6割以上が浮気をされたら「許せない!」
マイナビウーマンが男性に対して行った「彼女が浮気をしたら許せますか?」というアンケート、そしてGIRL`S TALKが女性に対して行った「彼氏の浮気許せる?許せない?」というアンケートによると、男女ともに6割強が浮気は「許せない」という結果になりました。
やはり浮気は「許せない」と思っている人の方が多く、女性の「許せない」と答えた人の多くは実体験済みということがわかりました。
許したいと思いながらも、やはり浮気をされるとなればそう簡単に受け入れることは出来ないということでしょう。
そして1度浮気をしたら繰り返す可能性が高い!
また、1度でも浮気をしてしまうと2度、3度と浮気を繰り返してしまう人が多い傾向にあります。
これは1度浮気したことによって浮気へのハードルが下がってしまい、パートナーに対する罪悪感を感じることが少なくなることが考えられるからです。
「1回でも浮気しちゃえば、もう何回したって変わらないでしょ」という気持ちが芽生えるのでしょう。
相手を想っているからこそ?浮気を許せない理由
浮気をされたらショックや怒りなど色々な感情が頭の中を駆け巡ってしまい、そう簡単には許すことは出来ないでしょう。
なぜ浮気を許すことが出来ないのか、理由を紹介します。
自分に非がないのに裏切られた気持ちになる
どんなにパートナーのことを思いやる行動を取っていたり、楽しい時間を一緒に過ごせるように努力していても、浮気をされてしまうこともあるでしょう。
パートナーに尽くしていたりなど自分に非がないのにもかかわらず浮気をされてしまえば、裏切られたと感じて悲しくなりますよね。
勝手すぎるパートナーの行動に「今まで過ごしてきた時間や自分たちの関係って何だったの…?」と思ってしまうようです。
自分のモノを取られた気分になる
自分だけのパートナーだと思っていたのにいきなり見ず知らずのライバルが現れてしまえば、嫉妬をしてしまいます。
2人の間に割って入ってきてパートナーを奪われたら、言い気がしないどころか怒りに震えてしまうでしょう。
「自分のモノなのに!」と、奪った相手にも簡単についていくパートナーにも許せない感情が湧くのです。
独占欲が強ければ強いほど、許せない気持ちも強くなるでしょう。
自分より外見の劣っている浮気相手に納得がいかない
自分よりも外見が劣っている人と浮気をされたら「なんで自分よりも可愛くない女と浮気しているのよ」「俺よりいけてない男と浮気しやがって」と、怒りが湧きます。
プライドがあるからなのか、「こんな人に負けたの?」と思ってしまうのでしょう。
反対に自分よりも外見の良い人と浮気をされてしまえば、諦めがつきます。
自分以外の異性と性的関係を持ったことが汚らわしく感じる
自分以外の異性と体の関係を持ったパートナーに対して嫌悪感を抱きます。
存在自体が汚らわしく感じてしまい、少し触れられることでさえも生理的に受け付けなくなってしまうでしょう。
特に女性の本能は浮気に否定的なので、男性よりも潔癖な傾向にあります。
「誰かもわからないような女を触った手で触らないで」「いろんな女にも同じことしているんでしょ」と感じてしまう人が多いようです。
約束を破られて信用することが出来ない
浮気に限らず「大事にするからね」「ずっと一緒だよ」と言っていたのにも関わらず、その約束を破られてしまえば信用はなくなります。
その約束に反することをされてしまえば、許す気も起きなくなってしまうでしょう。
信用できない人を許そうなんて思わないですよね。
どうしても浮気を許せない!まず何を考えるべき?
いつまでも「許せない!」と怒っているだけでは問題は解決しません。
まずはあなたがこれからどうしていきたいのか、どうするべきなのかを決めることが肝心です。
時間を無駄にしないためにもしっかりと自分の行動を考えましょう。
このまま関係を続けるかor別れるか
「許せないから別れなくてはいけない」「別れたくないから許さないといけない。」
このような考え方をしている人はいませんか?
