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結婚詐欺!実際に遭った被害例と驚きの手口を徹底公開!

結婚詐欺!実際に遭った被害例と驚きの手口を徹底公開!

近年、結婚詐欺の増加が社会問題となっています。
未婚・晩婚化の割合が徐々に伸びている社会情勢の中で、早く結婚したいという欲望であったり、また恋人が欲しいという願望を持つ人の割合もまた、増えてきています。
このような心の隙間につけこむのが詐欺師の基本的な手口です。
独身で異性関係でうまく行っていない方が、ターゲットとなりやすいのが現実です。
このような方にSNSや出会い系サイトなどを利用して接近するケースが増えています。今回はこのような結婚詐欺師の手口や実際におきた詐欺の内容を紹介していきます。

目次

結婚詐欺の実例を紹介

結婚詐欺の実例を紹介

早速実際におきた結婚詐欺の実例を紹介していきます。生なましいエピソードが多数!

実例1 最終的に泣き寝入りしたAさん

婚活サイトでのマッチングが出会いのきっかけ

Aさんが詐欺師と出会ったのは婚活サイトでした。
そこからメールでのやり取りが始まりました。
詐欺にあったAさんは丁寧な方で、メールを送る際には相手が不愉快に思われないように、誤字脱字や文脈としておかしな部分がないだろうか、などと繰り返してチェックするような性格でした。
また好みの相手もそういう丁寧な人だったのですが、詐欺師の方もそれを知ってか、このような物腰柔らかい丁寧な性格を装っていたのです。
メールのやり取りではAさんのメールに対して、一切間違いのない日本語で、その上固すぎず緩すぎないような丁度良い距離感を保ってくれていました。
またメールに書いたちょっとしたネタも拾ってくれるというところも、非常にポイントが高かったと言います。
この時点で会ったことのない方に恋心を抱くことになったと言います。
メールではすぐに意気投合し、すぐに出会うこととなりました。
実際に出会った相手の第一印象は、普通の男性というものでした。
しかしこれはメールで交換した写真の通りだったのでより一層安心してしまったそうです。

恋愛経験の少ないAさんに対して関係を構築・・・

Aさんは異性との関わりに多くの経験値を持っておらず、ホテルのバーなど、ムードのある所に連れて行かれると雰囲気にのまれてしまったと言います。
そして何よりも「可愛いですね」という言葉で、完全に恋に落ちてしまいました。
レストランや水族館などのデートを重ね、3回目のデートの別れ際に「結婚を前提に、僕とおつきあいしてください」という告白をされたそうです。その時は天にも登るような気持ちだったとAさんはいいます。
さらに次のデートでは肉体関係にまで至りました。
多くの女性はこのような関係を結ぶことによって、相手のことをそれまで以上に好きになりがちですが、Aさんは完全に詐欺師のその戦略に乗せられてしまったのです。
さらに付き合い始めてから2ヶ月近く経ったのちに、Aさんの両親に挨拶をすることとなりました。
その際も男性の方はスマートな身のこなしで、両親の高評価を得ました。
Aさんは結婚に向けて準備を進めていくつもりだったと言います。

最終的に。。

Aさんは詐欺師が自分の両親に挨拶したので、相手の両親にも挨拶するのが筋だと考え、そのことを提案しました。
しかし彼の答えは「父は子供の頃になくなっていて、俺一人で病気の母親の看病をしているんだよね・・・だからしばらくの間は挨拶にはいけない・・ごめん」というもので、結婚も母親の病状が改善してからにしたいと言ったのです。
その後、会うたびにほおがこけて行き、Aさんが心配すると治療費のためにコンビニでバイトしているという話をしました。
そこで彼女は借用書なしで40万円貸しました。
しかしその後、彼はAさんの前から姿を消したのです。
探偵も弁護士も、依頼に40万円以上の費用がかかるために、泣き寝入りという形にならざるを得なかったと言います。
Aさんは結局、この40万円を勉強代として考えることにしたそうです。

実例2 詐欺とは別れた後でも気づかなったBさん

身分証明書の提出が必須の婚活サイトでの出会い

Bさんも男性と出会ったのは、ネット婚活サイトでした。
これは身分証明書の提出が必須で、真面目な出会いを売りにしていたので、Bさんは安心して利用していたと言います。
そのサイトのプロフィールは20代後半で、年収600万以上で難関士業の資格を持っているということが書かれていました。
全ての項目が一つ一つ丁寧に書かれていたこと、また顔写真を公開されていたこと、また趣味が合う部分が多かったなどの理由から、Bさんの方からアプローチしました。
しばらく婚活サイト内でメッセージをやり取りしていましたが、そのうちにサイトから離れて会話するようになりました。
自然な流れでLINEのIDを交換してからは、たわいのない会話の面白さや、男性のちょっと天然なところに恋心を抱くようになったと言います。
何もなくても相手の方から積極的にメッセージを送ってくれるうちに、実際に会う約束を取り付けるところまで行きました。
その流れも全く不自然なものではなかったそうです。

