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熟年不倫が急増している理由とは?熟年世代の不倫の特徴と原因

熟年不倫が急増している理由とは?熟年世代の不倫の特徴と原因

近年、熟年層の不倫が非常に増加傾向にあると言われています。
「こんな歳の取ったパートナーが不倫しているわけない!」と油断している方も注意が必要かもしれません!

熟年層の不倫には、特殊な理由があることが多く、不倫の仕方・傾向も若年層と異なっていることが多いです。
今回は熟年層の不倫問題について徹底解説していきます。

目次

今、熟年不倫が増加している?!

今、熟年不倫が増加している?!

最近は結婚してから何十年も経っているにも関わらず、不倫してしまう熟年層が非常に増加していると言われています。

まずここでは、熟年不倫についてと、熟年不倫が増加している背景について紹介していきます。

そもそも熟年不倫とは?

「熟年」とは一般的に中高年のことを指します。
具体的な年齢は50代前後と言われています。
ここ最近、この熟年といわれる50代以上の方たちの不倫が増えているのです。

50代というと結婚してから数十年経っている方たちも多いですが、なぜそのような夫婦が離婚をしてしまうのでしょうか?
その理由と背景についてをここから紹介します。

熟年不倫が増加している理由・背景とは?

熟年不倫が増加した背景にはさまざまな要因があると言われていますが、中でも1番の理由とされているのがインターネットの普及です。

最近はインターネットを使用することができる携帯電話やスマホを、誰もが1台は持っていることが当たり前になってきました。
熟年不倫に限ったことではありませんが、スマホは今や不倫する誰もが使うツールになっています。
少し前の時代は、手紙や電話でしか連絡をすることはできなかったのに、今では簡単に遠くに居る人と連絡を取ることができるようになってしまったのです。
これにより不倫相手と直接会えなくても、愛を育むことができるようになりました。
またSNSによって昔の友人や恋人と連絡を取り合うことが簡単にできるようになったことも、不倫の増加に関係していると言われています。

また平成19年に定められた「年金分割制度」により、離婚後の妻の生活が楽になったことも要因として考えられます。
この制度は、離婚後に夫の年金の最大半額を妻がもらうことができるというものです。
年金分割制度が整ったことにより、金銭的に困っている妻も離婚後の生活を1人で送れるようになりました。
これにより、離婚後への生活の心配が緩和され、熟年不倫が増加していると言えます。

その他にも、不倫に対する世間の意識の変化も見られるようになり、「みんなやってるから」と罪の意識を持つ方が少なくなったことなども考えられます。

熟年離婚も増加している!!

熟年不倫の増加に伴って、熟年層の離婚も増加傾向にあると言われています。

厚生労働省の統計からは、今からおよそ50年前の1970年には5416件だった熟年離婚が、30年後の2000年には57,000件と10倍になっていることが発表されています。
直近の統計ではさらに60,000件前後まで件数が増加しているようです。

この数値から、現在日本の熟年離婚が増加していることがわかります。

熟年不倫の特徴

熟年不倫の特徴

熟年不倫には、他の年代の不倫とは明らかに異なる特徴があります。
ここではまず、熟年不倫ならではの特徴を紹介します。

不倫期間が長い

熟年不倫の特徴として、比較的交際期間が長期に及ぶという方が多いようです。
「性欲が抑えられなくて…」という理由で浮気してしまう人は、浮気相手と一夜限りの関係の関係で満足してしまうことがあります。
これは比較的性欲が強い若い人に見られやすい傾向にあります。

一方で熟年世代の方たちは、性欲の衰えと体力の衰えから、不倫関係の中で性交渉を行うことにそこまで重きを置いていない傾向にあります。
どちらかというと「心の支え」として不倫相手を見ていることが多いことからも、長期の浮気に発展しやすいことが考えられます。

