられます。特に金銭面でのトラブルが発生する可能性が高い場合は、調停離婚が良いでしょう。
反対にデメリットとして、調停を行う日時です。調停は、平日の昼間に行われるので、仕事がある人は、時間を調整しなければいけません。離婚調停はだいたい月に1、2回のペースで行われます。長期化すれば1年程度かかってしまうこともあります。

離婚裁判で離婚するケース

離婚調停が不成立となると、もう裁判を起こすしかない、といった可能性もあります。
離婚裁判を起こす時のメリットは、離婚を強制することができる点です。協議離婚、離婚調停は、あくまで双方の話し合いによって解決する方法です。もしも相手が離婚を断固拒否した場合、離婚を成立させることができなくなります。離婚裁判は、相手の望みに関わらず、裁判官の判断によって、離婚を成立させることができます。また、時間や多額の費用がかかりますが、必ず決着がつくことも、協議離婚や離婚調停とは違う大きなポイントです。
しかしデメリットとして、判決が出て決着がつくまでに、長い期間を要すること、民法770条1項各号の離婚理由が必要になるので、即した事由、証拠がない場合は、裁判に勝てない時もあります。よって、裁判に勝てなかった場合も考えておく必要があります。さらに裁判はお互いの主張をぶつけ合い、戦うので、激しいストレスがかかってきます。

不倫・浮気に関わるお金について

不倫・浮気に関わるお金について

不倫、浮気に関わるお金は慰謝料だけではありません。
様々な場面でお金が必要となってしまいます。
そこで不倫や浮気に関わるお金についてご紹介していきます!

不倫・浮気で離婚する場合の慰謝料について

不倫・浮気で離婚するの際の慰謝料の相場は、一般的に100~300万円程と言われています。
ですが、不貞行為の回数、期間、子供がいるかいないかなどによって、慰謝料の金額は大きく変わります。
慰謝料が増額する要因を解説していきます。

要因1 不倫や浮気に対する精神的苦痛の度合い

慰謝料は損害賠償の意味合いもありますので、不倫や浮気をされた人の精神的苦痛が大きれば大きいほど、慰謝料も増額します。判断基準として、うつ病を患った診断書があるなどすれば、増額の要素になります。

要因2 不貞行為を行っていた期間、頻度、内容

期間が長ければ長いほど、回数が多ければ多いほど増額します。

要因3 婚姻期間の長さ

婚姻期間が長ければ、不倫や浮気をされた人の精神的な苦痛は、より大きくなり、再スタートを切りにくいといったことも考えられ、慰謝料が増額します。

要因4 不倫・浮気相手との年齢差

浮気、不倫相手の年齢が高ければ、慰謝料が増額します。

要因5 社会的地位、収入、資産

浮気や不倫をしたパートナー、あるいは相手の収入や社会的地位が高いと、慰謝料が高額になる傾向です。

要因6 子どもがいるか、子どもへの影響

子どもがいれば当然慰謝料は高額になる傾向です。
そしてその子供への悪影響が及んでしまう場合は、慰謝料が高額になる可能性が高いです。

要因7 浮気・不倫相手が、相手が既婚者だと知っていたか

家庭崩壊を狙っていた、パートナーを略奪しようとしていた、といった悪意があった場合はさらに慰謝料が高額になります。

要因8 主導者がどちらか

浮気や不倫の主導をしていた側が増額傾向です。

要因9 不倫が発覚する前の婚姻生活の状況

不倫が発覚する前は円満な夫婦生活だったのに、発覚によって夫婦の関係が悪くなったのであれば、家庭崩壊の原因と認められ、慰謝料が増額する傾向にあります。

要因10 不倫を行っていたという事実の否認と態度

もしも不倫を行っていたということが発覚してもその事実を否定し、不倫に対して反省の態度が見られないようであれば、悪質であるという判断がなされ、慰謝料が増額することがあります。

要因11 過去にも不倫が発覚していた場合

もう二度と不倫はしない、といった約束をしていたのにも関わらず、再度不倫をしてしまったのであれば、反省していない、悪質である、という判断で慰謝料が増額することがあります。

要因12 不倫相手の子供を妊娠・出産する場合

もしも不倫相手、もしくは不倫をした時に妊娠した場合、慰謝料増額の対象となります。

離婚する際に掛かる弁護士費用

離婚をする時には、全国平均は60.7万円という結果が出ています。
弁護士費用には、依頼をした時の着手金、事件が終了した時の報酬金、弁護士が出張する時の対価として支払う日当、通信費、戸籍謄本の取り寄せ、裁判所の手続きに関する費用などを含む実費が含まれています。

財産分与について

離婚には結婚後夫婦2人で築いた財産を分割する義務があります。基本的には夫婦平等であり、不倫をしたから、浮気をしたからといって財産を分け与えないということはできません。しかし、基本的には平等であるとはいえ、全ての財産を、夫婦で平等に分けなくてはいけない、というわけではありません。
例えば、分与された財産の中から慰謝料を支払うという方法もあります。この場合は、分与する財産から慰謝料をひいた財産を渡します。慰謝料として家などのローンを払ったり、売却したりするというケースも多いです。財産分与でもめた場合、裁判に発展するということもあります。

まとめ

まとめ

浮気や不倫は、当事者同士だけでなく、様々な人を巻き込みます。
問題が深刻になり、取返しのつかなくなることも少なくありません。
しかしながら、世界的に見ても浮気や不倫の確率というのは、驚くほど高いです。
浮気や不倫をする原因、その根底にはストレスや寂しさであることが多いです。
まずは浮気や不倫をしない、起こさせない努力をすること、もしも浮気や不倫に気が付いてしまった時は、落ち着いて冷静に動くことが必要となるでしょう。

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