最近明らかにパートナーの様子がおかしい、きっと浮気している。
そんな風にパートナーが浮気しているんじゃないかと疑っている人や、パートナーの浮気を確実に見破りたい人のために、GPSやアプリを用いた自分でできる浮気の調査方法を紹介します。
GPSで浮気調査できる理由
GPSとはIT機器の位置情報がわかる技術です。
今ではこのGPS技術が安価に高性能になってきて、浮気調査にも手軽に利用することができます。
また、浮気というのは特定の場所で行われることが多いため、位置情報がわかるということは、浮気調査において強力な武器になります。
GPS調査は法律上ではどうなってるの？
GPS調査は浮気調査に非常に役立ちます。
しかし、GPS調査は注意して行わないと、夫婦であっても訴えられてしまうことがあります。
ここでは実際に捕まってしまった事例と合法的にGPS調査を実施する方法を紹介していきます。
GPS調査に対する基本的な考え方
車に設置などの方法は、夫婦の場合車は共有財産なので大丈夫です。
また浮気相手に設置してしまうと確実に訴えられてしまいますが、パートナーの場合罰せられないことが多いようです。
しかし、場合によっては罰せられることもあるので最終的には自己責任で行いましょう。
拒絶されたらGPS監視は正当化されない
「たとえば相手が『やめてくれ』と明示的に拒絶した場合、あるいは、こっそりとGPSで監視する場合は、正当化されないものと考えます。
また、GPSで監視をするために、夫に黙って勝手に、スマートフォンに追跡アプリをインストールした場合、『不正指令電磁的記録供用罪』（刑法168条の2第2項）という犯罪になる可能性があることも指摘しておきたいと思います。
この犯罪は正当な理由なく、スマートフォン等の端末に、意図に反する動作をさせるプログラムを提供する行為を対象にしています。
実際に、今年4月には、妻のスマートフォンに『遠隔操作アプリ』を勝手にインストールしたという男性が同罪で逮捕されたという報道もあります」
出典：弁護士ドットコム
GPSを車に設置するだけでは罪に問われない
「ストーカー規制法では、恋愛感情などを充足する目的や、充足されなかったことの怨恨の目的でのつきまとい行為などを禁止しています。もし違反した場合は、刑事処罰を受けることがあります。
ストーカー行為については、ストーカー規制法に8つの項目が列挙されています。今回問題となったGPSによる監視行為は、ストーカー規制法で規定する『その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、またはその知り得る状態に置くこと』にあたると考えられます（同法2条1項2号）。
正確にいうと、他人の車にGPS装置を設置したうえで、その行動を監視していることをインターネット上に投稿して、被害者が知りうる状態に置いたことが、罪に問われるのです」
GPS装置を取り付ける行為は罪に問われないのか。
「実は、GPS装置を車などに設置する行為自体は、現行法で処罰されていません。
この点、警察の捜査手法でも問題になっていますが、警察が容疑者の車にGPS装置を取り付けること自体は犯罪ではないので、当然に違法捜査といえないのです。ただし、裁判官の令状が必要かどうかで問題となっており、現在、最高裁判所で争われています。
刑法の基本原則として、『罪刑法定主義』という考え方があります。法律に定められていない行為で処罰をされることは許されません」
ストーカー規制法では、つきまとったり、待ち伏せしたり、住居・勤務・学校などの付近において見張りをしたり、住居に押し掛けることなどが禁止されているが・・・。
「GPSを車に設置することは、『見張り』行為のようにも思えますが、法律上は『住居等の付近において見張りをする』行為を禁止しているのであって、GPSで監視するだけでは、該当しないのです。
同じような問題は、録音機や盗聴器、盗撮カメラの設置でも生じます。警察の捜査手法として使われる場合もありますが、合法行為との線引きが難しく、法律上の規制がないのが実情です」
出典：弁護士ドットコム
オススメのGPS機器
GPSには記録型のGPSロガーとリアルタイム検索のGPSがあります。
リアルタイム検索のGPSはセキュリティ会社や通信会社との契約が必要になり高額になることと相手に気づかれやすいため、基本的にはGPSロガーを使うことをお勧めします
GPS調査を成功させるためには？
GPS調査はいくつかのポイントを守るだけでターゲットにバレてしまう可能性が一気に下がります。今回はそれらのポイントを紹介していきます。
GPS調査をしてることは誰にも言わない
GPS調査をしていることは誰にも言ってはいけません。たとえターゲットと直接の関係がないと思っていても、告げ口される可能性がないとは限りません。さらに自分では予想外のルートで噂話が回ってしまうこともあります。
