近年では浮気をする人が増えていますが、人それぞれ浮気に対してのボーダーラインがあります。
2人っきりで会ったら浮気、キスをしたら浮気、肉体関係を持ったら浮気、のように浮気の捉え方には色々あるのです。
そして法的な浮気となるのが「不貞行為」で、パートナー以外との性的な行為をすることを言います。
今回は、風俗を種類別に分けて不貞行為になるボーダーラインを、男性が風俗に行ってしまう理由と共に解説します。
浮気と不貞行為には違いがある
多くの方は浮気をすること自体が不貞行為だと思っているのではないでしょうか？
ですが浮気と不貞行為は同じ意味ではなく、違いがあるのです。
では、浮気と不貞行為の違いは何なのかを解説していきます！
心奪われるのが浮気
パートナーがいるのにもかかわらず他の異性に心を奪われてしまえば、浮気と判断されるでしょう。
一時的にでもパートナー以外の異性に愛情が移ってしまえば、それはもう恋になってしまうのです。
「体の関係がないから浮気ではない」と考える人が多いと思いますが、気持ちが移ってしまった時点で浮気になってしまうということです。
不貞行為は体の関係
また、そのような状況(浮気)が不貞行為だと思う方が多いと思いますが、不貞行為と言うのは肉体関係を持っていることを言います。
ハグをしたりキスをしただけでは不貞行為とは言えないのです。
また、以下の性交類似行為も不貞行為に当てはまるでしょう。
・オーラルセックス(唇や舌などで男性へ性的な行為を行う)
・射精を伴う行為
・同性愛行為
性交渉だけが不貞行為になるのではなく、下半身に関係するかによって不貞行為のボーダーラインになることを覚えておきましょう。
民法第770条第一項一号
夫婦のどちらかが不貞行為をした場合、離婚原因を定める民法第770条一項一号の「配偶者に不貞な行為があったとき」に当たります。
不貞行為を証明することが出来れば、不貞行為を離婚や慰謝料請求などの主張をすることが出来ます。
離婚を考えていなくても、慰謝料だけを請求することも可能です。
「風俗は浮気」と捉えている女性は多い！
男性は風俗をただのお店だと考えています。
なので恋愛感情もなくお店で行っている性的な行為を浮気だとは思いません。
ですが、風俗に行って性行為(性交類似行為)をしていることに間違いはありませんよね。
性行為(性交類似行為)を他の女性としているとなれば、多くの女性は浮気だと思ってしまうのも無理はありません。
また、他の女性と性行為(性交類似行為)をしたパートナーに嫌悪感を抱いてしまう女性も多いでしょう。
男性はただお店に行って性欲を解消しただけだと思っていても、女性からしてみれば他の女性と関係を持ってしまったことを浮気と判断してしまうものです。
風俗に行く理由とは？
パートナーがいる人もいない人も風俗に行く男性は多いようです。
では、なぜ男性は風俗に行くのか理由を紹介します。
性欲処理をしたいから
パートナーがいない人、パートナーがいるけれどセックスレスの人はお金を払えば性欲を解消できるので、手っ取り早く風俗に行きます。
性欲は1人でも解消することは出来ますが、誰かと一緒に行為を行う方が温もりを感じますし、むなしい気持ちを感じないで済みます。
また、1人でするよりも生身の女性とした方が気持ちよさも変わって来るでしょう。
性行為は1人でするよりも誰かとした方がいいと感じて、風俗に行くのです。
気分転換・ストレス発散
パートナーと喧嘩していたりうまくいっていないと感じたとき、ストレス発散のために風俗に行くこともあるでしょう。
パートナーへの苛立ちなどを他の女性で癒そうとします。
また、仕事でのストレスを抱え込んでいるのに、家庭での居場所もない時などに気分転換で行くこともあります。
風俗を非現実的な場所ととらえている男性も多くいます。
少しの時間でも嫌なことを忘れたいと、風俗に行ってしまうでしょう。
セクハラが禁止されているから
今の時代、規制が厳しくなったりなどで男性は気軽に女性に性的な話しをすることが出来なくなりました。
ジョークなどでも女性が嫌がった時点でセクハラになってしまいます。
常に我慢している悶々としている気持ちを風俗で発散させるのです。
風俗では卑猥は話をしても相手にしてくれる女性がいるので、思う存分日頃溜め込んでいる話をすることも出来ます。
風俗店は行為をするだけでなく、仕事での愚痴やプライベートの愚痴など様々な話を聞いてくれるでしょう。
自分の望む行為が出来るから
パートナーには言えない性的嗜好がある男性もいるでしょう。
「こんな行為、パートナーにしたいなんて言えない…」なんて思いも、風俗に行けば解決することが出来ます。
風俗に行くことによって、自分のしたい行為を心置きなくすることが出来るのです。
