「結婚以前はたくさん話を聞いてくれて、たくさん自分のことを話してくれた旦那が、最近まったく会話してくれない…。」
夫婦間のトラブルとして多くの人が悩んでいるのが、「会話がないこと」です。
昔は仲がよかったのに、どうして急に会話がなくなってしまうのでしょうか？
今回は旦那さんと会話がなくなってしまう理由と対処法について紹介します。
夫婦間のお勧めの話題も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね！
旦那と会話がなくなった理由
そもそも旦那さんと会話がなくなった原因は、どのようなことが考えられるでしょうか？
夫婦の会話がなくなってしまうきっかけとして、以下のような理由があげられます。
心当たりがある人はこれからの夫婦生活を改善していく必要があります。
旦那の興味のない話題を話している
おしゃべり好きの妻が旦那にとって興味のない話を永遠にしているというケースは、会話がなくなる理由のひとつと考えられるでしょう。
自分ばかりが話したいことを話せて満足している方は多いですが、相手はそれで満足しているのでしょうか？
会話の中で自分しか盛り上がっていないと感じることがあれば、夫婦の会話がなくなる原因を作っている可能性があります。
相手の嫌がる話を会話に入れていた
自分が気づかないところで、相手を傷つけていることも考えられます。
自分にとっては楽しかったことでも、相手にとっては思い出したくないことや言われたくないことを会話に入れている可能性もあります。
このように無自覚に傷つけていたことが原因で、旦那さんは会話をしたくなくなったのかもしれません。
妻が話をちゃんと聞いてくれない
たくさん話したいと思っている旦那さんももちろんたくさんいます。
しかしそんな旦那さんの話を、妻がまともに聞こうとしなかったり、聞いているようで適当に流してしまっていたということがきっかけで、旦那さんは次第に話す気力がなくなってしまっていった可能性があります。
これは夫婦に限ったことではなく、話を聞く気のない人に話したいと思う人はいないのは当然のことです。
あなたのコミュニケーションのとり方に問題があるのかもしれません。
妻に話を否定される
何を話しても「そんなわけないじゃん」「絶対無理だよ」など否定的な内容で返されることが多いと、旦那さんは妻と会話したくないと感じるようになってしまいます。
はじめのうちはそれも面白いと感じて会話が続くこともあるかもしれませんが、毎日そのような状態が続くと、「話してもどうせ否定されるから話したくない」と思うようになるでしょう。
旦那だから思ったことを何でも言ってもいいと思っている方も多いかもしれませんが、旦那さんだからこそ大切に扱う必要があるのかもしれません。
妻と話すせいで一人で過ごす時間がない
妻との会話の時間のせいで、一人で過ごす時間がなくなってしまうことから、「妻とは話したくない」と感じるようになってしまう人もいるようです。
妻と話す時間は必要ですが、それが帰宅してから毎日ずっとだと自由に過ごす時間がなくなってしまい、ストレスを感じてしまうこともあります。
特に専業主婦の方は、1日1人で家にいると旦那さんの帰りが待ち遠しく、帰宅してからはたくさん話したいと思ってしまう傾向にあります。
これはうれしいことですが、それと同時に「重い」と感じられるようになってしまうのです。
旦那との会話を増やす方法
次に、なかなか会話をしてくれなくなった旦那さんと、会話を増やす方法について紹介します。
旦那さんと会話を増やすには、現状の夫婦の問題点を解消すると同時に、以下のような方法をとってみるといいかもしれません。
会話できる時間を作る
まず確認しておきたいことは、そもそも「会話をする時間はあるのか？」ということです。
会話できる時間が確保されていない場合、どんなに話したいことがあっても会話をすることはできないでしょう。
生活のリズムが合わない場合には、時間を合わせる努力をしなければなりません。
お互いが1人になる時間も作る
旦那さんが自宅にいる間、ずっと一緒に過ごして会話のチャンスを作らなければと考えていませんか？
これも旦那さんとの会話を遠ざけているかもしれません。
毎日一緒に過ごしてもうまく会話が続かないという場合には、旦那さんはこの状況を嫌だと感じているので何か対策を行う必要があるでしょう。
夫婦の関係を円満にするために必要なことは、お互いが自分の自由な時間を作り、本当に居心地のよい空間を作るということです。
会話を増やすためには互いの自由な時間も必要ということです。
好きなことをさせてあげる
基本的に旦那が「やりたい」と言ったことはやらせてあげましょう。
