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【探偵の年収っていくら?】探偵事務所の給料を徹底解剖!

【探偵の年収っていくら?】探偵事務所の給料を徹底解剖!

探偵事務所で働く人がどのぐらいの給料・年収を貰っているのか気になりますよね?
そこで今回は複数の探偵事務所にヒアリングさせて頂き、探偵の給料と年収を丸裸にしちゃいます!
探偵事務所の規模や年齢などで分けて細かくご説明すると共に、売上から見る給料・年収の内訳なども解説致します!

目次

探偵の平均給料・年収

探偵 年収1

探偵の年収は「400〜500万円」

と言われています。
月の給料に換算するとおよそ30万円程になりますね。
ただ、あくまでも平均の年収・給料になりますので、もちろん高い人は年収1,000万を超える人はいらっしゃいますし、個人事務所を開業している人であればそれ以上の給料・年収を得ている人も存在しています。
対象的に、駆け出しの探偵の方だと初めは給料が安いケースが多いので、全体の平均給料・年収が400~500万程となっています。

売上から見る給料・年収の理由

なぜ探偵の平均給料・年収が「400〜500万円」程なのかを探偵事務所の売上や利益構造から考えてみましょう。
探偵は1件の依頼を受けると大体30~50万円(あくまで平均ですが)ほどの調査費用を貰っています。
間をとって今回は1件あたり40万円としておきます。 そして大きい会社ですと年間で5,000件ほど依頼を受けています。
ですので上記のことから年間の売上は、
5,000(年間の依頼件数)×40万(1件あたりの売上)= 20億円の売上
となります。
年間で20億円の売上はすごいですね。。。

さて、問題はここからです。
ここから差し引かれる経費がいくらなのかが重要なポイントですね。
とても広告費に力を注いでいる業界ですので、売上の40%程は経費として広告費を捻出しています。
20億円の40%は8億円になりますので、年間で8億円の広告費を使っている計算になりました。

そしてもう1つ経費がかかるポイントが人件費になります。
探偵事務所は、基本的に1時間あたりの料金システムになっていますので、このシステムから人件費を算出します。
1時間あたりの調査費用の平均が8,000円となっており、売上が20億円ですので、
20億円 ÷ 8千円 = 25万時間
となっており、年間で25万時間の調査を行っていると想定できます。
この時間から必要人数を割り出しますと、1人あたり年間約2200時間(23日×8h×12ヶ月)働く前提だと、
250,000時間 ÷ 2,200時間 = 113名
最低でも113名の探偵の方が必要となります。
113名 × 400〜500万円 = 4.5億円〜5.6億円
という計算になります。

探偵の給料・年収のまとめ

・大手探偵事務所の売上 20億円
5,000(年間の依頼件数)×40万(1件あたりの売上)= 20億円の売上
・掛かる広告宣伝費 8億円
20億円 × 40% = 8億円
・掛かる人件費 4.5億円〜5.6億円
113名(必要人数) × 400〜500万円 = 4.5億円〜5.6億円

最終的な利益として、
20億円(売上)- 8億円(広告宣伝費)- 約5億(人件費 )= 7億円
利益率が35%程になりますので、社員の方々の年収・給料というのは平均400〜500万というのはとても妥当な金額と言えるでしょう。

探偵事務所内での役割・役職

探偵事務所で働いている人たちは、全員が調査を行ういわゆる「探偵」という訳ではありません。
探偵事務所内の仕事は大きく2つの役割に分けることができます。

1つめは主に調査を行う「調査員」

一般的に「探偵」と言われると想像するような調査や尾行など、現場で働いている人達のことを指します。
探偵としてのスキルが求められる役割ですので、こちらの役割の方が給料が高いことが多いです。
どの調査に誰を担当させる、といったことを決める管理職クラスになると、とても給料が上がる傾向があり、年収1,000万以上になる探偵事務所も存在します。