自分の性的嗜好を隠すことなく思い通りの行為をすることが出来るので、風俗を求める男性が多いのではないでしょうか？
パートナーとの性行為にマンネリを感じているから
大好きなパートナーとの性行為でも、マンネリを感じてしまうことがあるでしょう。
常に同じような行為をしていると、たまには違う女性と行為をしたいと考えてしまうのです。
そして男性は、マンネリに感じる気持ちを解消するために風俗に行きます。
長く付き合っていて同じような行為をしている夫婦・カップルはマンネリを感じることが多いのではないでしょうか。
付き合いで行く
仕事などの付き合いで夜のお店に行くことがあるでしょう。
自分の意思ではなくても、相手からの誘いを断れずに連れていかれることもあるのです。
パートナーがいるなら断ってほしいものですが、仕事上の付き合いなら仕方のない場合もあるのでしょう。
コストが良いと考えるから
彼女と付き合えば、デートの際の食事代・交通費・出かけ先のチケット代などの交際費が必要になるでしょう。
また、お互いが実家暮らしならホテルに行くことも考えられますし、ホテル代もかかります。
確かに風俗に行くのにもお金はかかります。
しかし彼女との交際費にかかるお金を考えれば、風俗にかけるお金が安く感じる場合もあるでしょう。
金銭面のことを考えてみれば、彼女を作り交際費にお金をかけつつ性行為をするくらいなら風俗に行く方がコストが良いと考えて、彼女を作らずに性欲処理を行うため風俗に通う男性もいるのです。
重荷になることがないから
彼女がいれば将来のことを考えなければいけません。
多くの男性は仕事が落ち着いて余裕が出てきて安定した時に将来のことを考えたいと思いますが、女性は子供を産むことなどを考えて早く結婚したいと考えるでしょう。
そんな彼女という存在を重荷に感じてしまう男性もいます。
ですがそんな重荷な存在がいなくても風俗に行けば性欲を解消することは出来るので、今はまだ将来のこと考えたくない男性にとって、風俗はとてもありがたいお店と言えるでしょう。
風俗の種類別で見る！浮気のボーダーライン
風俗にはいくつかの種類があり、不貞行為になる風俗、ならない風俗があるのです。
では、風俗を種類別で見ながら浮気・不貞行為のボーダーラインを見てみましょう。
ソープランド
ソープランドは湯船のある部屋(浴槽)で、風俗嬢と呼ばれる女性が男性客に対して性的なサービスを行う風俗店です。
ソープランドでは「恋愛上での本番行為なので売春にはならない」という建前があり、風俗の中では唯一性交渉が黙認されています。
性交渉をすることが黙認されているとなれば、ソープランドに来る男性は性交渉をするでしょうし、不貞行為になります。
ヘルス
ヘルスは性交渉以外のサービスを提供する風俗店です。
・デリバリーヘルス
・ホテルヘルス
・ファッションヘルス
のように、ヘルスにも行為をする場所によって分けられています。
性交渉は禁止ですが、料金を支払い性交類似行為をしているので不貞行為と見なされるでしょう。
出張の時や社員旅行で部屋に1人でいるときに、ヘルスを利用する人が多いでしょう。
デリバリーヘルス
お店を構えていないので、電話で受け付けた後に男性客の部屋か男性客が泊まるホテルに出向いて性的なサービス行為を行います。
距離によってはプラスで交通費を請求することがあります。
ホテルヘルス
お店を構えていて、受付を終えた後に近隣のホテルに出向いて性的なサービス行為を行います。
サービス料金にプラスして、ホテル代もかかります。
ファッションヘルス
お店を構えていてそのお店にある部屋で性的なサービス行為を行います。
風営法により、営業時間は朝～夜12時までの営業となっています。
性感マッサージ
性感マッサージは全身に刺激を与えて、性的快感を高めるマッサージをする風俗店です。
基本的に男性は寝ているだけで本番行為はありませんが、サービス上射精行為があるので不貞行為になる可能性が高いでしょう。
SMクラブ
SMクラブは、痛めつけられたい、痛めつけたいなどの性的嗜好を持っている男性がいく風俗店です。
ムチやロウソクなどの道具を使用して、ハードなSMサービスを行います。
基本的にSMクラブでの本番はNG行為になるので不貞行為とは言えないのですが、プレイスタイルによってはオーラルセックスや射精に伴う行為があり、性交類似行為に当たるので不貞行為と見なされます。
ピンクサロン
ピンクサロンは、個室などはなくある程度の仕切りがある場所で男性客に性的サービスを行う風俗店です。
ピンクサロンは本番行為は禁止ですが、オーラルセックスや射精を伴う行為を男性客に行っているので不貞行為になります。
ハプニングバー
ハプニングバーは、お店の女性が男性客へ性的サービスを行うのではなく、様々な性的嗜好を持った男女の客同士で行為を行う風俗店です。