純粋な失恋だと思ってしまうほど・・・

初めてのデートの後に、男性の方からも恋心を持っているということを伝えられました。
そして2回目のデートの時にお付き合いを申しこまれたのです。
Bさんは彼のシャイで奥手な様子にも恋心が募ったと言います。
さらに付き合い始めてから1ヶ月経ったくらいの頃、仕事で昇進のチャンスがあるという話を男性から聞かされました。
突然のことなのでBさんは「自分のことは置いておいて、あなたがどうしたいのかを決めてほしい」という旨のLINEを送りました。
しかし彼は家族の事情などから、勤務地の変わる昇進を受けるかどうか迷った挙句、彼は断ることにしたとBさんに伝えました。
しかしそこで彼との連絡はそこで途切れてしまいました。
LINEもブロックされ、自分がふられたことに気づくまでにそれほど時間はかかりませんでした。
数ヶ月はショックが続いたとBさんは話します。この時はまさかこの失恋が詐欺だったとは気付きもしませんでした。

最後まで失恋だと思っていたけど、真実は・・・

Bさんは数ヶ月泣いて悩んだ結果、吹っ切ることができました。
そしてその後、もう一度結婚相談所にもう一度入会したのです。
そこでの出会いは素晴らしく現在夫になる人物と出会う事ができました。
さらにBさんは妊娠することまでできたのです。

そして以前の男性のことを忘れ、順風満帆に新しい人生を歩み始めた頃、警察から連絡がありました。以前振られたと思っていたその男性がなんと結婚詐欺師であったと突然伝えられたのです!
大学も仕事も職場も年収も、全て経歴詐称をしていたということが、その時はっきりしたました。
Bさんの騙し取られたお金は10万円で、これは彼が財布をなくした際に、それは当面の生活費として貸したお金でした。まさかそのお金が詐欺だったとは全く気づかなかったといいます。

実例3 最終的な被害額が数千万になってしまったCさん

テレクラでストレスを発散していたら

Cさんは50代後半の未婚女性でした。
彼女は市内でも有名な大病院の看護師長を勤めて、忙しい毎日を送っていました。
また高齢の母親が同居しているために、家では介護にも追われており、ストレスの溜まる生活に悩まされていたのです。
彼女のストレス発散法はテレクラ遊びでした。
夜、母親が寝た後に下心満載の卑猥な話をする男性と会話するのが、唯一の楽しみだったのです。
顔を見たこともなく、またその後も会うことのない相手と、気楽に喋ることができるということに、彼女の心は満たされていました。
しかしある日の相手はいつもとは違いました。
その男性は60代で中国語の翻訳業務を取り扱う会社を経営している、物腰の柔らかい紳士的な優しい男性でした。
すぐに電話番号を交換し、毎晩電話で連絡を取り合うようになりました。
テレクラで出会ってから一週間後には、男性と直接会うことになったのです。
その頃にはCさんは恋愛感情を抱いていました。

翌日に500万を渡してしまう程信じきっていたCさん

実際に出会った時の男性の姿は、まさに「紳士」という身なりだったそうです。
白髪混じりながらヘアスタイルも清潔にセットされ、長身で清楚な姿をしていたところを見たCさんは、完全に恋に落ちてしまいました。
そしてその日のうちに恋人同士の関係になったのです。
付き合い始めてから一週間後には、九州の旅館でCさんは男性からプロポーズされ、結婚を申し込まれました。
しかしその時に男性から離婚歴があり、娘の学費のために500万円程度必要だという話を聞かされたのです。
当時、Cさんには4000万円程度の貯金があったので、その翌日に手渡すことにしました。
そのお金は仕事一筋の人生で貯えた大事なお金でした。
しかし結婚するなら、相手の娘のためにもできることをしたいという思いが、Cさんにはあったのです。
男性は何度もお礼を言い、Cさんも二人の絆が深まったと感じました。