夫婦の会話がなくなる原因として、「話題がない」ということも考えられます。
趣味や経験を豊富にすることで、話題が自然に見つかるようになります。
旦那がやりたいと言ったことだけでなく、自分がやりたいことも積極的に挑戦することが、夫婦の会話を楽しいものにする秘訣です。
否定よりも共感を大切にする
夫婦の会話がなくなってしまうケースの特徴としては、会話の中でどうしても共感できないことや自分は納得がいかない話をされたときに、強く否定してしまったり全く共感しないという状況であることが考えられます。
自分の意見を言うことはいいことですが、その言い方がきつくなってしまうことは、会話が弾まなくなってしまう原因でしょう。
意見が認められないときは否定するのではなく、旦那には別の考えがあることを認めたり、共感できる部分に強くリアクションしたりして、旦那さんを不快に感じさせないことが大切です。
会話しやすい環境づくり
夫婦が会話しやすい環境づくりも重要になってきます。
帰宅してから一緒に過ごせる時間が短いという場合でも、工夫して時間を合わせるようにしましょう。
また、寝る前に寝室で一緒にいると会話が弾むこともありますので、なるべく寝る場所は一緒にしましょう。
旦那さんがお酒が好きだったり酔っているときに饒舌になるという場合は、お酒を一緒に飲みながら話題を振ると話が弾むこともあるかもしれません。
旦那さんにとって話しやすい環境を作ってあげることも、会話を弾ませるコツになります。
会話が多い夫婦はどんなことを話している？
ここまで会話が少ないケースの対処法について紹介してきましたが、一方で普段から楽しく会話をしている夫婦はどのようなことを話しているのか、気になりますよね。
ここでは会話が多い夫婦が話題にしていることを紹介します。
共通の趣味・関心があること
共通の趣味や関心のある話題について話をするという夫婦が、圧倒的に多いようです。
一緒に楽しんでいる趣味がある人は、好きなことを共有できているので、夫婦のどちらにとっても楽しい時間になっています。
趣味が共通ではなくても、関心のある話題やニュースについてを話し合っている夫婦も多いです。
お互いに思っていることを素直に話していますが、相手を思いやって会話することを心がけているので、会話の中でどちらかが傷つくことはありません。
子供の話
子供がいる夫婦の場合、子供の学校のことや将来のことについて話し合う家庭も多いようです。
子供の話こそ、夫婦だけの共通の話題でしょうから、お互いが真剣に話すことができるでしょう。
特に意識しなくても話題は盛り上がったり、別の話題に発展することがあるようです。
子供がいない夫婦の場合は、ペットなどを飼うとその話題で盛り上がることができるかもしれません。
思い出や過去のこと
交際期間の思い出や結婚当初の思い出について、結婚してから話すと意外と面白くて盛り上がるものです。
旅行に行った思い出話をすれば「またあそこ行きたいね！」と、これからの家族旅行を決めるきっかけにもなることがあるようです。
写真やビデオなどを見ながら話せば、かなり話題が盛り上がるでしょう。
将来のこと
将来のことを話すのが楽しくて仕方がないという夫婦もいます。
「お金ためてこんなことがしたい」「老後はこんな風にすごしたい」と話しているだけで、パートナーと過ごす将来が楽しみになってきてしまうのです。
将来のことは、自分たちの想像で自由に話すことができますので、かなり盛り上がる話題ですし、これからこれから頑張る目標にもなるかもしれません。
普段会話がない夫婦にお勧めの話題
会話が弾んでいる夫婦の話の内容について紹介してきましたが、今現在会話がない夫婦はこんなにスムーズに会話ができない状態であることが多いでしょう。
そんな普段会話が弾んでいない夫婦にお勧めの話題を紹介します。
旦那との会話に困っている人は、以下のような話しやすい話題から会話のきっかけを作ってみるとよいでしょう。
挨拶
どこまで会話がなくなっているのか、夫婦によって状況は異なりますが、ほぼまったく会話がないという場合は、旦那さんへの挨拶からはじめてみるといいかも知れません。
「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「おやすみ」という当たり前の挨拶から、会話に発展することもあるかもしれません。
挨拶すらもないという場合は、まずは基本的なところからははじめてみましょう。
最近話題のニュース
世間を騒がせている話題のニュースなど、誰でも知っている話題を会話にすることもお勧めです。