2つめは事務所内で働く「事務職員」

外の現場で働く人達をサポートすることが主な仕事の事務職員。
具体的な仕事の内容としては、お客様からの相談の対応や、調査対象の動きやスケジュールをヒアリングなど、調査を開始するまでに必要な業務を行う、という点がとても多い仕事になります。
ですが、「調査員」と比べると給料は少し低い傾向にあります。
現場の調査力が重要なことはもちろんですが、事前準備が出来ていないと調査も失敗に終わってしまうので、同じく重要な仕事となっています。

探偵事務所の数と探偵の人口

探偵事務所の数は全国に約5,000程存在しています。(公安委員会提出数調べ)
ですが、およそ80%が個人事務所での届け出となっていますので、残りの20%の探偵事務所に平均で10名ほどの調査員が在籍しているとしたら、
5000 × 20% × 10 = 10,000人
個人事務所の人口と合計すると、およそ1万4千人が探偵の人口ということがわかりますね!

探偵事務所の数と人口のまとめ

探偵事務所の数:全国に約5,000ヶ所
探偵の人口:およそ14,000人

探偵事務所の規模別の平均給料・年収

探偵 年収2

探偵事務所の給料や年収は、その探偵事務所の規模の大きさによって変わってきます。
やはり大きな規模を誇る大手探偵事務所は給料・年収が高いです。

探偵事務所・興信所の規模別に平均年収を表にしてみました!

大規模探偵事務所約500万
普通規模探偵事務所約450万
個人探偵事務所約420万
興信所約390万

という結果になっています。
興信所の給料が安い理由としては、探偵事務所より案件を受けている数が少ないからです。
そもそも探偵事務所と興信所の違いは、浮気・不倫調査を主に対応しているか、人探しを主に対応しているか、の違いとなります。
興信所は人探しをメインとしており、浮気調査より人探しの方が依頼として少ないため、依頼を受ける数が少ない=売上が少ないため、給料や年収も低くなってしまっています。

大手探偵事務所が給料が高い理由としては、個人事務所や普通規模より資金的理由で広告費を使えるため売上高いため、給料もそれなりに高くなるということです。

年齢別の平均給料・年収

探偵 年収3

どんな職業もそうですが、もちろん探偵業も年齢によって給料は変わってきます。
年齢が高くなるほど、ノウハウが溜まり調査力を含めた能力が高くなるので、基本的に給料・年収は上がっていくと考えて良いと思います。

年代別の平均年収を表にしてみました!

20代約290万
30代約380万
40代約480万
50代約540万

このような結果となっています!
あくまで平均ですので、役職が上になればもっと給料を頂くことももちろん可能です!

探偵の仕事って?

探偵 年収4

探偵の仕事は大きく5つに分けることができます。
①依頼者からの相談の対応
②ターゲットの調査・尾行
③調査報告書の作成
④宣伝や広報活動
⑤調査機材の手入れ

実は調査や尾行するだけではなく、事前の準備や調査後の処理など様々な業務があるのです。
そして待っているだけでは依頼は来ないので、宣伝や広報といった活動もとても重要となってきます。
依頼者のアフターフォローを含めての探偵事務所となります。

探偵になるにはどうしたらいいの?

探偵 年収5

実は探偵になるために「資格・免許」などは必要ありません。
自身で開業する際は、公安員会に届け出を出して証明書を貰う必要がありますが、基本的には誰でもなることができます。
今では、探偵学校などもあり、気軽に探偵について学べたり調査力を高めたりすることも可能です。
また、探偵事務所も求人を出していますので、未経験の方でもすぐに探偵事務所で働くことも出来ちゃうんです。

探偵になる方法を知りたい方はこちら!

探偵って実はアルバイトもある?

探偵 年収6

なんと探偵事務所でアルバイトを募集しているところもあるんです!
あまりアルバイト求人を出しているとこをは多くないのですが、比較的大手の探偵事務所がアルバイト求人を出しているケースが多いですね。

探偵のアルバイトについて知りたい方はこちら!

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