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【格差婚】妻の方が稼ぐ夫婦へ!うまくいかない理由や解決方法

【格差婚】妻の方が稼ぐ夫婦へ!うまくいかない理由や解決方法

現代では女性の社会進出が進み、男性よりも稼ぐ女性も増えてきました。
この世間の流れからか「格差婚」と言われる夫婦がここ最近とても増えてきました。共働き世代の中で夫よりも妻のほうが収入を得ている夫婦の事を「格差婚」と呼びます。

結婚をして一緒に生活していく中で、必ずどちらかがお金を稼がなければ生活をしていく事は出来ません。その上で、家事、育児など家の事も2人でやっていく必要が出てきます。
そんな結婚生活の中で、妻のほうが収入が高い「格差婚」は基本的にうまくいかないと言われています。
今回、格差婚だと何故夫婦生活がうまくいかないのか理由や解決方法を解説していきます。

目次

格差婚がうまく行かない理由

格差婚がうまく行かない理由

格差婚をした夫婦関係がうまくいかないことには様々な理由があります。そのほとんどは、妻の方が収入が高いが故に起きてしまうことばかりです。
それではどのような理由で格差婚が上手くいかないのかをそれぞれ解説していきます。

旦那側のプライドが傷つく

昔から日本では、「夫は外で働き、妻は家を守る」という考えがありました。現代でもその考えは残っています。
特に男性にはその考えが根強く残っているようで、逆に働く女性にとっては少しでも収入を得て生活を豊かにするほうが良いと考える人も増えています。

しかし、格差婚で問題になっているように旦那よりも妻の方が稼いでしまうと旦那側としては心のどこかで男である自分が家の大黒柱にならなければいけないという思いからどこかで引け目を感じてしまい、プライドが傷つきそれに耐えられなくなっていきます。
妻の方が稼ぐことで家庭でも立場が下になったように感じさらに肩身が狭い思いをするようになってしまいます。

奥さんが傲慢になっていく

格差婚の問題として、妻のほうが夫よりも収入が高いと傲慢になっていく傾向があります。
例えば家のローンや車のローンを組む際に基本的に収入の高い人名義で組みますので、その際に妻のほうが収入が高いと妻名義でローンを組むことになります。そうすると普段の生活の際に些細なことで喧嘩をした際、妻は「誰のおかげでこの家に住めているのか」、「誰のおかげで車に乗れているのか」とつい夫に向かって発言してしまい、それに対して夫はなにも言えずに惨めな思いをします。

また、収入が妻の方が高いことによって家庭内でもその差がだんだんと生まれてきます。
家事をする際にも、私のほうが稼いでるんだから家の事は夫が多くするべきと言った考えなど、何かと妻が自分の収入を小出しに傲慢に生活するようになっていくと、夫としても一緒にいて居心地の悪さを感じるようになります。

奥さんの生活が仕事中心になり一緒にいられる時間がなくなる

格差婚では、妻のほうが稼いでいるのでそれだけ仕事をしている時間も長いです。
家に帰る時間も夫より遅かったり、家にいても仕事中心であったり、休みが無かったりと夫との夫婦の生活リズムにも大きく差が開いてきます。

夫婦間の生活リズムが崩れてくると自然と夫は家に帰ったら自分が先、家にいても仕事ばかりして全く自分に興味を持たない、二人で出かけたり二人の会話が少ないという事態が続き、一人の時間が増え自分よりも仕事中心に生きる妻に寂しさを感じるようになり、自分は妻にとって必要な存在なのか、自分よりも仕事のほうが好きなんじゃないかと一人の時間が増えれば増えるほど様々な考えが頭をよぎるようになります。
夫との時間を作ってくれない妻に対し夫は寂しさを感じるようになってしまいます。これも、うまく行かない理由の1つです。

家事をしない旦那に対してイライラが募る

共働きの家庭は、基本的に家事を協力しながらやらなければうまく行きません。
そんな中、夫が全く家事をしてくれないとなんで何もやってくれないのかと妻としてはイライラが募っていきます。
さらに、夫よりも妻の方が稼いでいるとするとなおさら、なんで自分よりも収入が低いくせに家にいても稼いでいる自分が家事をしないといけないのかと思うようになります。

夫側としては、自分も外で働いているから家ではゆっくりしたいという気持ちがあるのかもしれませんが、働いて疲れているのは夫婦とも同じことです。
仕事で疲れて帰ってきて家のことまですべて妻がやっているとなると、ただの家政婦のように妻も感じてイライラが益々たまってきてしまいます。格差婚でよく問題になることです。

旦那さんが世間体に苦しめられる

冒頭で解説した通り、まだ今の日本では夫が稼ぎ妻が専業主婦で家の事をする夫婦も多く、夫が家の大黒柱という風潮が根強く残っています。
格差婚の問題は、妻が夫よりも稼いでいると夫としては社会からも家庭からも自分がもっと稼がなければいけないという無言のプレッシャーを受けているように感じてしまいます。

誰も夫に対してもっと稼いでと言っていなくても、世間体的にも夫が稼いで当たり前という風潮からそのように感じてしまい苦しみます。
世間体を気にする夫であればあるほど妻のほうが稼いでいる自分の情けなさを感じさらに苦しんでしまいます。

格差婚を乗り越える為の方法

格差婚を乗り越える為の方法

格差婚がうまくいかない理由を解説してきましたが、格差婚をした全ての夫婦が上手くいっていない訳ではありません。
格差婚ながら素敵な夫婦関係を築いている夫婦もたくさん存在しています。

そのような夫婦はどのようなことを気をつけているのでしょうか?