GPS調査をしていることは誰にも言わないようにしましょう。
バッテリー切れには注意する
怪しい行動をしていた日があったのに、いざGPSロガーを確認してみたら電池が切れていて行動記録が保存されていなかった、なんてことがないようにしましょう。
ロガーを設置した日時をメモしておき、機種の稼働時間を越さない間に充電するようにしましょう。予定したタイミングでバッテリーを交換できない事態も発生するので早めに充電やバッテリーを交換しましょう。
GPSの機能を一通り使っておく
せっかく充電を完璧にして怪しい行動を記録できたと思った時にGPSの設定ミスなどで記録が保存されていない、そんな事態にならないようにしましょう。
GPSを手に入れたら焦ってGPSを設置するのではなく、一通りの機能を使ってみてから設置しましょう。
バレない場所にGPSを設置する
GPSの設置場所はこの調査がうまくいくかいかないかに一番影響する部分です。
パートナー本人やカバンにGPSを設置する場合と車などに設置する場合があります。
パートナー本人に隠す場合
パートナー本人にGPSを隠すのは、うまくいけばかなり精度の高いデータを取得することができます。しかし本人にバレる可能性が高くなってしまいます。
パートナーのカバンに隠す場合
パートナーのカバンに隠すのは、ほとんどパートナー本人と同じ位置情報が得られ、さらに本人に隠すよりはバレる可能性が高いため優秀な手段と言えそうです。
パートナーがあまり使わないポケットやカバンの下の方に隠しておくことが良さそうです。
車に隠す場合
車はGPSの隠し場所として王道の隠し場所と言えます。
座席シートの隙間やトランクの敷物の下に隠しておけばほとんどバレることはありません。
夫婦でしたら車は共通の所有物なのでバレても言い逃れがしやすいと言う利点もあります。
唯一の欠点としてはパートナー個人と位置情報が完全には一致しないと言う欠点があります。しかしゴルフや仕事と行っていたのにデートスポットに行っていたりラブホテルに行っている証拠がつかめることがあるのでこちらも優秀な手段と言えます。
細心の注意を払って回収する
GPSを用いた浮気調査は設置して完了ではありません。回収のタイミングが一番バレやすいです。回収し終わるまで気を抜かずに最新の注意を払ってください。
GPS調査をする前に考えること
GPS調査をする時は事前にバレた時のリスクを考えておきましょう。100パーセントバレない方法と言うのはありません。
最悪、離婚になってしまう
離婚の覚悟がないならGPS調査は向いていないかもしれません。離婚をしたいわけではなく浮気の証拠が欲しいだけなのに、GPS調査がバレてしまって向こう側から離婚を迫られてしまう可能性もあります。もし浮気していないのにGPS調査されていたことを知った時パートナーはショックを受けることは間違いないです。
警戒されてしまい証拠が手に入らなくなるかもしれない
もし離婚の証拠集めのためにGPS調査をしようとしている場合は注意が必要です。注意を怠って調査をしてしまったせいでGPSのことがバレて相手の警戒心が強まってしまいます。浮気の証拠集めは証拠を集め切るまで絶対にバレてはいけません。
GPS調査は離婚のための決定的な証拠になるのか
GPS調査の結果だけでは離婚に必要な決定的証拠にならないことが多いです。GPS調査で得られる結果をどう扱えばいいか紹介しましょう。
GPS調査でできること
GPS調査の結果は法廷での証拠に使えなくても、自分が浮気を確信して今後どうするか考える材料になります。
また、GPSのデータだけでは不十分でも幾つかの証拠と合わせることで慰謝料が請求できることもあります。
決定的な証拠はどんなもの
決定的な証拠はパートナーが他の異性と性行為が行われたことが客観的に証明されるものでなくてはなりません。具体的にはパートナーと異性がラブホテルへ出入りする写真などです。
浮気調査アプリを使う手もある
浮気調査アプリというのはスマートフォンにインストールすることで、スマートフォンを外部から操作可能にしたりできるアプリなどのことです。
今やスマートフォンは現代人の生活の一部となっておりどんな浮気場所にも肌身離さず持っているものです。
そのためスマートフォンから浮気の証拠を見つけることは容易いのです。
どんなアプリを使えば浮気を見破ることができるのか説明していきます。
浮気調査に使えるアプリ
浮気調査アプリではそれぞれできることやインストールの難易度が変わります。
それぞれのアプリでできることや注意点を紹介していきます。
ケルベロス
浮気調査アプリとして一番有名なのがこのケルベロスです。メインの用途はスマホの紛失時や盗難防止のために利用です。
パソコンなどから遠隔でスマホを操作可能になります。具体的に使い方やできることを紹介していきましょう。
パートナーの位置情報がわかる