ですがそのようなことは関係なく、許せなくてもこのまま関係を続けることは可能ですし、浮気を許さないことと別れることは別問題です。
ですが、しっかりと許さないということを伝えなくてはまた浮気をされてしまうリスクがあります。
浮気は許せないことだから何が何でも別れるのか、このままの関係を続けていきたいのか、まずは自分の心と向き合ってみてください。
また浮気には種類があり、浮気をしたからといってパートナーを嫌いになったわけではないこともあります。
一時の気の迷いで浮気をしてしまうことや、他の異性と関係を持つことで返ってパートナーの良さをより感じられることもあるでしょう。
その上で、パートナーと2人で話し合いをしましょう。
あくまでも1人で解決しようとはせずにしっかりと2人で話し合い、パートナーの思いも聞いて解決することが大事です。
自分に非がなかったと本当に言えるか
浮気をする方が悪いのは確かですが、そもそもなぜパートナーは浮気をしてしまったのか、根本的な原因を考えてみましょう。
パートナーに対する接し方が素っ気なかったり、わがままを言っていたり、思いやりのない行動をとったり、性行為を拒んだりなどの行動をしていた覚えはありませんか?
気付いてないだけで無意識にそのような行動をしていることもあるので、自分の行動を思い返してみて自分に非がなかったかどうかを考えてみましょう。
どうやって制裁を与えるか
いけないことをしたとき、罰を与えるのは当然のことと言えるでしょう。
自分の気持ちを晴らすためにも、どのように罰を与えればいいのか考えてみるのもいいかもしれません。
ですが、制裁を与えることによってあなたにリスクが生じることも考えられます。
この後の項目で、実際にある制裁の事例とそのリスクについて、そして合法的な制裁を解説するのでチェックしてみてください。
許してしまう女性は4割以上!
浮気をされたら別れを選ぶ女性が多いと思いきや、4割以上がパートナーの浮気を許してしまうそうです。
何かをしてもらうことと引き換えに、浮気を許してあげるという女性が多くいます。
恋愛jpが1024人を対象に行った「彼氏に浮気をされたとき、何をしたら許せる?」というアンケート結果をまとめたものを紹介します。
何をしてもらったら彼氏の浮気を許せる?
何をしてもらったら彼氏の浮気を許せる? | 割合 |
---|---|
何をしてもらっても絶対許さない(別れる) | 51%(520人) |
ひたすら謝ってもらう | 12%(118人) |
欲しいものを1つ買ってもらう | 8%(78人) |
「もう浮気しない」と誓約書を書いてもらう | 7%(71人) |
何もしてくれなくても許す | 7%(67人) |
結婚してもらう | 6%(63人) |
旅行へ連れて行ってもらう | 6%(58人) |
現金をもらう | 5%(49人) |
上記のように何かをしてもらうことで許してあげる女性が多い中で、ただひたすら謝ってもらうだけで許してしまうという女性の意見も少なからずあります。
パートナーの謝る姿につい心が揺るいでしまい、許してしまうのでしょう。
浮気を許そうって思えたのはなぜ?
浮気は絶対に許せない!と思っている人がいる中でも、やはり許してしまうという人もいます。
どんな理由からパートナーの浮気を許そうと決めたのでしょうか?
実際に浮気を許すと決めた人の心の内を紹介します。
嫌いになることが出来なかったから
「浮気がわかったときはとてもショックで何も手につかないくらい落ち込みましたけど、それでも相手を好きな気持ちは変わらなかったですね。このまま別れるのなんて嫌だし関係を壊したくないと思ったから、許そうって決めました。」
周りの目が気になったから
「SNSにも2人のことを書いてたしラブラブな写真とかも載っけてました。それを見てる周りの人たちからお似合いだね~とか、そろそろ結婚するのかな?なんて言われてたから、浮気が原因で別れたことを知られるのが嫌だったんです。だから今回は許そうって。周りの目を気にして決めた感じですね。」
浮気するのはしょうがないから
「人間の本能的に浮気をしてもしょうがないかなって思ってしまいます。許さないって選択肢がないのかもしれません。特に男性は浮気をする生き物って言われているし…。もう受け入れるしかないかなって思いました。」