最終的に数千万規模のお金を・・・

しかしその後も男性からもお金の無心は続いたのです。
翻訳会社の運転資金としての500万円は、海外口座に入金されているため引き出せなくて困っているという理由でした。
また従業員の数十人分の給料を入れたバッグを落としてしまったという理由で、1000万円を与えたこともあります。
また取引先を呼ぶパーティーの前金として300万円、もう一人娘がいるという話から進学資金として500万円など、次々にお金の要求は続きましたが、Cさんは全く疑うことはなかったのです。
そして最終的には4000万円全ての貯金を使いきり、母親の国債を解約してさらに1000万円を渡すまでに至りました。
しかし、その1000万円を渡したところから男性と連絡が取れなくなり、探偵に調査をした結果、結婚詐欺であることが判明したのです。
警察に告訴状を提出し男性の逮捕にまではなんとかこぎつけたのですが、結局800万円しか取り返すことができず、4200万円は結局取り戻せませんでした。

詐欺師の手口

詐欺師の手口

ここまで実際にあった結婚詐欺の例を見てきました。では実際にどのような手口を駆使して詐欺を働いてくるのか、結婚詐欺師の手口について解説していきます。

出会いは出会い系やSNSのオフ会

結婚詐欺は出会い系やSNSのオフ会から始まることが多いと言われ、実際に被害のほとんどはここから関係が始まったケースです。
これは詐欺師側の身元が明らかになることなく、自分を偽装することが簡単にできるからです。
またアカウントを消すなどの手軽な方法で連絡を断つ事ができるために、騙しの痕跡を消すことも容易で、もし訴えられた場合にも証拠となりづらいというメリットも多いのです。それらの理由からも、このような出会いが結婚詐欺には多い理由だと言われています。

あまりモテそうに無い人をターゲットにして、自分の虜にする

まずモテさなそうな人というのは、恋愛経験が少ないために騙しやすいということが第一に挙げられます。
相手の細かい表情などを深読みすることなく、うわべだけの言葉に引っかかってしまうという傾向が、このような人たちにはあるということを詐欺師は知っているのです。
またモテそうに無い人というのは、結婚を焦る傾向があるというのも、詐欺師に狙われやすい理由です。

金銭問題が解決するまでは結婚できないと話す

結婚詐欺師の主な目的は、金銭を騙し取ることにあります。
相手から騙し取る上で、結婚する直前のタイミングがベストなのです。
騙される側は結婚を焦っていることが多く、つい財布の口がゆるみがちになりやすいという傾向があります。
そして、そのことを結婚詐欺師たちは十分に把握しています。
また金銭問題が解決してから結婚しようという言葉に、意外にも不信を抱かない人が多いことを結婚詐欺師が知っているのも理由の一つと言えるでしょう。

自分からは決してお金の要求はしない

結婚詐欺師たちは、騙している相手が自発的にお金を貸したい、と申し出るまで待つ傾向にあります。
もし自分から要求してしまった場合には、相手に「騙されているのではないか」という印象を与えてしまいます。
つまり「自発的にお金を貸した」という印象を与えることで、騙されている感覚をなくすことができるのです。

現金は必ず手渡し

現金は振り込みではなく手渡しで行うということが、結婚詐欺師の基本になっています。
これは警察や探偵の操作をごまかすという目的があると言われます。
もし捕まったとしても、現金を隠し続けることができれば、罪が重くなりにくいという傾向があるため、実際にお金を受け取ったという証拠を残さない方が、結婚詐欺師にとってメリットが大きいのです。
また手渡しであれば、騙す相手に考えさせる時間を与えないというメリットもあります。

相手自ら別れるたくなるように仕向ける

結婚詐欺師は、騙した相手が自発的に別れ話を切り出してくれることを望みます。
お金を貸した直後に別れ話を切り出してしまうのは、自らが詐欺師であるという余計な疑いをもたせてしまうことにつながってしまうからです。
そのために結婚詐欺師は、相手とすれ違いを起こしたりしようとする傾向があります。
しかしここまでうまくいくことは稀で、実際は唐突に騙した相手の前から姿を消すことが多いのが現実です。

結婚詐欺師の特徴

結婚詐欺師の特徴

結婚詐欺師の手口をここまで紹介してきました。
では実際にこの人は結婚詐欺師かどうかを見極める為の詐欺師の特徴についてご紹介させて頂きます。

勤務先や給料・貯金のことを聞いてくる

付き合い始めてすぐに、このように金銭に関わる話を始めてくるのは、結婚詐欺師たちの特徴です。
これは彼らの目的が、何度も言う通り金銭以外にないからです。
しかし相手の経済状況を把握した金額を要求しなければなりません。
貯金が300万円しかないのに1000万円貸してくれないだろうかと言ってしまっては、詐欺が成功する確率は非常に低くなってしまうということは、彼らは十分に承知しているのです。