不倫期間が短い状態で安易に離婚を決断する

熟年不倫は、パートナーへの不満を長期間抱えていることが原因となり、始めてしまう方が多いです。
そのため不倫関係が短期間であっても、一気にその状況に熱を持ってしまう方も少なくありません。

不倫関係がいくら短くても、長い間我慢してきたことが積もりに積もっているため、簡単にパートナーとの関係を終わらせようと決断できるのです。
これから先の人生は底まで長くないのだからと、最後くらいは身勝手に振舞いたいと感じることもあるようです。

本気の恋愛関係になっていることが多い

若い人の恋愛は、見栄を張る意味で恋人を作ろうとしている人がいます。
それと似た理由で、年齢的に周囲の人に遅れを取りたくないという焦りから結婚する人もいるでしょう。

それに比べて熟年層はすでに結婚も経験していることが多く、これ以上刺激がほしいと思うよりは、相手を深く愛したいという気持ちが大きいようです。
歳を重ねて気持ちに余裕が出てきているからと言えるでしょう。
また、性欲が若いときに比べてなくなっているとはいえ、濃厚なスローセックスによってさらに深く愛情を感じることも多く、本気の不倫関係に発展することが多い理由と言われています。

バレることを警戒しない

結婚して時間が経っている熟年層は、お互いに関して結婚当初よりも関心を持たなくなっていることが多いです。
そのため、「パートナーにバレるのではないか?」という心配は基本的にしていない人が多いのです。

また一方で、これまでの関係で信頼があることからも、パートナーから浮気を疑われることはないだろうと安心しきっている人も居ます。
さらには、バレたからといっていまさら離婚することもないだろうと、安心されている方もいるようです。

理由はさまざま考えられますが、不倫する側はバレることへの警戒心が少ないという特徴があります。

不倫に金をかける

若い人との不倫に比べて金銭的に余裕のある熟年層は、非常にお金のかかった不倫をする傾向にあります。
高級なものを食べたり、お金をかけた旅行デートなどをすることが定番という方も少なくありません。
このため、お金の使い方から浮気がバレてしまうケースもあります。

多額の慰謝料や財産分与でトラブルになる

熟年不倫の状況的な特徴として、夫婦の婚姻期間が長い、不倫の交際期間が長いということがあげられます。
そのため、不倫発覚時に請求される慰謝料が非常に多額であることが多いのです。

また、財産分与についても、これまで長い生活をともにしてきた夫婦ですから、簡単に話が進まず長引いたり、トラブルになってしまうこともあるようです。
長い間二人のものだったことに関して、どちらかのものにすることは簡単ではありません。

以上のようなことから、裁判にまで話が長引いてしまう傾向にあるのも熟年不倫の特徴です。

簡単に発覚する

先ほど紹介したとおり、金銭的に余裕のある熟年層は、大胆な浮気をしてしまいがちです。
また、子供も独立し失うものはもうないと思っていることからも、行動の面でも非常に大胆な行動をとられる方が多いようです。
若い方の不倫に比べて、浮気は大胆になっていることが多いのです。

そのため、熟年不倫についての浮気調査を探偵に依頼すると、とても簡単に証拠が見つかるケースが非常に多いそうです。

熟年不倫はなぜ起こる?

熟年不倫はなぜ起こる?

結婚してから数十年も経って、なぜいまさら不倫なんてしまうのか気になりますよね。
熟年層の不倫にはさまざまな理由があります。
熟年不倫をしている人の心理を知って、不倫防止に繋げましょう。

何年も不倫関係が続いている

若いときから不倫の関係があり、その関係を熟年になってもずっと続けている方は意外にも多いのです。
若いうちは周囲の目や家族のために「隠し通さなければ」という意識が強い方も多く、不倫は発覚しにくかったでしょう。

しかし歳をとるにつれて仕事や育児などのさまざまな責任感から開放され大胆な浮気となっていき、さらに不倫相手との関係が深まることも多いのです。

刺激が足りない

20年、30年と毎日同じパートナーの顔を見て生活していると、夫婦間の会話がめっきりなくなってしまっていることでしょう。
このような状況に不満を感じられている方は非常に多いのです。

