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自分でもできる盗聴器の発見方法!おすすめ盗聴器発見ツールも併せて紹介!

自分でもできる盗聴器の発見方法!おすすめ盗聴器発見ツールも併せて紹介!

盗聴器が身近な存在であると感じる人はほとんどいないかもしれません。
日本国内だけでも年間何十万個もの盗聴器が販売されており、発見されて取り外されるのは1割にも満たないのが現状です。
盗聴器が発見されるケースで一番多いのが一般家庭で、身近な物に仕込まれている場合があります。
身内の素行調査や興味本位から、企業スパイ、訴訟相手の情報を盗むなどの目的で盗聴器が悪用されるケースがあります。
盗聴器の種類と発見方法をご紹介します。

目次

盗聴器を見つける方法

盗聴器 発見1

盗聴器は簡単に発見することができないような場所に仕込まれるケースがほとんどです。
盗聴器はさまざまな種類があり、自分で簡単に発見できるようなものもありますし、特殊な装置を使用しないと見つけることができないような装置もあります。
盗聴器を見つける方法は、自分で見つける、探偵事務所など専門の知識・技術を持つ業者に依頼をすることができます。
自分で見つける方法と、探偵事務所などの業者に依頼する方法を紹介します。

自分で見つける方法

盗聴器は種類が豊富で誰でも簡単に入手できます。
盗聴器の構造は、音声を電気信号に変換して無線送信する仕組みです。
音声信号を電波で送信するタイプであれば、専用の装置を使って自分で発見することができる場合があります。
ここでは簡単な構造の物から特殊なタイプの盗聴器に至るまで、盗聴器の種類と自分で見つける方法をご紹介いたします。

FMラジオや市販の盗聴器発見器を使って見つける

音声データをFMラジオ用の電波で送信する盗聴器であれば、FMラジオを利用して発見することができます。
ラジオを使って発見する方法は、最初にラジカセなどを利用して音を発生させます。
次にFMラジオを利用して周波数を変えて、ラジオから音源の音が聞こえるかどうかを調べます。
ラジオ放送以外の音源や周囲の雑音が聞こえたら盗聴器が発する信号です。
音が響いたり大きな音がする所の近くに装置が仕掛けられています。
FMラジオを使う方法では、デジタル変調方式の盗聴器を発見することができません。

スペクトラムアナライザを使って見つける

FMラジオでは発見することができないデジタル変調方式の盗聴器を見つけるために、スペクトラムアナライザや専用の盗聴器発見装置を利用することができます。
スペクトラムアナライザは電気製品から発生する電波の有無や強さを調べる装置で、周波数ごとに電波の強さを調べることができます。
スペクトラムアナライザで不審な電波が見つかれば、無線式の盗聴器が仕掛けられていることが分かります。
スペクトラムアナライザを利用すれば、デジタル変調方式の盗聴器も発見することができます。

探偵に見つけてもらう時の探偵の選び方

盗聴器は巧妙に仕込まれており、自分で発見することができない場合があります。
盗聴器を発見するために、探偵や興信所などの専門業者に調査を依頼することができます。
探偵に依頼すれば盗聴器の発見だけでなく、装置を設置した犯人を見つけることもできます。 専門の業者に依頼する際は、盗聴・盗撮器の発見を専門とする探偵に依頼すると良いでしょう。
盗聴器は電波で無線送信するタイプだけとは限りません。
特殊な装置にも対応可能な業者を選ぶようにしましょう。
探偵事務所や興信所を選ぶ際は、盗聴器を取り外すのに必要な専門の資格を有しているかどうか、料金(金額・支払い方法など)についてきちんと確認しておく必要があります。
無資格の探偵に依頼すると、不審な装置を見つけて取り外す際や、調査料金を支払う段階で思わぬトラブルが発生する恐れがあります。

依頼する探偵は資格を持っているか

専門の業者に依頼する場合には、必要な資格を持っているかどうかを確認するようにしましょう。
盗聴器は家庭用電源コンセント内部に接続されたり、電話線や電話保安器・電話機の内部に設置される場合があります。
家庭用の電源ケーブルに接続されている装置を取り外す際は、第二種電気工事士の資格が必要です。
ちなみに第二種電気工事士は一般家庭や店舗などの電気工事をするのに必要な国家資格です。
電話線や電話関係の装置に組み込まれた装置を取り外す際には、電話工事に関する資格が必要です。
保安器よりも内側の電話工事を行うためには、アナログ第三種工事担任者の国家資格が必要です。

調査料金は適正か

業者に調査の仕事を依頼する際は、提示された料金が適正かどうかについてもチェックしましょう。
盗聴器発見の調査を依頼する場合の料金は部屋数や建物の大きさによって決まります。
一般家庭であれば、調査料金の相場は3万円~10万円です。
この金額よりも安すぎたり、高すぎたりする場合には要注意です。
調査料金が安すぎる業者に依頼すると、特殊なタイプの装置を見逃してしまう恐れがあります。

市販のおすすめ盗聴器発見ツール

盗聴器 発見2

自分で電波送信式の盗聴用の装置を発見するのであれば、市販の盗聴器発見ツールを利用することができます。
FMラジオでも探知できる場合がありますが、デジタル変調方式の特殊な装置を含めて不審な盗聴電波を見つける際は専用の装置を使用すると、確実に見つけ出すことができます。
不審な盗聴電波を見つけるために、市販のおすすめ盗聴器発見ツールをご紹介します。
いずれも一般向けに市販されていて、ネット通販サイトで購入できます。

