愛する人を生涯のパートナーとすることを決意し結婚する人がほとんどですが、新婚当時と結婚5年目、10年目と状況はまったく変わってきます。
特に大きな問題なのはセックスレスになりがちということです。
セックスはお互いを男女の関係として保つためには必要な行為で、年齢や子供の出産などを機になんとなくセックスから遠ざかっていしまうことが多いようです。
このセックスレスとパートナーの浮気は常に密接な関係を持っているといわれています。
セックスレスは浮気の原因になりやすい！
なぜセックスレスになるとパートナーは浮気をしやすいのでしょうか。
これは、男性も女性も関係なく人間としての本能の部分が根本的には影響しています。たとえば動物は子孫を残すために交尾を行います。
これは人間も結局のところは同じで、セックスは子孫繁栄のための本能なのです。しかしながら、結婚をして子供を作った家庭では、妊娠中のセックスが出来ないことで男性の本能の行き場が無くなり結果として浮気に走りやすいのです。
特に若くして結婚した人は妊娠、出産により突然セックスが出来なくなるため要注意です。
ただし、先述のとおりセックスは人間の本能でもあるため、ただ単に注意しているだけではダメでしょう。
妊娠中の間、男性側の性欲をどうやって満たすかも話しをしておくと良いです。ここで一つ気をつけたいのが、風俗店に行って性欲を満たすことを安易にOKしないことです。
ここで許可してしまうと考えられる事態としては、出産後に奥さんの体調が戻った後も風俗を堂々と通うこと、そして不倫行為に関しても問題ないという拡大解釈をパートナーに与えてしまいます。
このようにセックスレスによって相手に浮気につながる勝手な言い訳作るきっかけを与えてしまうため浮気につながりやすいといえます。
性欲の強い人だと特に浮気に走りやすい
では、全ての家庭でセックスレスが浮気に直結するかというとそうではありません。むしろ大多数の人が浮気には走らないでしょう。
結局のところ浮気をする人に多いのは性欲が強い人といえます。ここでも勘違いをしてはいけないのが基本的には性欲より家族、子供を優先することが当たり前ということです。
セックスできないのは基本的には妊娠、出産による一時的なものであるため通常であれば浮気にまでは発展しません。
ただし、性欲がそういった家族に対する感情に勝ってしまうと一気に浮気に走る傾向はあります。一度外れてしまった理性はなかなか簡単には戻らないため深みにはまっていきます。
そうならないためにセックスだけが愛情の形とならないように普段の生活から意識しておくことが大事でしょう。
セックスレスになってしまう理由と心理状態
愛を誓い合って結婚してあたりまえにしていたセックスがなぜなくなってしまうのでしょうか。
もちろん自然となってしまうのではなくきっかけがあってセックスレスになることが多いです。そのきっかけの一番の理由には男性と女性の心理的な違いがあります。
夫・旦那の心理
まずは男性側の心理状態を見て行きたいと思います。
世の中男女の働き方が平等になってきたとはいえ、まだまだ男性が家計を支えることの方が圧倒的に多いです。
特に若い男性は、将来出世を望むには20代から30代の働き方が非常に重要といえます。そのためどうしても家庭より仕事を優先にしがちとなり、夜遅くまで働くことが当たり前になっていきます。
また、先輩や同僚からのお酒や食事の誘い、場合によっては接待なども多くなっていきます。そのため家に帰ってきた頃にはへとへとになってしまい性欲よりも体を休めたい、十分な睡眠が取りたいという心理状態になってしまっています。
そのため妻から夜のお誘いがあったとしても、疲れているからの一言で断ってしまうのです。
これが一度や二度であれば妻の方も仕方がないという気持ちでいてくれますが、この断りが何度も続くことで妻の方も諦めに変わっていき、結果として妻の不満がたまるきっかけになっていきます。
妻・奥さんの心理
旦那・夫の心理状態と妻・奥さんの心理状態は若干異なります。
奥さんがセックスを断る理由として一番多いのが「面倒くさい」という理由です。
そもそも女性は、男性ほど性欲が強いことは稀です。もちろんそれなりの性欲はあったとしても男性のように我慢できないということは無いのです。女性はロマンチックな雰囲気などシチュエーションによって性欲が強まりますのでただ単に行うセックスは面倒くさいという理性が働きがちなのです。
そのため、夫がいくら夜の誘いをしても、睡眠欲や子育て疲れなどの理由で暗に断ることが多いです。こちらも最初のうちは夫も我慢しますが、何度も続くことで誘うことすらしなくなります。