そんな生活に楽しみを見出したいと、同世代の人と話すようなコミュニティーに顔を出し始める方も少なくありません。
そこで親しくなった異性と親しくなり、不倫関係に発展することもあります。

人生を後悔したくない

50代、60代となってくると自分の人生について振り返られる方が増えてきます。
その中でも、「自分の人生は平凡に終わってしまう」と感じた方は、後悔したくないと最後の最後にやりたい放題してしまうことがあるようです。

しかしながら、「人生最大の後悔は不倫してしまったこと」と言っている方も見られます。
この不倫がきっかけで、さらに後悔が残らないように注意が必要なのかもしれません。

子離れで寂しさを感じている

子離れをきっかけに、人生への生きがいを見失ってしまう方が、特に女性に多いようです。
子供の結婚を気に、なんとなく人生が寂しくなってしまい、これがきっかけで不倫してしまうのです。

「子供が人生の全て」「パートナーよりも子供が大切」という考えを持っている人は、このような理由からどこかに心のよりどころを求めで不倫してしまう傾向にあるようです。

経済的に余裕がある

熟年層は会社での立場が上がり、給料が高くなったり、また年金によって生活に余裕がある方も少なくないでしょう。
育児をしていたころは子供のためにお金を使っていたのに、子供の自立でその必要がなくなると、お金を持て余してしまう熟年層も多いのです。

この余裕から、「ちょっと遊んでみようかな」と思うようになり、それがエスカレートして不倫に発展してしまうというケースもあります。

時間に余裕がある

定年退職や子供の自立によって、自分自身の時間に余裕ができたことによって、不倫を始める人もいます。
特に仕事をやめると今まで何十年も生きがいだったことがなくなってしまい、何をしたらいいか判らなくなってしまいます。

そんな人生を歩んできた人が久しぶりに魅力的な異性と恋愛すると、かなり熱くなってしまうことも多いと言われています。
不倫相手に全力を注ぐことができますので、関係も進展しやすいのかもしれません。

家庭内暴力を受けていた

結婚当初からパートナーに慢性的にDVやモラルハラスメントを受けていたにも関わらず、なかなか離婚を踏み切れずに熟年になってしまったという場合、熟年になってから不倫してしまうという方が少なくありません。

若いころは子供のことや世間体を気にして、安易に離婚を選択できなかったという人こそ、このような理由から不倫する傾向にあるのかもしれません。
そのような「周りの目」をある程度気にせずに済む年齢になってきたことで、不倫したり、不倫の末に離婚をしようと決断される方もいらっしゃいます。

介護をしたくない

熟年層に付きまとう大きな問題として、「親の介護」があります。
自分の年齢も上がれば親の年齢も上がり、介護が必要になるケースもあるでしょう。
さらに自分の親だけではなく、パートナーの親の面倒も見なければならなくなってしまうこともあります。

このことをストレスに感じられている方は非常に多く、そんな辛さを忘れるために異性と遊ぼうとする方も少なくありません。

親の死別

熟年になってくると親も歳をとってしまい、親の死に遭遇してしまうこともあります。
意外ですが、この親の死をきっかけに不倫に走ってしまう方が多いのです。
これまで「親にとっていい子で居なければならない」という気持ちを持ってきた方にとって、親がなくなったことをきっかけに、羽目をはずしたような行動を取り始めることがあります。

また、親がなくなったことから、精神的に不安定になり、そのとき親切にしてくれる異性と不倫の関係になることも考えられます。

どちらにしてもこれまで大切に見守ってきてくれた人が居なくなってしまうことで、精神が不安定になり、不倫してしまうということです。

夫婦間の性欲の違い

一般的に性欲は男性は10代~20代、女性は30代~40代がピークと言われています。

しかしこれには個人差があり、熟年世代になってからも性欲が衰えない方もたくさんいらっしゃいます
そのような方のパートナーがセックスを拒んだ場合、他に性欲を満たしてくれる方を探してしまうのです。
夫婦間の性欲の強さが同じということの方が珍しいので、仕方がない理由なのかもしれません。