奥さんは決して旦那さんを見下さない

奥さんは、絶対に旦那さんを見下さないことが大切です。
いくら自分のほうが稼いでいたとしても、常に夫を尊敬し、仕事に対する労いや優しさを見せて生活をしていくと格差婚でも夫婦関係がうまくいくことが多いです。
喧嘩をした時でも、何か発言するときでも少しでも妻のほうが収入差を意識した発言をしてしまうと夫はそれだけでプライドが傷つきます。

夫を大黒柱のように扱えとか、嘘をついてでも上に見ろとまでは言いませんが、平等な立場で物事を発言し、夫を尊重する態度をとって過ごすことがうまく生活していくためには大切なことです。

お互い尊敬し合えるように、コミュニケーションの機会を多く持つ

夫よりも妻の方が収入が高いと、妻の方が労働時間が長く大変だと思いますが、1日のうち1回は仕事の事を忘れ2人の時間を作るようにします。
2人で今日の出来事を話したり、一緒にテレビを見たり、お酒を飲んだりお休みの日の計画を立てたりと、とにかく2人で一緒に何かをする時間を必ず意識して作ることが大切です。

その時間でコミュニケーションを多くとり、お互いを尊敬し合えるような関係を築いていけばどうしても忙しくて仕事中心になってしまう生活があったとしても、どこかで夫が惨めに感じたり寂しさを感じたりすることなくお互いを思いやった生活をすることができます。

コミュニケーションの時間を通して、お互いの存在価値をさらに高める効果もありますので必ず1日1回は時間を作り、お休みの日は一緒に1日中出かけたりして密接な時間を作ることが格差婚でもうまく行く秘訣です。

旦那さんと奥さんの間で家事等の役割分担について話し合う

先ほどコミュニケーションの時間を作ることについてお話しましたが、旦那さんと奥さんとの間で家の家事について役割分担をそういった時間でしっかり話合う事も重要です。
夫婦で別々の仕事をしていると帰宅時間やお休みなどズレが生じます。
できることとできないことが必ずあるので、その時間をうまく活用してお互いが平等に家事ができるよう話合う必要があります。お互いが無理なく出来る事を生活スタイルと見比べながら決めていきます。

そうするとお互いに誰が何をするのか決まっているので、私だけが負担を負っていると感じることもなくストレスなく生活することができます。
早い段階できっちりと役割分担を話し合うことが今後の夫婦生活のカギを握ると言ってもいいほどです。

金銭感覚の価値観の押し付けをしない

収入が違うということは金銭感覚も当然違ってきます。特に独身時代からそれぞれ変わらない収入で生きてきたとなると、その収入に見合った生活をしてきたはずなので収入の差が金銭感覚に大きく変わってきます。

特に妻の方が稼いでいるとなれば、妻の方が高価な物を求める傾向にあります。
もしも夫が連れて行ってくれたレストランやプレゼントしてくれた物が自分の想像していたものよりも低かった場合に不満を感じることもあります。
その際に、自分の金銭感覚の価値観を基準に物事を話したり決めつけたりせず、それぞれの金銭感覚の価値観の違いを認め尊重し、同じ価値観を求めないように心がけることが大切です。

お互いの交友関係には口を出さない

格差婚では、必ず交友関係も問題になります。妻が外に働きに出ると言う事は、男性女性含めて多くの人と関わることになります。
そのため交友関係も広がっていきますが、もしも夫が交友関係に対していちいち詳細を気にしてきたり、どんな関係なのか詳しく聞いてきたりすると信用されていないようで不快な気持ちになります。

夫側だけが気を付けるのではなく、逆に妻側としても夫の交友関係にはいちいち口を出さずに自由にさせることが大切です。

これから格差結婚をしようと考えている方へ

これから格差結婚をしようと考えている方へ

これから格差婚をしようとしている人へ気を付けてほしい事は、これまで述べてきた多くの問題を知った上で事前に対策をとっておくことです。
やはり格差婚をしてうまくいかなくなってしまった夫婦の原因の大部分はコミュニケーション不足や、お互い尊敬し合える関係が築けなかった事が大きく関わっています。
必ず、お互いの生活リズムがどのようなものなのかを知ったうえで事前に協力できる部分を話し合い、尊敬し合える気持ちを忘れないことが大切です。

特に男性はプライドも高くナイーブな一面を持っている人が多いです。現代社会に根強く残る男が大黒柱であるべきという考えに苦しむ男性も多いです。
そんなときに収入の高い妻から見下されたような発言をされると余計に傷つくこともあります。

格差婚でも仲良く暮らせる結婚生活は、夫を見下したりせず夫を立てる場面を作ってあげる心構えを強く持つことが大切です。そして旦那さんは、妻の収入や交友関係に対する劣等感や嫉妬心をすべて捨てる心構えも必要です。

まとめ

まとめ

格差婚でも仲良く生活している夫婦もたくさん世の中にはいます。
そのためにはこれまで述べてきたちょっとしたことに気を付けてお互いの思いやりを忘れずに心がけて生活しているからです。どんなに忙しくてもお互いを大切にし、感謝の心を忘れないことも大切です。

そして、どちらかが不満を持つことなく楽しく充実した日々を送れるようにコミュニケーションをとれる時間を少しでも増やしていく事で、格差婚と言われていてもうまくいく秘訣です。

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