最近巷では「不倫ブーム」が来ているようで、メディアでも多くの不倫関連のドラマやニュースが扱われています。
ちなみに不倫と浮気の違いは結婚しているか、していないかというところです。
浮気は結婚しているしていないにかかわらず、パートナー以外の異性と不貞行為を行うことを指し、不倫の場合は結婚している場合にパートナー以外の異性と不貞行為に及ぶことを指します。
今回はこの既婚者が行う『不倫』の割合についてを徹底分析していきます。
男女の不倫を数値で詳しく分析

まず、男女の不倫の割合についてを、さまざまな項目ごとに見ていきましょう。
不倫願望のある人の割合
まず、不倫願望を持っている人の割合についてです。
結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイトが行ったアンケート調査によると男性は33%、女性は30%の割合で、不倫願望を持っているという結果が発表されました。
男性の不倫はイメージを持たれている方も少なくないかもしれませんが、女性も男性と同じくらいの割合で、「機会があれば不倫をしたい」と感じられています。

不倫の経験率
次に不倫をこれまでに1度でも経験されたことのある方の割合を紹介します。
2016年発売された書籍『大人の「不倫学」』内で紹介されている相模ゴム工業による既婚男女向けの「不倫経験はあるか」という趣旨のアンケートによると、男性74%、女性29.6%という割合の方が「はい」と回答されました。
こちらの調査はで実に不倫をしている方が多いことがわかります。
特に男性に限ってはほとんどの人が不倫の経験をもたれていますね。
これまでに不倫した人数
これまで不倫をしてしまった人の人数については、あるアンケートによると男女ともに2人~5人と回答する人が多く見られたそうです。
不倫は一度するとハードルが下がり、人を変えて何度も繰り返してしまう方が多いようです。
この数値はあくまで目安で、実際に不倫されている方はもっとたくさんしているでしょうし、全くしたことがない方もいると考えられます。
不倫交際期間の長さ
不倫の交際期間の長さは男女別のデータが発表されていないため、男女合わせた数値で解説します。
交際期間の平均は男女ともに半年程度が一般的といわれています。
このデータから考えると、1年以上の交際はかなり本気の恋愛と捉えたほうがよいかもしれません。
また、その逆でまったく気持ちのない不倫だからこそ、長続きしているケースも考えられます。
本気の不倫ではない場合であっても、時間が経てば経つほど情が湧いて、不倫関係であっても離れがたくなってしまう可能性が高いです。
不倫は性欲の強さに比例している?!

人の性欲が最も強い時期は男性の場合が10代~20代、女性の場合が30代~40代といわれています。
この時期に男女ともに不倫・浮気が増えてしまうと言われています。
男性は20代は最も不倫しやすいというデータが多く見られます。
また女性の場合はも性欲のピークと同じく、40代が最も不倫していることが多いようです。
同じ年代の方と結婚された場合に、性欲のピークが異なってくるので、互いに異なるタイミングで不倫してしまうケースが考えられます。
最も不倫が多いのは40代女性

先ほど紹介した情報からもわかるとおり、女性の性欲が強くなる40代は最も不倫する人の割合が高くなるといわれています。
男性よりも女性のほうが不倫することが多いというのも意外かもしれませんが、40代というもう落ち着いた年代に驚かれる方も少なくないかもしれません。
この年代は子育てが落ち着き、また夫婦間の熱が冷めることで、女性が不倫してしまいやすくなっていると言えるでしょう。
また、男性の性欲の強さと女性の性欲の強さに開きが現れる年代でもあります。
旦那に性欲を満たしてもらえない妻は不倫をして、性欲を満たす傾向にあるようです。
女性の不倫は増加傾向にある?!

女性向けの不倫調査のアンケートは毎年さまざまな形で、さまざまなターゲットに向けて行われています。
2013年にパートナーのいる男女向けに行われた「パートナー以外の異性とセックスしたことがあるか?」というアンケートによると、「はい」と回答した女性は20%前後という結果でした。
しかしこれから3年後の2015年に行われたリベラシオン株式会社が運営する女性向けメディアがアンケートを行いました。
内容は女性に向けて「浮気したことがあるか?」という趣旨のもので、結果77%の女性が「はい」と回答しました。
サイトを閲覧している女性の傾向も反映されているかもしれませんが、ここまで数値が伸びてるということは驚きですよね。
これらのアンケートからわかることは、女性の不倫は明らかに増加しているということです。
女性の不倫が増加している要因については、次の項目で解説します!