スマホ・SNSの影響

冒頭でも紹介しましたが、スマホやSNSの普及によって、熟年層の不倫は増加傾向にあります。
以前交際していた人や、かつての同級生と簡単に繋がれるようになったことがきっかけで、不倫が非常にしやすい時代となってしまいました。

昔の知り合いに会うことで懐かしい気持ちになり、結婚していることを忘れて不倫に走ってしまうのです。

熟年不倫に対する夫と妻の意識の違い

熟年不倫に対する夫と妻の意識の違い

熟年世代の不倫については、男女によって考え方の違いがあります。
「熟年不倫」に対して、男性と女性はそれぞれどのように考えているのでしょうか。

熟年不倫に対する夫の意識

まずは夫(男性)の考え方について紹介していきます。

男性はもともと女性よりも、浮気に対して「悪いことをしている」という意識が低いのです。

その理由は、男性は本能的に種を撒かなければならないと感じているため、性欲が強い生き物なのです。
性欲を向ける相手としても、若くて子供を生んでくれそうな女性に自然と目が行ってしまうでしょう。
妻の年齢が高齢になると、性的な魅力的に感じなくなってしまうことからも、本能的に不倫したいと感じることがあるようです。

また、男性が主として働きに出ている家庭は多いと思いますが、そのことからも「養っているのは自分なんだから少しくらいは見逃してほしい」と考えているケースもあるのです。

熟年不倫に対する妻の意識

次に妻(女性)の熟年不倫に対する意識について紹介します。

女性は男性に比べて性欲ではなく心のつながりを大切に考えることが多いです。
そのため、夫婦がいくらセックスレスであってもパートナーとの関係で満たされていれば、不倫に走ることは少ないと言われています。
つまり、夫が妻に対して「女性」として見てくれなくなったときに、夫の心が離れていくことを感じて不倫をする傾向にあるのです。

また子離れがきっかけで不倫することも非常に多いです。
母性が強い女性は、誰かに愛情を注いでいたいと思う傾向が強く、子供が離れていくことがきっかけで愛情をもてあましてしまうのです。

女性は「大切な誰かが自分から離れていってしまうのかもしれない」という精神的な不安から、不倫に走ってしまうことが考えられます。

パートナーの熟年不倫を防止させる方法とは?

パートナーの熟年不倫を防止させる方法とは?

ここからはパートナーの熟年不倫を防止する方法について紹介します。
熟年夫婦が円満に過ごすために必要なのは「刺激」と「愛情」です。
熟年不倫させてしまう背景には、夫婦の関係の悪さが必ずあるはずです。
これまでの生活を見直して、パートナーの不倫を未然に防ぎましょう。

コミュニケーションを積極的に行う

会話やボディタッチが日常的にない夫婦は、注意が必要です。
「あうんの呼吸」や「以心伝心」の関係と言えば聞こえがいいですが、実際この関係に満足しているのはどちらか一方(ほとんどの場合が夫)であることが多いようです。

「何でも知っている」と「コミュニケーションを取らない」は同じことではありませんので、積極的にコミュニケーションを行うようにしましょう。

夫婦共通の趣味を作る

夫婦の間に刺激がないと感じるようでしたら、何か共通の趣味を作ってみるといいかもしれません。
初めてのことに二人で挑戦してみれば、自然に会話が生まれて新鮮味を取り戻すことができるでしょう。
特に時間とお金が必要な趣味はこれまでなかなか挑戦できなかったと思います。
この歳になってできることに挑戦してみるといいかもしれません。

旅行に行く

毎日同じ空間に居ることで刺激がなくなっている可能性もありますので、過ごす場所を変えてみることもいいかもしれません。
思い出の地を回ってみたり、お互い初めて行く場所に足を運んでみると、気持ちも入れ替わって関係がよくなるでしょう。