元からあまり相手に興味がない
「元々あまり相手に夢中でもなかったし、浮気がわかった時も(あ~そっか)って思うくらいでした。別に1回くらい浮気されたからってそこまで気持ちが乱れることはなかったですね。だから浮気を許すとか許さないっていうよりは、すんなり受け入れてしまった感じです。」
もうどうでもいいから
「悲しいとかつらいとかそんな思いにもならないくらい、なんかもうどうでもよくなりました。気持ちがスーッと冷めていくのがわかりましたね。どうぞお好きなようにしてください、こちらも勝手にしますので!って感じです。」
知っておくべき!浮気をしてしまう主な理由
パートナーがいるのにもかかわらず、浮気をしてしまうのはなぜでしょう。
許せない気持ちはわかりますが、「浮気をしたこと」だけを責めていては解決はしません。
まずは、浮気をしてしまう理由を知っておくことが大切です。
ストレスを発散するため
仕事や家庭などの環境でのストレスだったり金銭面の不安などを抱え込むことが多い人は、ストレスを無くしたい気持ちや癒されたいという思いから浮気に走ってしまうことが多いです。
いけないことだと認識していても気を晴らしたいという思いから、ほんの出来心で浮気をしてしまうでしょう。
浮気の多くは性的な関係を持っていて欲求不満を解消していることから、ストレス発散法としてとても適しているかもしれません。
誰かにかまって欲しいため
パートナーが構ってくれない、相手にしてくれないとなると、寂しさを感じるでしょう。
そんな寂しさを埋めるために浮気に走ってしまうことが考えられます。
寂しがり屋で1人でいるのが好きではない人や、常に誰かに構って欲しいと思っている人に多い浮気の原因と言えるでしょう。
付き合いが長くなるにつれてパートナーへの接し方も変わっていくことが多いです。
それを居心地よく感じる人もいれば寂しく感じる人もいます。
昔のことを思い出し、「前はもっと構ってくれたのに…。」と今の2人の関係に寂しくなっていく人もいるということです。
心に抱える傷を癒すため
心に癒えることのない傷を抱えている人もいます。
例えば過去に暴力を振るわれたことのある人、家庭環境が悪い中で育ってきた人、大切な人を亡くしたことのある人…。
それぞれ大きな心の傷があるでしょう。
このような心の傷は1人で癒すことは難しいです。
なので、少しでも気持ちを楽にしたい、癒されたいと思いってしまい浮気をしてしまいます。
いけない事だと自覚していないため
上記で紹介した理由はどれも浮気は悪いことだと自覚しながらも行っていましたが、浮気をいけないことだと自覚していない人もいます。
悪いことだと思っていないので、好きな時に浮気をして楽しい時間を過ごしているのでしょう。
そのような人はしっかりと浮気はいけないことだと認識させなくてはいけません。
たとえ時間がかかってしまうとしても「相手を傷つける行為」だからしてはいけないことだと理解させましょう。
それでも構わずに浮気をするようでしたら、一度付き合い方を考えてみるのが良いでしょう。
もしかしたらあなたが浮気の原因かも?
浮気をした人の多くは「相手が構ってくれない」「接する態度が冷たい」「あまり会えない」「性行為をしてくれない」とパートナーに原因を押し付けるような言い訳をするでしょう。
原因はどうあれ、浮気はいけないことだと認識しているのにもかかわらず欲のままに自分を抑えることが出来なかったということです。
ですが中には、暴力を振るわれたり、侮辱するような暴言を吐かれたり、度を越した束縛をされたり、常に監視するような真似をされたりなど、相手から追いつめられ辛いと感じるような行為をされてしまったがゆえに浮気をしてしまう人もいるでしょう。
そのような行為をされていれば、逃げ出したくなる気持ちもわかります。
浮気されたと許せない気持ちになることは仕方のないことですが、もしかしたら無意識のうちにあなたもパートナーにそのような行動を取ってしまっているかもしれません。
もう一度、パートナーへの接し方を思い返してみてください。
何か心当たりのある自分の行動はありませんか?