バグピンガー

バグピンガー

バグピンガーはプロが使用するための装置です。
アラーム式で不審な電波の存在を警報音で知らせてくれる便利な機能が付いています。
バグピンガーは単に盗聴用の電波を探知するだけでなく、一定周期のピンガー音を発生させて電波の信号音を探知し、盗聴用の電波発信源までの距離を測定することができます。
ピンガー機能と別売の受信用アンテナと組み合わせることで、盗聴器が仕掛けられている場所の特定が容易になります。
受信周波数28~2,000MHzで、デジタル変調式の盗聴用装置でも盗聴音を聴くことができます。

バグスポッター

バグスポッター

バグスポッターはVHF・UHFをカバーするプロ用の盗聴器発見器です。
シンプルなデザインで一般の人でも使用できます。
不審な電波の探知や盗聴音声を聴くことができます。LED表示で電波の強さを確認することができるので、盗聴装置が仕込まれている場所の特定が簡単にできます。
バグスポッターには盗聴電波とそれ以外の電波を区別する機能や、スキャンボタンを押すだけで自動的に周波数を変えて盗聴電波を自動的に探し出す機能が付いています。
便利な機能が付いているので、初心者でも簡単に盗聴器を見つけることができます。

バグチェイサ-プラス

バグチェイサープラス

バグチェイサ-プラスもプロ用の盗聴器発見器で、不審な電波を探知して盗聴音声を聴くこともできます。
警報音またはLEDの点滅により電波発信源までの距離を知らせてくれます。
警報音が鳴らないようにしてLED表示のみで探知すれば、盗聴をしている人に感づかれないように盗聴器を見つけ出すことができます。
バグスポッターはプロ用の装置ですが、操作方法がシンプルなので初心者でも使用できます。

探吉くん

探吉くん

探吉くんは手のひらに収まるサイズで、シンプルなデザインの電波探知機です。
探吉くんを利用すれば、初心者でも簡単に不審な電波を発見することができます。
探吉くんで探知できる電波は、90%以上の盗聴器で利用されている周波数をカバーしています。 使い方は非常にシンプルで、アンテナを伸ばしてボタンを押すだけで不審な電波を探してくれます。
盗聴電波を見つけるとアラーム音で知らせてくれるので、アンテナを収納して電波の感知ポイントの向きを変えながら、盗聴電波の発信源を探すことができます。

プラスガード

プラスガード

プラスガードの本体は小さな円盤型(直径65mm・厚さ25㎜)でキーホルダーとして持ち歩くことができる電波探知機です。 プラスガードはボタン電池二個で駆動しますプラスガードの探知可能な電波の周波数が76MHz~2.5GHzで、ほとんどの盗聴器が使用する電波をカバーしています。
探知する際は付属のアンテナを本体に接続して、本体側面のスイッチを押しながら広いエリアを探知します。 盗聴電波をキャッチしたら音とLEDの光で知らせてくれます。
もしも不審な電波を探知したらアンテナを本体から外して、狭い範囲で電波の発信源を特定します。

ヤザワ 盗聴・盗撮探知器 SE15

ヤザワ盗聴探知機

ヤザワ 盗聴・盗撮探知器はリチウムコイン電池1個で駆動します。
本体が小さいのでキーホルダーとして持ち歩くことができます。
操作方法はシンプルで、スイッチを押しながら本体の場所を変えて不審な電波発信源を探知します。
探知可能な周波数は30MHz~2.4GHzです。不審な電波を探知すると音とLEDの点滅で教えてくれます。
電池の寿命は1日10回使用すると6ヶ月です。
この製品は操作方法がシンプルなので一般向けの防犯用品としておすすめです。

盗聴器を設置されないようにする為の予防策

盗聴器 発見3

盗聴の被害に遭わないためには、盗聴用の装置を発見する他にも盗聴器を設置されないようにする為の予防策を講じる必要があります。
自宅の中に勝手に盗聴器が設置されないようにするために、誰でも簡単にできる予防策を紹介します。

コンセント類や、電話線のコードなどは定期的に確認する

電源の供給ができるコンセントや、電話線の周辺に盗聴器が設置されるケースが多いです。
そのため、電源コンセントや電話線を定期的にチェックするようにしましょう。
延長コードのテーブルタップやタコ足配線用のプラグに盗聴用の装置が組み込まれている場合があります。
自分で購入した覚えのない電源プラグなどを見つけたら要注意です。
電化製品の内部にも装置が設置されるケースがあります。
身近な家電製品も定期的にチェックするように心がけましょう。

あまり親しくない人からのプレゼントには注意する

プレゼントのぬいぐるみや電気スタンド、置時計などの置物やインテリア家具、日用品の内部にも盗聴器が仕掛けられていて、盗聴の被害に遭うというケースがあります。
最近はパソコン用のマウスやその他の電子デバイスの中にも小型の盗聴・盗撮機が仕込まれているケースがあります。
普段、あまり親しくない人から生活雑貨品や家具・置物などをプレゼントされた際は特に注意が必要です。

まとめ

今は小型・高性能の盗聴用機器が誰でも簡単に入手することができます。
そのため、気付かない間に誰でも盗聴の被害に遭う恐れがあります。
電波で送信するタイプの盗聴器であれば、FMラジオや市販の盗聴器発見用のツールを利用して自分で探すことができます。 数万円の費用がかかってしまいますが、探偵などの専門業者に依頼することもできます。
家の中をこまめにチェックすることや、親しくない人からのプレゼントを注意するだけでも盗聴被害を防ぐようにしましょう。

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