また、セックスレスの場合、場所や雰囲気を変えることでその気にさせることができる場合もあります。
その点でも自宅から離れた場所で、ゆっくり2人で過ごしてみるといいかもしれません。

思いを伝える

普段思っていることを積極的に伝えていきましょう。
感謝しているならその気持ちを伝えなければ、どんなに思っていても相手には伝わりません。
パートナーにしてもらっていることを当たり前だとは思わず、ぜひ感謝を示していきましょう。
直接伝えることが難しいのであれば手紙にしてみてください。

もちろん直してほしいところ、嫌だったことも伝えて問題ありません。
しかしその際は、関係を壊さないように相手の気持ちを考えた伝え方をするように注意してくださいね。

子供や孫に協力してもらう

どうしても夫婦二人では関係を修復できない場合は、子供や孫に協力してもらうといいでしょう。

子供に旅行を計画してもらったり、食事に行く予定を決めてもらうと効果的です。
子供や孫が居てくれれば、自然に会話は弾むようになるはずです。
これで夫婦関係に刺激をもたらすことができるかも知れません。

専門の機関に相談する

既にパートナーに不倫と怪しい行動が見られるなら、専門の相談機関に相談してみるといいかもしれません。
探偵事務所や法律相談所などは、そのような相談に乗ってくれることがあります。

また、探偵事務所の場合、浮気の調査も代行して行ってくれますので、パートナーの浮気が事実なのか確認することができるでしょう。
探偵事務所については以下の記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

熟年不倫を見抜く方法

熟年不倫を見抜く方法

パートナーに不倫の兆候が現れている場合、あなた自身で不倫が事実なのか見抜いてみるといいでしょう。
熟年世代の不倫を簡単に見抜くポイントについて紹介します。

持ち物から不倫を見抜く

まずは持ち物から不倫を見抜く方法についてです。
不倫相手と接触した直後や、頻繁に密会を行っている場合、持ち物から証拠が見つかるケースは非常に多いです。
パートナーにバレないように自然に探りを入れてみてください。

財布の中を見る

財布の中のレシートやポイントカードからは、パートナーの行動を予測することができます。
ラブホテルを利用したような形跡や、二人分の食事を頻繁に会計している様子が伺われたら、不倫している可能性があるかもしれません。

また、レシートに記載されている時間や、利用したお店の位置情報を確認してみてください。
このような情報は、パートナーが予定について嘘をついている場合に見抜く手助けをしてくれます。

かばんの中を見る

鞄の中には浮気を見抜くアイテムがたくさん入っています。
まず、手帳や予定を書いてあるものに、不倫相手との密会の予定を書いている可能性があります。
頻繁に確認しておきましょう。

また、名刺入れや定期入れにラブホのポイントカードや浮気の証拠に繋がるものを隠している可能性がありますので、注意が必要です。

その他にも精力剤や見慣れない鍵、コンドーム、不倫相手からの手紙などは決定的な証拠になります。
定期的に確認してみましょう。

衣類のポケットを見る

衣類のポケットからも先ほど同様、レシートや手紙、コンドーム、ラブホのポイントカードなどが隠されている可能性があります。
また、異性のものと思われる髪の毛が付着してる可能性もあります。
パートナーが着ている上着などをハンガーに掛けてあげるフリをして、こっそり確認してみてください。

携帯電話・スマートフォンを見る

パートナーが携帯電話やスマートフォンを使っている場合、不倫の証拠が隠されている可能性が非常に高いので、確認してみましょう。
写真のフォルダや、メール、着信履歴に目を向けてみると証拠が見つかりやすいかもしれません。

部屋・車から不倫を見抜く

不倫の関係が深く長くなっている場合、パートナーの部屋や車の中から、何かしらの証拠が見つかるケースが非常に多いです。
相手を大切に思っているほど、相手からもらったものなどは捨てることができないでしょう。
そのような決定的な証拠を突き止めましょう。