浮気を許せない人が実際に行った間違った制裁の与え方
間違った制裁を与えてしまえば、あなたの立場が悪くなってしまいます。
それでは制裁を与えられたと喜んでいても意味がありませんよね。
ここでは実際に行われた制裁とそのリスクについて解説していきます。
暴力行為を行った
怒りが抑えきれずに手を出してしまったという例はよくあります。
男性が女性に暴力を振るうイメージが強いとは思いますが、女性が男性に暴力を振るうケースも少なくありません。
「ビンタ」「金的」などが女性がよく振るう暴力行為と言えるでしょう。
暴力行為を行うことでのリスク
暴力は傷害罪(刑法204条)や暴行罪(刑法208条)などにあたり、反対に訴えられてしまう可能性があるので気を付けなくてはいけません。
中には自分の気持ちを抑えることが出来ずに、相手を殺してしまったなんて事例があります。
暴行行為で問われる罪
暴行罪 | 相手にケガがなかった場合 |
---|---|
傷害罪 | 相手がケガをした場合 |
傷害罪 | 相手にケガはなかったが精神的なダメージにより鬱病を発症させてしまった場合 |
過失致死傷害 | 相手が死亡してしまった場合 |
第三者に浮気について広めた
両親や周りの知人、職場などにパートナーが浮気したことを広めて屈辱的な思いを味わわせたという事例もあります。
周りに公言することによって、パートナーは周りから冷たい目で見られたり変な目で見られることになるでしょう。
公言する方法としては、
□SNSなどインターネット上に書く
□自ら職場に行って広める
□相手の携帯を奪って登録されている人たちに片っ端から連絡する
などがあります。
SNSを利用する人は増えていますし、更新することは簡単なのですぐに広めることが出来ます。
また、不特定多数の利用者への拡散率も高いので、SNSはよく使われている方法です。
第三者への浮気公言のリスク
浮気を公言したりネット上に載せることで相手から名誉棄損で訴えられる可能性があります。
また、職場に乗り込んでいけば威力業務妨害で訴えられるリスクもあるでしょう。
念書を書かせて相手の行動を制限
「今後また浮気をしたら○○をします」「好きな時に携帯電話の確認をさせます」など、念書を書かせるという事例があります。
「もう浮気はしない」と今回の浮気を反省しているのなら、素直に念書を書いてくれるでしょう。
行動制限をするリスク
人間というのはダメと言われれば言われるほど、興味を抱いてしまうものです。
「ここから先は立ち入り禁止です」と言われればこの先には何があるのか気になってしまいませんか?
それと同じように念書を書かせて行動を制限すればそれが仇になってしまうケースも考えられるのです。
家出・別居をした
同居をしていた場合、一緒の空間にいたくない、または浮気を反省させるために一時的に家から出ていくという事例もあります。
家に帰ったら誰もいない、自分以外の物がなくなっていたら、呆然と立ち尽くしてしまうでしょう。
別居をすることでのリスク
パートナーがいなくなったことで我に返り反省する人もいれば、喜んで1人の自由な生活を楽しむ人もいるでしょう。
好きなことが出来ることをいいことに、浮気を繰り返すリスクがあるということです。
また、別居の期間が長くなると法律で定められた離婚事由にあたり、「離婚がしやすくなる」場合があります。
なので制裁は与えたいけれど離婚を望んでいない場合は、家出・別居はしない方がいいでしょう。
パートナーが離婚を望んでいる場合、家出・別居をしてしまえば相手の思い通りになってしまいます。
自分も浮気をした
パートナーにも同じ思いを味わってもらおうと浮気をやり返す人もいます。
同じ苦しみや辛さを味わわせることが出来ますし、自分の気持ちも落ち着くでしょう。
また、パートナー以外の異性と体の関係を持つことで心の余裕も生まれます。
浮気をやり返すことによるリスク
パートナーのみに非があれば慰謝料を請求することが出来ますが、お互いに浮気をすれば慰謝料が相殺されてしまいます。
また、もしあなたがパートナーの浮気の証拠を持っていないのにパートナーはあなたの浮気の証拠を持っていたとしたら、あなたの立場が悪くなってしまいます。
もしかしたらあなたが慰謝料を請求されてしまうことが考えられるのです。
許せない気持ちが強いのなら合法的制裁!
リスクのある制裁に躊躇してしまう人もいるでしょう。
自分がどうなるかわからないリスクを抱えてまで相手に制裁を与える気はない、でも、出来ることなら制裁を与えたい…。
そんな時は合法的に制裁を与えましょう。
合法的な制裁=慰謝料請求をする際に行うべきことを紹介します。
浮気の証拠を手に入れよう
まずは必ずパートナーの浮気の証拠を手に入れましょう。
しっかりと不貞行為(=肉体関係が証明できる)だとわかる証拠であることが肝心です。
法的に有効な証拠
法的に有効な証拠=肉体関係にあるとわかる証拠
以下の証拠があれば、慰謝料請求の主張が認められやすくなります。
□複数回ラブホテルに出入りしているツーショット写真
□長時間ラブホテルに滞在しているとわかる写真
□複数回自宅に出入りしていて長時間滞在しているとわかる写真
証拠としては弱いけど集めておいた方がいい証拠
単体の証拠では効力が弱くても、たくさん集めることにより浮気を立証できることが考えられる証拠があります。
□メールやラインのやり取り
□浮気を認めた録音・書面
□電話の通話履歴
□レストランやラブホテルのクレジット明細(レシート)
上記の証拠をいくつか集めることで大きな証拠となってくれることがあるので「これは意味ないか…。」と思わずに、小さなものでも大切に取っておきましょう。
浮気が原因となる慰謝料の相場は?
