探偵事務所に素行調査を依頼したいとき、費用や調査方法が気になりますよね。
また、調査が失敗しないように探偵事務所の選び方にも気付けましょう。
費用や調査方法、探偵事務所選びに気を付けなくてはならない注意点などを紹介しようと思います。
素行調査とは?
素行調査は、行動調査とも言われています。
対象者が接触した人物や立ち寄った場所など、日頃どのような生活をしているのかを調べます。
また対象者が今までどのような生活をしてきたかなども調べることも出来ます。
素行調査の相場や調査料金の内訳はいくらか
素行調査をする際の相場、気になりますよね。
また料金の内訳をしっかり把握しておくことが大事です。
素行調査の相場
調査員は基本的に2人以上で行います。
調査員2人、1時間の料金の相場は、5,000円~15,000円になります。
1日5時間×3日間調査した場合、75,000円~225,000円で調査をしてくれるでしょう。
調査料金の内訳
主な料金の内訳は以下の通りです。
・調査員の人件費
・素行調査経費(交通費・宿泊費・通信費)
・手数料(調査報告書など)
経費などは調査で遠くまで行くことになった場合は高くなるでしょう。
内訳をしっかり知っておけば料金設定に納得して依頼できるのではないでしょうか。
素行調査に浮気調査は含まれる?
素行調査とは大きなくくりになっていて、その中に浮気調査があります。
浮気調査は対象者の不貞行為の証拠を手に入れることが肝心です。
浮気調査の場合、ある程度証拠があれば調査費用が抑えられます!
・休日にでかけていく時間を把握しておく
・対象者の交通機関を把握しておく
・帰宅の遅い曜日を把握しておく
これだけの証拠があればスムーズに調査を始めることができます。
調査が完了するまでにかかる期間
素行調査の内容によって調査期間は変わってきます。
浮気調査の場合、対象者の一回の浮気の証拠が手に入っただけでは不貞行為と決めつけることが出来ないので、何枚もの証拠を集めます。
なので調査期間は長くなるでしょう。
対象者の一日の生活の流れや行動範囲が知りたいときは短い期間で調査を終えることが出来るでしょう。
素行調査はどんな方法で行うか
どのように調べれば対象者の情報が手に入るのか気になりますよね。
調査方法を知れば安心して調査員に任せることが出来るでしょう。
尾行
対象者に気付かれないように後を付けます。
ビデオカメラで撮影しながら尾行すれば対象者が誰と会ったか、どの建物に入っていったかを細かく証拠として残してくれるでしょう。
聞き込み
対象者に関わりのある人物に直接話を聞いて情報を集めます。
対象者のことを嗅ぎまわっていると気づかれないようにしなければいけないので細心の注意をして調査を行います。
素行調査ではよく行う調査方法ですが浮気調査では聞き込みはしないでしょう。
張り込み
対象者のことを監視して行動を常に見張ります。
対象者の家を見張っているときは対象者が家から出てくるまで見張ってないといけないので何時間も待つことがあります。
依頼内容別でみる素行調査!
いろんな想いで調査を依頼する人たちがいます。
素行調査でも結果内容は変わるのでしょうか?
婚約相手のことが知りたい
結婚を決めたからには、幸せな家庭を築けるように相手をしっかり把握していないとだめですよね。
素行調査をすれば
・ギャンブルにハマってないか
・ほかに異性関係がないか
・仕事はしっかりしているか
などを知ることができるでしょう。
夫の浮気相手について細かく知りたい
夫が浮気をしたら浮気相手について知りたくなりますよね。
素行調査をすれば
・浮気相手の所在地
・浮気相手の職場
・浮気相手の行きつけのお店
などがわかるでしょう。
異性との接触があれば交際相手なども把握できるでしょう。
社員の行動が知りたい
外回り中にしっかりと業務を行っているのか気になりますよね。
しっかりと業務を行っていればいいですが、
・営業車でサボっている
・複合商業施設などにいる
・家に帰っている
などさぼっていることがわかることもあります。
素行調査を失敗しないために気を付ける8つのこと!