女性の不倫が増加している理由

ここ数年で、急激に増加した女性の不倫。
増加している背景にはどのような要因があるのでしょうか?
女性の社会進出
女性の積極的な社会進出が当たり前の時代となってきました。
ここで知っておいてほしいことは、女性の不倫の出会いの場として最も多いものが、会社・職場であるということです。
異性と出会う機会が増えたことで、不倫も増えているということでしょう。
また、女性も男性と対等に扱われる機会が増えたこともあって、男性に近い考えの女性が増えたとも言われています。
体だけの割り切った関係と考えて、気軽に浮気をする女性が増えている可能性も考えられます。
SNSの普及
最近多くの人が利用しているSNSによって、さまざまな人と人が繋がる機会が増えました。
これにより、普段家にいる妻であってもSNSを利用して、かつての同級生や友達の友達などの異性とやり取りする機会が増えてきました。
その影響も女性の不倫を助長しているひとつの要因となっています。
SNSを通じて連絡を取り合うからこそ、パートナーにばれにくく、不倫関係に発展してしまいがちです。
不倫女性の増加によって罪悪感が少なくなったため
ここ数年、不倫を題材にしたドラマが話題となったり、多くの女性有名人の不倫が取り上げられるようになりました。
インターネット上にも不倫女性の記事や体験談が多く掲載されるようになり始め、不倫が一般的なものとなってきているようです。
これを見た女性が、「みんな不倫しているなら私もやってみたいな・・・」と思い始め、実際に不倫を始めてしまう傾向にあるようです。
不倫するきっかけ・タイミング

不倫をする人の割合について解説してきました。
最後に不倫をはじめてしまうきっかけやタイミングについて紹介します。
育児がひと段落した
育児が落ち着いて、子供が親元を離れることによって、夫婦二人きりの時間が始まります。
しかし、もともと夫婦仲がそこまでよくなければ、今まで以上にそれぞれの時間を過ごすことになるでしょう。
育児画一段落することは、妻、夫どちらも羽目をはずし不倫をし始めるタイミングでもあります。
いい人が現れた
いつどこで素敵な人と出会うかはわかりません。
ものすごく好みの異性と出会ったら、結婚しているからいけないと思いつつも、相手に少し迫られることで不倫に発展してしまうことだってあるでしょう。
もともと多少なりとも不倫願望を持っている人の前に素敵な人が現れたら、不倫はすぐに始まってしまいます。
パートナーが性行為をしてくれなくなった
女性と男性の性欲のピークは異なっています。
そのため、それぞれがお互いを求めるときにどちらかが無理をしてあわせなければならないときがあるかもしれません。
その時に男女関係に亀裂が入ってしまう可能性があります。
パートナーが性欲を満たしてくれなくなったときが、不倫のきっかけとなるかもしれません。
パートナーにときめきを感じなくなった
長い間同じ人といることで、結婚したばかりのころのときめきがなくなり、新しい刺激を求めたくなってしまうものです。
何でも知っているパートナーよりも、ほとんどよく知らない異性のことが気になってしまうことはありませんか?
このような気持ちの変化も不倫が始まるきっかけになります。
特に女性に多く見られるきっかけかもしれません。
仕事や育児のストレスが溜まったとき
仕事や育児を毎日しているストレスから、不倫をしてしまったというのは、もはや定番の理由かもしれません。
ストレスが限界に来ると、なんとなく悪いことをしたくなってしまうものです。
不倫といういけないことをしているスリルがたまらないと、ストレス発散のために不倫する方も多く見られます。

まとめ

今回は不倫をしている人の割合について紹介しました。
あくまでデータですので、すべての人に当てはまるわけではありません。
しかし、不倫している人は増加傾向にあり、「不倫ブーム」といわれていることも間違ってはいないかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
コメント