タンスを見る

まさかと思うかもしれませんが、衣服がしまってあるタンスやクローゼットの奥底に不倫の証拠が隠されていることがあります。
不倫相手からもらったプレゼントや手紙、写真などは捨てるに捨てられないため、そのようなプライベートな場所に隠すでしょう。

またそれ以外にも下着や衣類のチェックも有効です。
結婚してから見たこともないような派手な勝負下着が購入されていたり、新しい服が増えていると感じたら、誰かと浮気している可能性があります。

車の中を見る

パートナーが車で頻繁に出かけている場合、車内で浮気が行われている可能性があります。
車内の注目しておくべきポイントは、シートの下とダッシュボードについている収納です。
シートの下に異性のものと思われる髪の毛などの痕跡が落ちていることがあります。
また、アクセサリーやコンドームのゴミなども落ちている可能性が高いので注意して見てください。
ダッシュボードの中には、不倫相手が居ることを匂わせるような証拠が隠されていることがあります。
手紙、レシート、写真などがないか確認してみてくださいね。

車内のシートの位置の変化も浮気を見抜くポイントになります。
あなたが利用したときと様子が変わっているようでしたら、注意が必要です。

寝室を見る

パートナーの寝室には証拠が隠されていることが多いでしょう。
特に普段一緒に寝てない夫婦の場合、そこは相手にとっての秘密の場所となっていることが多いです。

寝室の中で注目してほしいのはベッドの下や布団の中などが考えられます。
浮気の証拠はまさかというところに隠されていることが多いです。
パートナーが異様なまでに寝室に入ることを拒むようであれば、何か隠している証拠かもしれませんので、確認してみましょう。

熟年離婚をするメリット

熟年離婚をするメリット

結婚暦の長い熟年夫婦であっても、どちらかの不倫が発覚すれば、離婚を選択する方たちももちろんたくさんいらっしゃいます。
熟年不倫によって離婚するメリットとはどのようなものがあるでしょうか?

自由になれる

まず当たり前ですが、パートナーから解放され、自由に行動できるようになります。
夫婦で居ることが苦痛で不倫をしてしまっている場合や、パートナーに不倫されていることをストレスに感じられている方は、思い切って離婚を選択してみてもいいのかもしれません。
これまでたくさん我慢してきたなら、そろそろ自由になった方がいいでしょう。

自分の人生を犠牲にしなくてよくなる

離婚することで自分の人生を犠牲にしなくてよくなります。

例えばパートナーの両親やパートナー自身の老後の介護から逃れることができます。
パートナーとの生活のために自分が犠牲にしてきたもの・これから犠牲にしなければならないもの全てから開放されるのです。

実際に熟年離婚を経験された方は、「離婚を決断してからやっと自分だけの人生が始まった」と感じられている方も居るようです。

新しい出会いがある

いくつになっても男女の出会いはあるものです。
離婚すれば誰もあなたの恋愛事情を責める人は居ませんから、また新しい人と出会うことができるでしょう。
最近では、熟年の人を対象にした出会い系サイトや、コミュニティー、イベントなども非常にたくさん見られます。

離婚後のセカンドライフを楽しんでいる方も非常にたくさんいますので、新しい出会いを楽しむことも熟年離婚のメリットと言えるでしょう。

熟年離婚するリスクは?

熟年離婚するリスクは?