1人での入店以外にも、カップルで入店する人たちもいます。
こちらもソープランドと同じく「恋愛上での本番行為なので売春にはならない」と言われているので、性交渉は黙認されています。
なのでハプニングバーでは性交渉が行われているので、不貞行為があると言うことになります。
ストリップ
ストリップは女性のダンサーが舞台上で踊りながら衣服を脱いでいく姿を見せるサービスを行っていて、一部には個室で性的なサービスを行うこともあります。
ですが、一般的には性交渉、性交類似行為を行うことはなく女性のダンサーの踊りを鑑賞するお店なので、不貞行為には当たらないでしょう。
パートナーを風俗に行かせないためにするべきこと
不貞行為にならなくても、自分以外の女性を見て興奮しているとなれば、嫌な気持ちになりますよね。
では、風俗に行かせないためにはどうしたらいいのでしょうか？
あなたがすべきことを紹介します。
積極的に性行為を行う
多くの男性は性行為をしないことによって性欲が溜まり、その性欲を解消するために風俗に行きます。
風俗に行かせないために1番大切なことは、パートナーの性欲を満たしてあげることです。
なので積極的に性行為をしましょう。
また、パートナーからの誘いを待つだけでなく、あなたから誘うことによって「相手から誘ってくれた」という喜びがあります。
魅力的な女でいる
魅力的な女性でいることはとても大事なことです。
魅力的な女性でいることによって、パートナーはあなただけを見続けるでしょう。
見た目に気を遣わずにいればパートナーはあなたに興奮せず、性行為をしたいという気持ちが湧かなくなります。
それでもあなたに湧かないだけで、性欲は湧いてきます。
そんな性欲を解消するために、キレイに着飾った女性のいる風俗店へと出向いてしまうでしょう。
なので常に魅力的でいるように心がけることで、パートナーはよそ見をしません。
どんな行為にも出来るだけ応える
常に同じような行為をしていれば、いくら好きな女性と性行為をしていても男性は飽きてしまうこともあるでしょう。
好きな相手と性行為が出来るだけで満足、と思っている男性もいるかもしれませんが、心のどこかで「こんなこともしたいな」と考えてしまうのです。
そして、それを言い出せないパートナーはその悩みを風俗に行って解消させます。
なのであなたから「どんなことをしてみたい？」などと聞いてください。
性的なことを自分から言葉にするのは恥ずかしく感じるかもしれませんが、思い切って言いましょう。
パートナーもびっくりするかもしれませんが、好きな人と自分のしたいことを出来ることに喜びを感じてくれます。
ですが、パートナーの性的嗜好についていけないのにもかかわらず我慢して性行為に付き合ってしまっては、あなたがパートナーとの性行為を苦痛に感じてしまうでしょう。
「これはしたくない」などと、嫌なことはしっかりと伝えるようにして、パートナーとの性行為を楽しいものにしてくださいね。
お金の使い道を把握する
風俗にはお金がかかりますよね。
細かくお金の使い道を聞かなくてもいいですが、見慣れないものなどを持っていたら「いくらしたの？」などと聞いてみましょう。
また、飲み会などがある際は、誰とどこで飲むのかを聞いて見るのも良いでしょう。
常にお金の動きを見られていると感じれば、風俗にお金を使いにくくなります。
ですが、相手のお金の使い道を気にして毎回どうしたの？と聞いてしまえば、それがストレスになって風俗に行ってしまうかもしれません。
聞くときはさりげなく、でも「出費は抑えなきゃ」と思わせるようにすることが大切です。
性感染症予防を徹底する
性行為をする上で特に心配なのが性感染症です。
風俗店で徹底的に性感染症への予防をしっかりしていたとしても、パートナーが風俗に行くことによって、あなたにとってもリスクはありますし不安になってしまいますよね。
性交渉をしなくても、オーラルセックスで喉から性感染症に感染することも考えられます。
パートナーと性感染症について常に話していれば、パートナーも感染の恐れのある風俗店に行くことはなくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたか？
自分がいるのにもかかわらず、パートナーが他の女性と性的な行為をしているなんてとても嫌な気持ちになりますよね。
ですが男性と女性では浮気に対する考え方が異なるので、どこからが浮気なのか、それもまた男女では変わります。
お互いの浮気の考え方で問題が起こらないように、パートナーとどこからが浮気なのか話し合ってみましょう。
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