ここでは離婚する場合、そしてしない場合での慰謝料の相場を解説します。
離婚しない場合でも慰謝料は貰えるのでしょうか?
離婚しない場合
離婚も別居もせずに婚姻関係を続ける場合にも、浮気を知ってから3年以内であれば慰謝料を請求することが可能です。
浮気が原因で、でも離婚しない場合の慰謝料の相場は50万~100万円ほどと言われています。
離婚する場合
離婚を選択する場合、慰謝料の相場は300万~500万円と言われています。
あくまでも相場なのでこれよりも低いことも高いことも考えられますし、夫婦間の状況によって変動します。
高額な慰謝料請求が認められる場合とは
では、どのような状況であれば高額な慰謝料請求をすることが出来るのでしょうか?
以下の項目をチェックしてみましょう。
□浮気相手が家庭を壊してやろうと故意に浮気をした
□長い期間浮気をされていた
□浮気行為が明らかなのに認めずシラを切り続けた
□二度と浮気はしないと約束したのに再度浮気をした
□浮気相手との間に子供が出来た
□パートナーの浮気が原因となり精神的な病を患ってしまった
□夫婦の間に子供がいるにも関わらず浮気をした
□パートナーが高額な収入や資産を所持していた
上記の内容が当てはまる方は、高額な慰謝料を請求することが可能でしょう。
損をする可能性?慰謝料請求の際の注意点
合法的な制裁の与え方として紹介した慰謝料請求ですが、もしかしたら損をしてしまうことも考えられます。
以下に当てはまる人は注意をしてください。
□離婚後に浮気をしたパートナーが親権者になった
□自分名義の財産が多い状況での離婚
□年金の納付が自分の方が多い
このようにあなたが悪い立場でない場合にも、損をすることもあるということです。
許せないけれど離婚をしない場合
これからも婚姻関係を続けていくのなら夫婦関係を修復していかなければいけません。
もう二度と浮気はしない!と浮気したことをしっかり反省させて、再犯防止しましょう。
では、あなたがやるべきこと、心構えを紹介します。
離婚届不受理申出を提出する
パートナーが浮気相手に本気になっていたとしても絶対に離婚しないと決めたのなら、「離婚届不受理申出」を提出してください。
離婚を阻止する1番の方法と言えるでしょう。
離婚届不受理申出とは、もし勝手に相手側に離婚届を出されてしまっても受理されないようにするための届出です。
このようなケースはほとんどないですが、稀に離婚届を偽装などして勝手に提出してしまう人もいるので用心深く、離婚届不受理申出を提出するのが良いでしょう。
子供の存在を主張する
子供は夫婦にとってとても大きな存在で、一生の宝でもありますよね。
悩みやストレスがあったりしても、子供の顔を見れば癒されることもあるでしょう。
子供のことをパートナーに意識させるために、日々の子育てに関わる話や休みの日に連れて行ってあげたい場所など、子供についての話を頻繁に夫婦でするようにしてください。
子供が元気に明るく育っていく姿は家庭にとってとても幸せな時間ですし、そんな時間が夫婦円満の鍵になるでしょう。
夫婦の時間を大切にする
浮気をされた後などはまだ心の余裕がなくて難しいかもしれませんが、性行為を行うようにしましょう。
会話などをする時間も大切ですが、夫婦での性行為も大切です。
長い間性行為をしなければセックスレスになってしまい、また浮気をされてしまうことが考えられます。
気持ちが落ち着いたらでいいですが、ボディタッチなど軽いことから始めてみてもいいでしょう。
離婚をするのは大変なことだと認識させる
離婚をするには、離婚に至るまでの過程を審議したり離婚に伴う手続きを行います。
ですが基本的に裁判所は平日に開いているので、仕事の場合は2つのことを並行して行わなければいけません。
弁護士にお願いするにも弁護士費用が掛かりますし、浮気が原因の離婚だと慰謝料もあり夫婦の共有財産などお金にも悩まされるでしょう。
このような問題に決着をつけるのにはヘトヘトになり大変だと、パートナーにそれとなく認識させましょう。
そして、離婚=めんどくさい=浮気をするとめんどくさいと思わせるのです。
裁判になれば負けると思わせる
離婚をするにしてもしないにしてもしっかりと浮気の証拠を手に入れましょう。
パートナーが不貞行為をしたとわかる証拠を持っていれば確実にあなたが有利な立場になりますし、「次浮気したら、どうなるかわかってるよね?」と言葉に出さなくてもパートナーに圧をかけることが出来ます。
パートナーは、証拠を持たれているとわかれば自分が全面的に負けることがわかりますし、もう浮気をすることは出来ないと判断するでしょう。
話をつけたら同じ話を蒸し返さないようにする
話し合いにより解決した問題については蒸し返すことをしてはいけません。
許せない気持ちを心から取り除きましょう。
過去の話を持ち出されてグチグチ言われるのは、たとえ自分が悪いとしても良い気はしませんよね。
一度話をつけたのならマイナスなことは考えないようにして、明るい気持ちを持つようにしてください。
例えば、付き合いだした時のことや結婚した当初のことを思い出してみると気持ちが落ち着くでしょう。
もしつらい気持ちを思い出して話を繰り返しそうになった場合は、深呼吸をして楽しいことを考えてくださいね。
あなたのちょっとした行動で再犯防止しよう!