依頼をするからには調査が失敗するのは嫌ですよね。
探偵事務所を選ぶ際にしっかり確認することがあります!
所在地がはっきりしているか
ホームページに住所が記載されていなかったり、記載されていてもその場所に探偵事務所が存在していないことがあります。
所在がはっきりしていない探偵事務所は悪徳でしょう。
相談をする際に探偵事務所ではなくお店の指定を受けた場合は要注意です。
行き過ぎた広告をしていないか
「必ず調査は成功します!」「失敗したことないです!」と大きく掲げている探偵事務所は依頼者を増やしたいだけで、信用することが出来ません。
ホームページを見て調べてみるのが良いでしょう。
行きやすい距離に探偵事務所があるか
遠い場所の探偵事務所に調査を依頼すると調査もしづらく費用も多くかかってしまうでしょう。
また、直接会って相談をすることが出来なくなってしまうので、出来る限り伺える距離の探偵事務所に依頼しましょう。
費用があまりにも安くなっていないか
費用が安いからと言って簡単に依頼を決めてはいけません。
あまりにも安いと人件費を削っていたり調査能力が低いことがあるでしょう。
また無理やりオプションをつけられて結局料金が高くなってしまうこともあるでしょう。
調査報告書の記載はしっかりしているか
調査報告書のサンプルは可能であれば見せてもらいましょう。
顔がはっきり写っていない写真などでは誰か判断つかずに証拠にならないこともありえます。
見積もりが細かく記載されているか
見積もりは必ず目を通しましょう。
見積もりに記載されていない料金を請求されたり経費を多く支払うことになる場合もあるので見積もりは必ずチェックして費用について気になる点はしっかりと尋ねるようにしましょう。
行政処分を受けたことがないか
公安委員会は、探偵業法違反等により営業停止命令・廃業命令等を行った探偵事務所を公表しています。
ルールを守らない探偵事務所は行政処分を受けてしまうのです。
(例えば、契約成立の際に重要事項について書面を交付して説明する行為を行わない。)
住まれている地域の公安委員会が掲載している情報を見て、以前にトラブルを起こしていないかを確認しましょう。
届出を出しているか
探偵業を始める際は公安委員会に届出をしなければいけません。
届出をしていない探偵事務所は信頼できるとは言えないです。
届出をすると探偵届出証明書が交付されるので、探偵事務所が怪しいと感じたときは探偵届出証明書を確認しましょう。
また、ほとんどの探偵事務所はホームページなどに届出証明番号が記載されているので見てみるのもいいですね。
相談から調査完了までの流れ
探偵事務所の多くは無料で相談に乗ってくれます。
相談をしてから調査結果がわかるまでの流れを説明します。
1.無料で相談します
依頼をお願いしたいときはまず相談をしましょう!
直接会って信頼できると感じたら調査をお願いするのが良いでしょう。
2.見積もりを見せてもらいましょう
ある程度相談したらかかる費用などもわかりますので予算などを話して、見積もりをもらいましょう。
見積もりを見て、費用の詳細を把握するのが大切です!
3.契約をします
見積もりに納得が出来たら契約をしましょう。
探偵社側はしっかりとした契約書を作成することが義務付けられています。
4.調査前に準備をします
何かわかっている情報などがあれば事前に調査員に伝えます。
対象者の顔写真やスケジュールなどの情報があれば調査がスムーズに進みます。
5.調査を開始します
伝えられた情報をもとに計画を立て、素行調査を進めていきます。
尾行や張り込み、聞き込みなどをして情報を集めます。
6.調査終了です
素行調査が終了したら調査内容の記載された調査報告書を見せてもらます。
結果をもとに今後どうしていきたいのかを決めます。
7.アフターフォローをしてもらえます
多くの探偵事務所は弁護士や専門のカウンセラーを紹介してくれます。
今後のことについて親身になって考えてくれるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
調査費用や調査方法がわかれば依頼しやすいのではないでしょうか。
信頼できる探偵事務所を見つけて依頼してください。
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