旦那さんが知っている話題か心配な場合は、一緒にニュースを見ているタイミングで、「このニュースどう思う？」と聞いてみると話が弾むこともあるでしょう。
普段そこまで会話がない場合は、とりとめのない話題をつかってとにかく「会話する」という習慣をつけるといいでしょう。
日ごろの感謝
一緒に生活してれば、何かしら日常的に旦那さんに感謝することがあるでしょう。
旦那さんが仕事をしてくれているのは、あなたと家族を守るためです。
毎日帰ってきた旦那さんに「今日も家族のために働いてくれてありがとう」という感情を持ち、言葉にしましょう。
それ以外にも、家事・育児を手伝ってくれてることや、当たり前の生活をくれていてることに感謝していますよね？
感謝の気持ちを伝えるのに理由はいりません。
当たり前に感謝の気持ちを伝える癖をつけましょう。
デートへの誘い
旦那の次の休みの予定を聞いて、一緒に出かけるように誘ってみることも有効です。
予定を立てるために会話できるだけではなく、実際にデート当日も会話をすることができます。
会話がほとんどない場合、なかなか話し始めるのには勇気がいると思いますが、旦那さんも話したいと思っていた場合は、これがきっかけで会話が弾むようになるかもしれません。
普段、自宅では会話が続かないという場合も、別の環境で会話することで、普段とは違った話をできるようになるかもしれません。
将来のことや今後の予定
会話が多い夫婦も話している話題として紹介しましたが、今後のことや将来の話題はお互いが自由に思ったことを話すことができます。
普段会話がない夫婦にも有効な話題です。
また楽しい将来像について話しているだけで、これから2人で歩む人生が楽しみになってくるでしょう。
将来のことや未来の予定について話をするときは、なるべく不安なことを話すのではなく、楽しいことや「こうなったら嬉しいね」という内容を話すようにしましょう。
会話が苦手な旦那もいるかも・・・
そもそも、会話自体が苦手な旦那さんもいらっしゃると思います。
旦那さんは一見たくさん話す人のように見えても、状況によっては人と話したくないと思うときがある可能性もあります。
例えば、元々は一人で静かにしていることが好きだったという場合もありますし、仕事が忙しいときはあまり人と会話したくないというケースもあるかもしれません。
これまではあなたに合わせてたくさん話していただけということだったのかもしれません。
そんな旦那さんはどんなに手を尽くしても、積極的に会話させることが難しいでしょう。
会話が苦手な旦那さんには無理に会話させようとせず、その人にあった方法で愛情表現し合う必要があります。
自分たちの方法で夫婦のコミュニケーションの形を作っていきましょう。
旦那は会話以外の方法で愛情表現してるつもりかも？！
旦那さんは会話以外の方法で愛情表現している可能性があります。
その些細な表現を見逃してしまうと、あなたが勝手に「夫婦の関係が悪い」と思い込んでしまう状態になるでしょう。
夫婦にはそれぞれの形がありますので、自分たちにあった方法を見つける必要があります。
好きなことをさせてくれる
旦那さんはこれまで、あなたがやりたいといったことを否定したことはありますか？
旦那さんは「結婚しても自由に人生を楽しんでほしい」という気持ちを持つことを、愛情表現としているのかも知れません。
この場合、束縛せずに自由にしてあげることが夫婦にとっての愛なのかもしれません。
旦那さんとの会話がなくても、旦那さんのさりげない優しさを感じ取ることが必要です。
家事や育児を手伝ってくれる
物静かな旦那さんでも、家事や育児を積極的に手伝うことを愛情表現と考えている人がいます。
夫婦の会話がそこまで多くなくても、あなたの役に立とうと行動してくれているようでしたら、それは会話以上のコミュニケーションなのかもしれません。
旦那さんからの会話はなくても、きちんと感謝の気持ちを伝えてあげましょう。
褒めてくれる
そこまでコミュニケーションが多くなくても、定期的に家事の内容や見た目の変化について褒めてくれることがあれば、それは旦那さんにとっての最高の愛情表現と考えられるでしょう。
会話することが苦手でも、気づいたことだけは言葉にするように努力してくれています。
この努力を見逃さないであげてください。
スキンシップをしてくれる
言葉は少なくても積極的にスキンシップをしてるのは、愛情の表れでしょう。
旦那さんは決して欲求不満であなたに触れているわけではなく、うまく話せない代わりに愛を伝えようとしているのです。
会話がなくても夫婦関係はかなり良好といえるでしょう。
プレゼントをサプライズしてくれる
話すことが苦手だからこそ、プレゼントをサプライズしてくれることもあります。