ケルベロスにはGPSをオフにしても位置情報がわかってしまうという恐ろしい機能が搭載されています。
この機能で浮気相手の居場所が常にわかるため怪しいことがあれば即座にわかります。
遠隔操作で写真や動画の撮影が可能
ケルベロスを使えば遠隔操作により写真から音声、動画まで撮影可能です。シャッター音もならずに撮影可能なので、バレずに撮影しその画像をパソコンから確認することができます。
この機能を使えば浮気の決定的な証拠を手に入れることも可能になるとてもすごい機能です。
アプリ一覧に表示させない
ケルベロスがインストールされてることがバレてしまうことは避けたいです。
このケルベロスはアプリ一覧や起動アプリに表示させない機能もついているため、所有者にケルベロスがバレることがありません。
Suica Reader
このアプリはSuica、PASMOなどの交通系ICカードの残高や乗車履歴を確認することができるアプリです。これは駅にいなくてもSuicaの残高がわかり便利なアプリなのですが浮気調査にも使えます。
さらにこのアプリは相手のスマートフォンでなく自分のスマートフォンにインストールしておけば大丈夫です。
パートナーのSuicaを自分のスマホにかざすだけで大丈夫です。
いつどこの駅で乗り降りしたかわかるので浮気を見破ることができます。
iCloud
iCloudはもともとiPhoneにインストールされているアプリでパソコンとほとんどのデータを共有できます。これはiPhoneをなくした時や故障した時のバックアップに利用することが主な利用用途ですが、浮気調査にも用いることができます。
データの共有
パソコンとスマホでデータの共有ができるのでパソコンの方をみればスマートフォンを確認しなくても、スケジュールや連絡先、アルバムなどの確認が可能になってしまいます。
位置情報の取得
iPhoneを探すとGPS機能の両方がオンになっていればパソコンからiPhoneの場所がわかります。GPSをオフにされると利用できませんがGPS機能を常にオンにしているパートナーにはGPSロガーと同様の機能が利用できるため覚えておきましょう。
浮気調査アプリのリスク
浮気調査アプリを使った方法はGPSで調査することに比べて手軽で簡単にできます。
しかしGPSをつかった方法同様に失敗した時やバレてしまった時のリスクがあります。
相手が切れて修復不能になる
もし浮気をしてなかったら、浮気をしてないのに浮気調査アプリを入れられたパートナーは切れてしまうでしょう。そこから関係を修復することは困難になってしまいます。
もし浮気をしていたとしても、浮気をしている相手が悪いとはいえ、相手はかなり怒り出す可能性があります。
訴えられる可能性がある
持ち主の承諾を得ずにこれらのアプリをインストールすることはプライバシーの侵害に当たる可能性があります。場合によっては相手に訴えられて民事訴訟になる可能性があります。
精神的に疲弊する
もし相手がアプリのインストールに承諾してインストールしたものだとしても、やはり常に監視されていることは多くの人にとってかなりのストレスになります。
これが原因で浮気をしていないのに別れてしまうということがあります。
探偵に依頼する方法もある
浮気調査を探偵に依頼するという方法もあります。浮気調査を担当する探偵はプロですので、自分でGPSを仕込んで調査するのに比べてバレる可能性が低いです。さらに自分でリスクを犯してアプリのインストールなどをするより安全な方法です。
浮気調査をせず浮気をやめさせる方法
浮気したいと思われてもあなたが魅力的で入れば、パートナーは浮気しないかもしれません。また、浮気していてもあなたの魅力に気づいて戻ってきてくれるかもしれません。
浮気の調査を始める前に自分の魅力を磨くことをしてみましょう。
内面の努力を怠らない
多くの人が、パートナーといる時に嫌な思いをしたり、自分にとってプラスな感情にならない相手からは交際のメリットを感じられず浮気してしまいます。
パートナーと過ごす時間が素敵な時間になるように、相手を思いやり自分の内面を向上させる努力を怠らないようにしましょう。
外見を磨く
男女ともに、パートナーにはある程度の外見を求めるものです。交際が長くなってくると外見に気を使わなくなる人が多いですが、しっかりと外見に気を使い続けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？GPSやアプリを駆使すれば浮気調査は意外と手軽に行えることがわかったと思います。しかし自分でやる浮気調査は手軽な分リスクも伴います。もし確実に浮気の証拠を掴みたいのでしたら浮気調査のプロである探偵に依頼することを考えてみてもいいかもしれません。
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