小さなことでも心がけることでパートナーはあなたの大切さを再確認してくれるでしょう。
浮気はしてはいけないことだと気づいてもらうために、あなたが心がけるべきこととは何なのでしょうか?
相手を思いやる行動を取る
感謝を伝えたり体調が悪そうなときは心配してあげたりなど、パートナーを思いやる行動はとても大事なことです。
ですが一緒にいる時間が長いほど、パートナーを思いやる気持ちが薄れていくことが多いでしょう。
パートナーがいて「当たり前」だという気持ちになってしまうからです。
まずはパートナーへの気遣いを大切にして、思いやりある行動を取ることを心がけてください。
隣にいてくれることを当たり前だと思ってはいけません。
ストレスのない家庭環境を心がける
家庭というのは本来、落ち着ける場所・心安らぐ場所です。
ですが、家にいてあれやれこれやれと小言を言われてしまえば、心が落ち着くどころか気が休まりませんよね。
そして居心地の悪い空間になってしまいます。
何かを頼むときは口調を柔らかくしたりなど意識して、笑顔の絶えない空間にしてください。
そして家にいて落ち着く・楽しいと思えるような家庭環境にすることを心がけましょう。
そうすれば家にいることに苦痛を感じませんし、家にいたい!と思ってもらえるでしょう。
浮気をされることは悲しいことだと伝える
浮気をされたことでこんなにもつらくて悲しい気持ちになったとパートナーに伝えましょう。
その際に感情的にならないように注意をして、落ち着いて伝えるように心がけてください。
感情的にヒステリックに言われてしまえばめんどくさいと感じてしまう人もいますが、落ち着いて、でも悲しそうに伝えれば「あ、悲しい思いをさせちゃったな」と感じてくれるでしょう。
そして、「もうこんな寂しい思いをさせないようにしよう!」と、きっと浮気を止めてくれます。
絶対に落ち着いて伝えることを意識してくださいね。
自分の言動を振り返ってみよう
パートナーの浮気を簡単に許すことが出来ない気持ちはわかります。
ですがそれをいい機会だと思い、自分の今までの行動を一度振り返ってみるのも良いでしょう。
パートナーへの自分の接し方はどうだったかな?優しく接することは出来ていたかな?イライラしているときに当たってしまったこともあったかも…。などと、思い返せば自分にもいけないことがあったかもしれないと原因を見つけ出せることが出来るかもしれません。
浮気をしたパートナーが悪いことは確かですが、浮気をされたという経験を活かしていかなければこれから先も浮気をされるリスクを軽減することは出来ないでしょう。
ここで落ち込み続けているか、自分のことを見つめ返して改善することが出来るかで、今後のパートナーの浮気を防げるのかが決まってきます。
まとめ
いかがでしたか?
浮気は大切に思っていた相手からの裏切り行為と取れますし、許せない気持ちが募るのは当然のことだと思います。
ですがいつまでもそのような気持ちでいても無駄な時間を過ごすだけです。
別れずに一緒にいると決めたからには、パートナーとの楽しいことを考えるようにしていきましょう。
また気を晴らすために、紹介した制裁をパートナーに与えることも一つの手と言えますが、リスクがあることも忘れないようにしましょう。
そして、あなたの心が晴れる決断をしてくださいね。
コメント