隣人や職場など様々な場所でのささいなキッカケで嫌がらせをしてくる人が世の中には存在しています。
色々な方法で嫌がらせをしてくることは、被害者としてはとても苦しく辛いことです。
嫌がらせを受けないように事前に防ぐことはとても重要にはなりますが、どうしても防げないこともありますので、今回はどのような嫌がらせをしてくる可能性があるのかをご紹介したいと思います。
事前に把握しておくことで被害における精神的負担を軽減することができますので、よくある嫌がらせ例を交えながらご紹介できればと思います！
嫌がらせを行うリスク
嫌がらせは犯罪行為に当たらないだろうと思って実行する人もいるでしょうがそれは大きな間違いです。
嫌がらせも場合によっては罪に問われる事があります。
例えば、嫌がらせの代表例として挙げられやすい迷惑電話ですがこれは傷害罪に当たる可能性があります
例え肉体に傷をつけていないから傷害罪にならないと思っていても精神的苦痛を与えていれば傷害罪は成り立ちます。
更にメールや手紙の文面で相手を嫌がらせる行為は脅迫罪に当たる可能性があります。
ですので、嫌がらせ等のことは絶対にやってはいけません！
よくある嫌がらせ方法
相手がやってくる嫌がらせは、様々な方法でおこなってきます。
どのような嫌がらせの方法をおこなってくるのかケースごとにご紹介していきます。
相手が隣人の場合
相手の玄関にオイルをまく
玄関にオイルをまかれた場合、それを真っ先に掃除しなければなりません。
大事な家が汚れたことでショックを受ける場合があります。
またオイルは拭き取りづらいので掃除にも一苦労します。
オイルは滑りやすいので万が一オイルに足を取られ転んでしまい、負傷する恐れもあります。
同じ音楽を流し続ける
ただひたすら相手に聞こえるように同じ音楽を流します。
隣人の方からある曲が相手に聞こえる程度で1度だけなら流れてもさほど気にはしないでしょう。ただそれが毎日、続いたら頭からその音楽が離れず、気分を悪くする危険性があります。
気分を悪くすれば吐き気など体が不調が訴える恐れがあります。
重低音を流す
重低音はとにかく響きます。
特にマンションや団地でしたらまるで床や壁を突き抜けたように聞こえてきます。
もし重低音が深夜に隣から流し続けられた場合、眠れない毎日を過ごすことなってしまいます。
お経を流し続ける
お経を音楽再生プレイヤーなどで聞こえる音量で流します。
お経は音量次第で騒音問題になりますがそれ以上にやっかいなのが死を連想させることです。
音量が常識内であったとしても最近身内が死んだ人がお経を聞くと悲しい思いになり、精神的苦痛が受けます。
騒音的問題より精神的苦痛が伴う嫌がらせ方法となっています。
ポルノの喘ぎ声を流し続ける
アダルトビデオなどを大音量で再生して、相手に聞こえる様に流してきます。
こちらも1日中流してきますと、気分が悪いですし家族内でもとても嫌な気持ちとなります。
また、子供がいる場合は特に悪影響を与えてしまうなど教育にも関わってくる嫌がらせとなっています。
庭に生ゴミを撒き散らす
相手の庭まで行き、自宅の生ごみを撒き散らします。
当たり前ですが生ごみは臭いですし強烈な匂いがします。
その匂いを嗅ぐだけで匂いに敏感な人は吐き気が感じます。
更に庭というものは他人の目に触れるものです。
ご近所の人からすればその家に住んでいる人が自ら汚していると見られかねません。
ですので生ごみを撒き散らすことは相当悪質な嫌がらせ方法です。
藁人形を玄関の前に置く
藁人形は実際の人の代わりに見立てて傷つけ、呪いたい人を呪うものです。
そのようなもの玄関前に置かれていたら、その人を呪ってやると言っている様なものです。
当然、そのようなことをされたらまず気分を害するでしょう。
鍵穴にアロンアルファを入れる
鍵穴を防ぐということは単純に鍵が開けられず家に入れないことです。
そうなればその家の住人は鍵穴を修理できる業者を呼ばなければなりません。
それが来る間、外で待ち続けなければなりません。
仮に寒い季節なら寒さに耐えながら待つことになります。