断られた夫は最初は一人で性欲を処理するかもしれませんが、終いには風俗などに通うようになっていてしまいます。
セックスレスから浮気になった実例
実際にセックスレスになった夫婦はどのように浮気につながっていくのでしょうか。
ここでは夫と嫁の両方のセックスレスが浮気につながってしまった例を紹介したいと思います。
真面目な夫がセックスレスから浮気をした例
真面目な夫がセックスレスから浮気をした例として挙げるのは20代女性の体験談です。
この奥さんの夫は優しくてマジメな性格で女性にも奥手で、付き合った時も半年も手を出さないくらいの人だったそうです。
結婚2年目で長男が、5年目で次男が誕生しましたが、そこからの奥さんは夫中心から一気に子ども中心の生活に変化してしました。
もちろん食事や洗濯はきちんとやっていたようですが、ベッドメイキングや着る物の管理などは、”自分のことは自分でやって”と夫に言うのが口癖になっていたようです。
奥さんとしては子どもの世話で精一杯なのだから、夫が家事を手伝うのは当たり前だと思っていたようです。
しかしながら夫は、男性としての興味をもたれなくなったことから、次第に他の女性に気持ちが移ってしまいました。もともと夫が夜遅くまで仕事をすることは日常茶飯事であったため、夜ご飯を作らなくても良いなど自分勝手な解釈をしていて気づけば10年近くセックスレスになっていたようです。休日はやさしい夫であったため、まったく気づかなかったようです。
このような事例はよくある話だと思います。やはり結婚→出産→育児の流れから奥さんはどうしても愛情を注ぐ相手が、夫から子供中心へ移ってしまいます。もちろんそれは当たり前のことと思いがちですが男性からすれば子供も大事だが、好きになった女性から相手にされなくなることは容易には受け止められません。
勝手ですが、いつまでも自分を男としてみて欲しいという願望、プライドがあるのです。
しかしながらセックスレスは結果として、自分の男性としての魅力の無さを突きつけられることと同じため、自分を異性としてみてくれる女性に気持ちが浮ついてしまうのです。
セックスレスが理由で嫁が浮気をした例
次に例として挙げさせてもらうのは奥さんがセックスレスから浮気に行き着いた例です。
この方は結婚して8年で、子供が2人いる30代の方です。
今でも夫のことは人間的には好きですが、夫とのセックスの物足りなさにもともと不満を持っていました。
これは完全に夫のセックスが自己満足のものであることが原因です。奥さんもそれとなく物足りないことは夫に伝えていたのですが、理解されることは無く、そのうち言うのも面倒になってしまったようです。
しかしながら、奥さんはまだ30代ということもあり、セックスの物足りなさを紛らわせるため出会い系などを使おうか考えている際に、元彼と会ってしまったのです。
この元彼とは、元々嫌いで別れたわけでは無いため2人はすぐに意気投合し、夜の関係を持ってしまうようになったのです。
しかしお互い家庭は壊したくないとの認識からセックスフレンドという形でＷ不倫が続いています。
このような奥さんのケースも比較的多いのではないのでしょうか。セックスは男性だけではなく、女性にも愛情や満足を得るためには必要なのです。
そもそもセックスの上手い下手は結婚するときはあまり意識していない人が多いですが、いざ結婚してしまうと結果として体の相性が非常に重要なんだということを示す良い例だと思います。
夫婦は何年たってもお互いを異性として見られたいと求めています。
そのためのお互いに愛情を示せる手段であるセックスが満足いくものでない場合というのは結果として、より相性の良い異性を捜し求める行為、つまり浮気に繋がっているのかもしれません。
まとめ
このようにセックスレスは、それまで成り立っていた夫婦の関係を破壊してしまう浮気につながっています。
疲れていても、物足りなくても時には相手に応える努力が必要です。
常に、相手に対して言いたいことが言えるような関係を作っておくことも重要でしょう。いざ浮気が発覚してから初めて相手の本音が理解できるようでは遅いのです。
普段から相手のことを思いやって、子供が出来ても年をとっても男と女という関係は持ち続けることが夫婦円満の秘訣といえます。
そのためにも自己管理を怠ることなく自分磨きをすることもセックスレス予防には良いでしょう。
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