離婚することはメリットもある分、デメリットも非常に大きいものとなっています。
ここでは特に、熟年離婚だからこそ心配されるリスクについて紹介します。

健康へのリスク

意外な話かもしれませんが、熟年離婚をきっかけに健康状態へのリスクが起こることが考えらえます。
例えばパートナーがこれまで食事を作ってくれていた場合、一人暮らしになると食べる料理が変わってきてしまうことが考えられます。
そのため、食事のバランスが偏ってしまい、健康被害に繋がってしまうでしょう。

また、これまでは多少なりとも分担して行われてきた家事を、全て自分で行わなければならなくなりますので、疲労がたまったり、体に負担がかかってしまうことが考えられます。

このリスクは熟年夫婦の離婚だからこそ、特に考えられやすいと言えるでしょう。

精神的に寂しい思いをする

離婚は若かろうが歳を取ろうが、どのタイミングでしても寂しいと感じるものです。

特に熟年夫婦の場合、一緒に過ごしてきた時間がとても長いです。
会話がいくらなかったとしても、その存在があるだけで精神が保たれてきたこともあるでしょう。
当たり前の存在が居なくなり、一人になってしまうと、「清々した」という感情よりも先に「寂しい」というものが押し寄せてくることもあるようです。

金銭的なトラブルになる可能性

熟年の不倫は先ほど紹介したように、慰謝料が高額なことが多いです。
そのため、不倫が発覚した側は金銭的に生活が厳しくなってしまうことがあります。

また、定年退職後は仕事による収入が見込めませんので、お金を稼ぐということは困難になるでしょう。

金銭的なトラブルの解決が難しいからこそ、離婚するリスクが非常に大きいのも熟年離婚ならではの特徴です。

熟年離婚で知っておくべきお金のこと

熟年離婚で知っておくべきお金のこと

最後に熟年離婚を考えている方に向けて、知っておくべきお金の話をします。
先ほど紹介したように熟年離婚は金銭的リスクが大きいのです。
しっかりとどのくらいのお金が必要なのか把握してから、離婚を選択するように心がけてくださいね。

財産分与

まず財産分与についてです。
財産分与とは、結婚している期間に夫婦2人で得た財産を平等に分けるということです。
これはどちらが稼いだということは関係なく、原則的には平等に2分の1ずつ分ける必要があります。
主に話し合いで決められるものには、不動産や高価な家具や家財、貯蓄などがあります。

また、熟年離婚では退職金について話し合われることもありますが、これについてもどちらの退職金にせよ、平等に分ける必要があります。

年金分割

熟年離婚で知っておいてほしいものとして、「年金分割」があります。
これは定年前に夫のみが働いていた場合でも、離婚後は妻にも年金の半分が支払われるというものです。
この制度は厚生年金と共済年金のみが対象となりますので、夫が自営業などの給与所得者ではない場合、制度を利用することはできません。

慰謝料

基本的に不倫によって離婚をする場合は、不倫した方がパートナーへの精神的なダメージに対して慰謝料を払わなければなりません。
これが慰謝料です。

冒頭でも紹介しましたが、熟年不倫による離婚では慰謝料が多額になる可能性が高いと考えられます。
その費用に関しては、不倫の状況、不倫以前の夫婦関係などが関係しています。
熟年層の不倫による離婚は、婚姻期間が長いことから、比較的高額になることが多い傾向にありますが、不倫発覚前の夫婦関係が既に破綻していたり、セックスレスの状態であった場合には、慰謝料の減額に繋がることもあります。

詳しい慰謝料については以下の記事を参考にしてみてください。

婚姻費用

熟年者の場合、不倫が発覚して夫婦関係が破綻しても、「離婚」とはならない可能性があります。
籍はそのままに別居するというケースも決して稀ではありません。

しかしその場合であっても、「夫婦はお互いに助け合わなければならない」という義務がありますので、夫婦のうち経済力のある方が婚姻費用を支払わなければなりません。
これを怠った場合、経済力のない方から請求を行うことができます。

熟年夫婦の場合、さまざまな理由から簡単に離婚をすることはできないかもしれませんが、義務は果たさなければなりませんので、よく覚えておきましょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?
今回は熟年の既婚者による不倫について紹介してきました。
若いころの不倫と比べて特徴的な傾向があり、その解決方法も異なっています。
「パートナーがこんな歳で不倫するわけがない」と油断せずに、永遠を誓ったパートナーに最後まで愛情を持って接してあげることが一番の予防策でしょう。

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