金銭的にも負担の掛かるのでとてもその面でもとても迷惑な嫌がらせです。
相手の住所がわかる場合
お墓のチラシを送りまくる
お墓のチラシを送るやり方はお経を流すと一緒で相手に死を連想させます。
お経を流すケースと違って、ポストなどに大量にチラシを入れてきますので、その点で更に悪質な方法となっています。
封筒に入れて送ってくる場合は、お墓のチラシだと予期もしてもいないので不意を突かれます。とても精神的負担が重い嫌がらせです。
ゴキブリ等の死骸を郵送で送りつける
誰しも封筒から出てきた生き物の死骸を見て、驚かない人はいないでしょう。
ましてやそれが大抵の苦手としているゴキブリであればよりいっそう気分を悪くするでしょう。
不幸の手紙を送る
嫌がらせの文を綴った手紙を送るやり方です。
古典的ではありますがそのような手紙を貰った場合、まず読んだ人間の心は震えるでしょう。
ましてや手紙はメッセージを残せますので暴言的な言葉を綴って、相手を傷つけてしまうことも簡単に出来てしまいます。
デリヘルを呼ぶ
これは世帯持ちや実家暮らしをしている人にはかなりの精神的ダメージだけではなく社会的ダメージも与えます。
これは嫌がらせを受ける本人がいなくても成立します。
仮に妻や親がデリヘルの人と対面した場合、嫌がらせ受けている本人への評価が下がってしまう可能性があります。
相手の電話番号がわかる場合
ピザや寿司などを注文しまくる
これは公衆電話からばれないように電話し、相手の家にピザや寿司などの出前を勝手に届けるものです。
当然、相手からすれば見覚えのない注文が来たので、断るしか出来ませんが、その際出前のスタッフに謝る必要があります。
公衆電話から無言電話をかける
公衆電話から掛けられた場合、相手を特定することは困難です。
また深夜に電話を掛けられた場合、その度に起きてしまいます。
また外出中にかかってきた場合でも無言の留守電を聞くのは恐怖を感じます。
相手が車を持っている場合
ワイパーを上げておく
これは単純な嫌がらせですが、これから車に出かけようとする人にとっては嫌らしいものです。
一旦、車に乗ってからワイパーが上げられていることに気づくと1度車から降りてワイパーを下げる手間があるからです。
土や泥水をかける
相手の車に土や泥水を掛けて汚します。車の清掃は思った以上に手間がかかります。
そのため掃除に時間も取られます。
更に自慢の愛車が汚れているのを見れば、がっかりする人もいます。
スプレータイプの接着剤をまく
スプレータイプの接着剤は簡単に車全体に接着剤を撒き散らすことができます。
この嫌がらせで何より嫌なのは接着剤を剥がすのが大変な点です。
そうなれば普通の掃除より一層、時間を掛けて掃除をすることになります。
また接着剤をドアの持ち手に付けられていた場合、接着剤が手についてしまい家に一旦帰って手を洗わなければなりません。
チェーンロックをかける
タイヤにチェーンロックを掛けることで相手の車を動けなくします。
タイヤにチェーンロックを掛けられるとまずそれを外さない限り運転することは出来ません。
なのでチェーンロックを外すことになりますが、チェーンロックの鍵は嫌がらせ相手が持っているのでチェーンロックを切断する必要があります。
人によってはそのような道具を持っていないため車なしで近くのホームセンターなどに買いに行く必要があります。
このような嫌がらせを受けた場合には？
嫌がらせは誰もが受けてしまう可能性があります。
もし今回紹介した方法の嫌がらせやそれ以外の嫌がらせを受けた場合、証拠を持ってないからいって泣き寝入りするのは早いです。
探偵などの調査組織に嫌がらせの証拠を掴んでもらうための調査を依頼し、探偵に証拠を手に入れてもらうことは大変有効的です。
そうすることで警察や弁護士に相談や対応をしてもらいやすくなります。
なので泣き寝入りする前にまず探偵事務所を訪れることをおすすめします。
証拠さえ掴めれば、嫌がらせをしてくる相手に対して警察などが対処してくれます。
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