自分の知人や家族に会わせたがらない

結婚詐欺師は自分の知人や家族に会わせることを、徹底的に嫌がります。
これは自分の身内を見せることによって、素性を把握されてしまっては、せっかく装っていた偽の性格や人物像が見破られれてしまうことにつながる可能性があるからです。
どれだけ体面を繕っていても、家族や知人から人となりを相手に知られてしまっては、全ての努力が無駄になる可能性も考えられるので、結婚詐欺師はこのようなことに対して特に注意を払うという特徴があります。

自分の家に呼ばない

これも前述のように、知人や家族に合わせたがらないということと同じ理由です。
結婚詐欺師たちは自分の年収を偽る傾向にあります。
年収600万円ということを自称していても、実際には古いアパートや安いマンションに暮らしているという場合も珍しくありません。
このようなことは彼らにとって、隠しておきたい事柄と言えるでしょう。

会いたい時に会えない

これも結婚詐欺師によく見られる傾向です。
いくつか理由はありますが、最も大きなものは騙した相手に、もっと自分に会いたいと思わせるというものです。
このような心理状況は、お金をだまし取るのに適していると言えるでしょう。
また、結婚詐欺師は同時に数人を相手にしているケースも知られています。
このような場合、騙されている側は相手に会いたい時に会えないことが珍しくありません。

写真に写りたがらない

結婚詐欺師は写真に写りたがらないケースがよくあります。
これは騙した相手が、騙されていることに気づき警察に被害届を出した場合、重大な証拠が残ることを防ぐためです。
そのため結婚詐欺師には、付き合っていても自撮りやツーショットを避けたがるという特徴があります。
結婚詐欺師は疑われることを嫌うために、言葉巧みにカメラのレンズから逃げようとします。

結婚詐欺に会わないようにする為には

結婚詐欺に会わないようにする為には

最後に結婚詐欺に合わないようにする為にはどうしたら良いのか、回避方法をご紹介します。これに気をつけていれば結婚詐欺にはまず引っかからなくなるはずです!

出会い方に気をつける

前述の通り、結婚詐欺師と出会いやすい出会い方には、SNSやオフ会などの身元がはっきりしないところが使われやすいという特徴があります。
ですので、このようなこのような異性との出会い方は是非避けるようにしましょう。
共通の知人のいない相手の場合には、結婚詐欺の可能性が上がるということは、一般的に言われているので十分に注意するべきだと言えます。

相手の素性を確認する

結婚詐欺に引っかかってしまわないためには、相手の素性をしっかり把握しておくべきです。
どれだけ大きな恋心を相手に対して抱いていたとしても、金銭の貸し借りは全く別物です。
もし相手を助けたい一心で金銭を貸すとしても、その前には共通の知人などを利用して、性格や住んでいるところや職場などを徹底的に調べておくべきでしょう。
場合によっては探偵や弁護士などに依頼することも、面倒がってはいけません。

絶対にお金は渡さない

自分の気持ちではお金を渡したいとは思っていても、結婚詐欺の可能性があるということは、理解しておかなけらばなりません。
相手を詐欺師だと疑うことは難しいかもしれませんが、相手の素性を自分が全て分かっているなどとは思ってはいけないのです。
ですからどれだけ信用していても、お金を渡してはなりません。
特に結婚詐欺の場合には借用書すら書かないこともあります。
このような事態は、絶対に避けるべきですから絶対に軽い気持ちで金品を渡さないようにしましょう。

もしかして結婚詐欺と思ったら

もしかして結婚詐欺と思ったら

もしも自分が結婚詐欺にはまっていると感じた場合には、すぐに他人に相談するようにしてください。
知人や家族をその相手にしても良いのですが、彼らには詳細な知識がないことが多く、根本的な解決にはなりえません。
結局のところ、探偵を雇って結婚詐欺師と思われる相手の素性を調べたり、場合によっては弁護士に相談してみるべきでしょう。
また結婚詐欺の被害者の会などもありますので、そのような組織を利用するのも良い手だと言えます。
実際に被害にあったと確信した場合には、ためらわず警察に被害届を出しましょう。
額の大小ではありません。
今後同じような被害に遭う人を減らしていくためにも、必要なことなのです。

まとめ

まとめ

被害者によって数万円から数億円に至るまで、被害額は大きく差があります。
しかし結婚詐欺に遭うと、心身ともに大きなダメージを受けてしまうことになることは、額の大小に関わらず間違いのないことです。
場合によっては恋愛に恐怖心を抱き、次の恋愛に挑めなくなるという人もいらっしゃいます。
このような状況に陥らないためにも、SNSで出会った人と安易に付き合ったり、お金を借用書もなしに貸すようなことはしないようにしましょう。

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