急にプレゼントを買ってこられると、「何かやましいことがあるのではないか？」と不安になってしまう人もいるでしょうが、これが旦那さんなりの精一杯の愛情表現です。
やましいことを隠すためにプレゼントを買ってくる人は饒舌に話すことが考えられますので、会話がないからこそ愛情だと考える必要があります。
会話がなくても一緒に過ごす時間を作ってくれる
どんなに会話がなくても、2人で過ごす時間をつくろうと早く帰宅してくれることも、立派な愛情表現です。
旦那さんは毎日顔を合わせることがあなたにとって一番の幸せだと考えています。
沈黙が気まずいというわけではないなら、無理に会話しようと話題を作る必要はないのかもしれません。
またあなたは気まずいと思っていても、旦那さんが会話のない状態でもリラックスしているように見られるなら、特に問題ではないのかもしれません。
一生懸命働いてくれている
家族のために働くことが一番の愛情だと考える旦那さんもいます。
あなたの生活に不自由がないようにすることを自分の使命と考えて、毎日遅くまで働いている人もいるでしょう。
疲れて帰ってくる旦那さんに無理に会話しようとするよりも、毎日感謝の気持ちを伝えるくらいの会話がちょうどいいのかもしれません。
夫婦の会話がどうしても増えないときは？
どんなに努力しても夫婦同士の会話が増えないときもありますし、それを不満に感じている奥さんも多いでしょう。
最後はそんな時どうするべきなのかを紹介します。
自分たち夫婦二人の問題ですので、自分と旦那さんにあった方法で会話がなくても円満な夫婦関係を築いていく必要があります。
男女の違いを理解する
まず、あなた自身が男女の違いを理解するように努力しましょう。
男性は基本的に「無意味なおしゃべりが好きではない」という傾向にあるようです。
そのため自分から会話をするときは、意味のある会話だけをし、さらにそれを簡潔に伝えようとします。
一方で女性は、会話が心を通じさせる手段と考えている方が多いため、一緒にいても会話がない状態に不安を覚える方も多いようです。
この違いは結婚生活が長引けば長引くほど顕著に現れるでしょう。
一緒にいる時間が長くなるとお互いをよく知っている状態になるため、伝えなければならないことが自然と少なくなっていくことを理解する必要があります。
自分たちだけの夫婦の形を作っていく
どうしても会話が続かないという場合、自分たちだけの夫婦の形を作っていく必要があります。
自分たちは「会話が少ない状況が当たり前」と考えたほうがいいです。
近所の夫婦やテレビに出てくるような夫婦が、毎日楽しそうに会話しているからといって、「自分もそうならなければならない」と焦るのではなく、それは自分たち夫婦には当てはまらないということを理解しておく必要があります。
他の夫婦にはない自分たちだけの愛情表現を大切にすることも有効なのかもしれません。
相手の趣味に寄り添う
会話が続かないなら、旦那さんの趣味に深く寄り添って相手の世界を理解してあげましょう。
好きなものが分かれば会話自体はなくても、「こんなものが好きなのか」「こんなことしたら喜ぶのか」ということが分かるようになってきます。
会話は増えなくても、一緒にいて居心地がよくなる場合もあるのです。
長い間趣味を共有していれば、ふとしたきっかけで会話できるようになる日が来るかもしれません。
旦那が食いつくような話のたねを作る
旦那だけではなく誰もが食いつくような話題を作りましょう。
あなたが一方的に話しても旦那さんが話に興味を持ってくれるような、面白い話題が必要です。
面白い話題を作るためには、旅行に出かけたり、初めてのことに挑戦してみるのもいいかも知れません。
「あなたの話を旦那さんが楽しく聞く」という夫婦の会話もアリでしょう。
別居・離婚をする
努力しても会話が増えず、旦那さんに増やす気が感じられないことが原因で夫婦生活に楽しみを見出せないなら、別居して距離を置いてもいいのかもしれません。
また、別居しても改善されない場合は、離婚してもいいでしょう。
旦那さんとどうしても会話がしたいなら、別の男性を探すほうが早く解決できるでしょう。
まとめ
いかがでしたか？
旦那さんとの会話がないときは、一度夫婦のあり方を見直す必要があるでしょう。
夫婦関係を見直した上で、会話になりそうな話題を振ってみてください。
それでもだめなら、元々の旦那さんの性格自体が原因になっていることも考えられます。
会話が苦手な旦那さんの性格ごと受け入れてあげることも必要なのかもしれません。
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