パートナーが休日になると車で出かける事が多い・いつも車で遠出をしているなど怪しい行動を取っている事はありませんか？
車を利用して浮気をしているかもしれない場合、ETCの利用履歴を確認する事によって浮気の証拠をつかむ事ができる場合があります。
今回はそんなETCの利用履歴を活用した浮気調査や実際の利用履歴の調べ方、それ以外にも車の中に残っているかもしれない証拠の種類など車に関連した浮気調査について紹介します。
ETCの履歴から浮気調査に役立てる
ETCとは「Electronic Toll Collection System」の略で、高速道路に乗る際に停車せずに料金所を通過する事によって高速料金の支払いを自動化してくれるシステムとして普及しています。
このシステムでは料金所を通過する時にetcシステムと料金所のアンテナが無線でやり取りをするようになっており、単純に料金の支払いが自動化されるだけではなく利用した情報がそれぞれのETCカードに履歴として記録されるのです。
つまりこの履歴を辿ればいつどの料金所から高速に乗って降りたのかと言う情報を簡単に調べる事ができるようになっているので、相手の行動や予定を簡単に把握する事ができるというわけです。
相手の行動や予定を把握する事ができるようになれば怪しい行動を取っていないかどうかをひと目で確認する事ができますし、探偵や興信所に浮気調査を依頼する場合でも利用履歴というのは調査の日時や段取りを決める手がかりとして役立てる事ができるのです。
まずはETC カードの種類を把握
ETCの利用履歴を確認する前にまず確認しておく必要があるのが、利用しているETCカードの種類です。
実はカードには3つの種類があり、それぞれ発行元が異なっています。
ETCカード
クレジット会社が発行する種類のひとつでETC専用カードとも呼ばれており、ETC利用に特化しているため高速料金精算以外の機能がないというところが特徴です。
ETCパーソナルカード（高速道路6会社が共同で発行）
高速道路を運営している6社が共同発行している特殊なカードで、保証金と呼ばれる担保となるお金を払う事によって高速料金が自動的に銀行から引き落とされます。
クレジット機能がないため明細書などもなく、足がつきにくいという特徴を持っています。
一体型ETCカード
クレジット会社が発行するカードで一般のクレジットカードの機能が搭載されており、高速料金の支払い以外にも一般のショッピングでも利用できるという特徴があります。
ETCの履歴を調べる方法
では実際にETCの履歴を調べる場合にはどのようにすればいいのかと言うと、発行されているカードの種類に応じて複数の方法を利用する事ができます。
その中でも特に代表的な3つの方法について紹介します。
①発行元から郵送されてくる請求書
クレジットカード会社が発行しているカードの場合、通常のクレジットカードと同じようにETCカードの利用履歴が明細書として郵送されてきます。
どこまで確認できるのかという点についてはカード会社によって若干違いはありますが、少なくとも利用した日時やインターチェンジ・高速料金などが確認できます。
ちなみにパーソナルカードの場合は銀行から引き落としになるので明細書が届かないという問題があるのですが、実は引き落とされる前に利用料金の案内に関する書面が届くようになっているのでそちらで内容を確認する事ができます。
②インターネット上のETC利用履歴照会サービス
明細書の郵送先が自宅以外に設定されている場合でも利用履歴を確認する事ができる方法として注目されているのが、インターネット上にあるETC利用履歴照会サービスです。
調べ方は非常に簡単で、ETCカードの番号と車のナンバーを入力するだけで過去の利用履歴が確認できます。しかも明細書を印刷する事もできるので、確実な証拠として手元に残しておく事ができるというところがメリットです。 このサービスには登録型と非登録型の2種類があり、登録型の場合は事前に必要な情報を登録しておく必要があります。ですが事前に登録されていなかった場合でも新規に登録する事によって履歴を確認する事ができますし、登録型は最大15か月分・非登録型は62日分の履歴が登録されるので浮気調査で活用しやすくなっています。
非登録型の場合はスマートフォンアプリでも確認できていたのですが、平成28年にサービスが終了してしまっているため現在ではこちらで履歴を調べる事はできません。なのでサービスを利用する場合には登録型を利用する必要があります。
③サービスエリア等のETC履歴照会プリンター
インターネットが利用できる環境ではない・使い方が分からないという場合にはサービスエリアやパーキングエリアのインフォメーションや売店に設置されているETC履歴照会プリンターで調べる事もできます。
オートバックスなどの一部のカー用品の店舗でも利用できるようになっていて、専用の機械にETCカードを入れるだけで簡単に調べる事ができるというところがメリットです。
履歴も100件程度確認する事ができるので、相手に知られずに確認したいという人にもおすすめです。
④卓上履歴管理装置
卓上履歴管理装置とは簡単に言ってしまえばETCカードの情報を読み取るリーダーのようなもので、事前にパソコンにソフトをインストールしておく必要はありますが自宅でも簡単にカードの情報や履歴を100件ほど確認する事ができるようになっています。
カードリーダーにカードを読み込むだけなので簡単に利用する事ができるのですが、これまで紹介した方法と違って専用の機械を購入するコストがかかってしまうというデメリットがあります。
また相手に見られてしまう可能性もあるので、これまでの方法でダメだった場合の最終手段として利用する事がおすすめされています。
ETC履歴以外にも！車の中に隠された浮気の証拠
ETCの利用履歴だけでは浮気かどうか疑わしいと言う場合、車の中に証拠が隠されていると言う場合もあります。
カーナビの検索履歴に不自然な場所があるまたは、検索履歴が消されている
一番手っ取り早く調べる事ができるのが、実はカーナビの履歴です。
普段相手が行かないような場所や明らかに1人で行くには不自然な観光地などの場所が履歴にあるという場合は疑わしいですし、検索履歴がわざわざ消されているという場合はやましい証拠を隠しているという可能性が高くなっています。
助手席の背もたれや、ポジションの位置が微妙に変わってる
助手席に座る可能性がある人物と言うのは非常に限られていますし、わざわざ背もたれやポジションの位置を変えているということはそれだけ長時間車の中にいたということになるので座っていた人物と親しい間柄となっている可能性が高いです。
走行距離を確認すると、普段の生活で考えられない程の走行距離が伸びている。
意外と見落としがちなポイントである走行距離は、ガソリンの減り具合でも確認する事ができます。
普段よりも明らかに走行距離が伸びているという場合、浮気相手と車でデートに出かけていたり移動手段に使っているという疑いがあります。
消臭スプレーや、消臭剤を車の中に置くようになった。
これまで設置していなかった消臭スプレーや消臭剤を置くようになったという事は、浮気相手の香水の香りやタバコの匂いを消しているという可能性が高くなっています。
場合によっては性行為に及んでいる可能性も考えられますが、あくまで可能性が高いという事なので他の証拠なども合わせて浮気を疑う証拠と考える必要があります。
まとめ
車と言うのは移動手段であるほかにもプライベート空間として考えている人も多く、浮気に利用すると言う人も少なくありません。
ですがetcカードなど証拠として利用する事ができるものが普及してきた事によって、逆に浮気調査に利用しやすくなっていると言う面もあります。
そのため相手の行動に疑わしいと思われる点が出てきた場合はまずetcカードの履歴などを確認して不審な点がないかどうかを確認する必要がありますし、そのような場合は車の中にも痕跡が残っている可能性があります。
必ずしも全てが浮気の証拠であると言うわけではない場合もありますが、いずれの証拠も自分たちで調べやすいものとなっているので探偵や興信所に調査を依頼する前の判断材料として確認してみると言うのもひとつの手段となっています。
コメント